今空港です。
今日の出来事は、おいおい話すとして。
8回目のパリ。
今までで1番つらいパリだったかもしれません。
まずは脚のケガの不安。
それに加えて筋力の衰え。
バレエが好きで、パリに来て、レッスンを毎日2本受けて、振付をして、がむしゃらにやってきた今まででの私。
でもここへきて、違う私も姿を見せるようになりました。
はじめてのスタジオシックを経験し、子供たちに、大人さんたちに会いたいって気持ちは今までももちろんあったけど、それ以上に、指導をしたいとか、みんなと接したいと強く思いました。
それって、今までは自分のレッスンに夢中だったのが、アンテナが違う方向にも向くようになったってこと?
プライベートも同じ。
パリに来て、観光なんてほとんどしたことなかったし、レッスンを休んでどこかに行くなんて、今までは考えつきもしなかった。
どれだけ体が疲れていようが、うまくいかなかろうが、意地悪されたって、いつもレッスンだった。
それが今回は、レッスン以外の楽しいこともチョイスできるようになった。
はじめは、やっぱり罪悪感があったけど。そのチョイスが正しかったかはわからないの。でも、後悔はしてない。
自分にとって、バレエが仕事で、好きなことであった反面、逃げられないものにもなってたんだな。
もちろん今もバレエが好きだし、レッスンしてるときも幸せを感じるけど、私の幸せはそれだけじゃないんだよね。
ゆっくりにしかできないけど、アンテナはいろんな方向に向けていこう。
自分の変化に戸惑ったけど、確固たる信念に気付いたのも収穫。
それは、何かやると決めたら、私は徹底して精一杯やる。
やりはじめたら、悩んでもくじけない。
毎日マリア様にお祈りするとき、
「やれることをやれるだけやります」って言ってるんだけど、それがちゃんと実行できてるなって。
やると決めた事以外も、やれることっていうのは、人に対しても同じで、私で力になれることがあるなら、その人のためにやれるだけやる。
知った人でも、知らない人でも。
そういうのを教えてくれたのは、うちの両親の躾と、パリの人たち。
見知らぬ人に声をかけてもらったり、優しくしてもらったりしてきて、感じられたこと。
今回は、嫌な思いもいっぱいしたけど、その人たちにも感謝してます。
だって、意地悪されたからそこから考えて自分のためになってるからね。
子供たちにも、みんなにも、私が伝えたいのは、
人生でムダな経験はないということ。
消し去りたい過去や嫌な思い出さえ、捉える自分次第で財産になる。
取り留めのない文章でごめんなさい!
最後に、ディアナのみなさん、長いお休みありがとう。
私のもとに集まってくれてありがとう。
両親、自由奔放な娘だけど、育ててくれてありがとう。
Moncher、遠い日本で支えてくれてありがとう。
パリの街、パリのみんな、いっぱい教えてくれてありがとう。
最後の答え
わたしはしあわせ。
さ、飛行機で元気を届けに帰るよ~!