どうせだから書き書きもしよう
つーわけで続き
【狐と鬼と人間と 3】
幸いなことに、痛みを感じるような、所謂雷のような類ではないらしく、光は瞬くだけで即座に消える。
しかし、だからこそだろうか。
何度も何度も、同じ行為を繰り返せばその分だけ輝く蒼い軌跡は子供にとっては面白いもの以外の何ものでもない。
悪戯気分で尻尾を翳し、きらきら閃く光に目を輝かせ、鼓膜を揺らす軽い破裂音にも既に楽しみを見いだしている。
……何だろう、この岩は。
とてつもなく面白い。
言葉としては理解できなくとも、その分感情が全てを理解している。
その内追いかけていた蝶の姿も何処かへ消え失せ、しかしそれさえも気にならず不可思議な岩と戯れること半刻。
不意に背後で鳴り響いた小石を踏み砕く音に漸く我に返ったのか、大きな菫色の瞳を振り向かせれば、ぽつりと一つ長く伸びた影が地面へと張り付いていた。
「……何やってんだ?お前」
一瞬、影にも声があったのかと正就は思うが、生憎それは勘違いだ。
徐に見上げたその先には、影を作り上げている細身の男が一人きり、怪訝そうに足元の獣を見下ろしていた。
その瞳は、酷く綺麗な緑色。
「……なに?ナリにごよう?」
知らない相手と話をするな、と常々育ての親に言われてはいても、所詮はまだ子供だ。
自分が問われているにも関わらず、思うままに質問で返せば矢張り訝しげな視線だけが向けられる。
長く伸びた漆黒の髪を後ろで括り、身につけた着物は裾へ向かうにつれて黒が紫へと染まっていくまるで夜明けに向かう空のような色。
正就にしてみれば実の父親と、育ててくれている烏と、それ以外の初めての相手である。
虫や動物、草花の類とは違い、言葉の通じる相手に興味がわかない筈などなく。
今度は岩から男の方へと近づく足取りは妙に軽い。
【狐と鬼と人間と 3】
幸いなことに、痛みを感じるような、所謂雷のような類ではないらしく、光は瞬くだけで即座に消える。
しかし、だからこそだろうか。
何度も何度も、同じ行為を繰り返せばその分だけ輝く蒼い軌跡は子供にとっては面白いもの以外の何ものでもない。
悪戯気分で尻尾を翳し、きらきら閃く光に目を輝かせ、鼓膜を揺らす軽い破裂音にも既に楽しみを見いだしている。
……何だろう、この岩は。
とてつもなく面白い。
言葉としては理解できなくとも、その分感情が全てを理解している。
その内追いかけていた蝶の姿も何処かへ消え失せ、しかしそれさえも気にならず不可思議な岩と戯れること半刻。
不意に背後で鳴り響いた小石を踏み砕く音に漸く我に返ったのか、大きな菫色の瞳を振り向かせれば、ぽつりと一つ長く伸びた影が地面へと張り付いていた。
「……何やってんだ?お前」
一瞬、影にも声があったのかと正就は思うが、生憎それは勘違いだ。
徐に見上げたその先には、影を作り上げている細身の男が一人きり、怪訝そうに足元の獣を見下ろしていた。
その瞳は、酷く綺麗な緑色。
「……なに?ナリにごよう?」
知らない相手と話をするな、と常々育ての親に言われてはいても、所詮はまだ子供だ。
自分が問われているにも関わらず、思うままに質問で返せば矢張り訝しげな視線だけが向けられる。
長く伸びた漆黒の髪を後ろで括り、身につけた着物は裾へ向かうにつれて黒が紫へと染まっていくまるで夜明けに向かう空のような色。
正就にしてみれば実の父親と、育ててくれている烏と、それ以外の初めての相手である。
虫や動物、草花の類とは違い、言葉の通じる相手に興味がわかない筈などなく。
今度は岩から男の方へと近づく足取りは妙に軽い。
描き描き……
意味もなくオリジナル。
元々中身を私と妹で決め、ビジュアルは妹、話は私という分担の元生まれた所謂うちの子を私が描くという逆輸入方式?なんですが、やっぱり生みの親が描かないと良さがでない……。
つーか、あの子のが上手いしね!!
私はあくまで文字書きです、はい。
先日、学園BASARAのコスをしてきた関係で、ちょっぴりBASARA熱が帰ってきてます。
うん、おかえり!
殺伐萌えな私的に、戦国は萌えの宝庫です。
愛するのか殺すのか、生きるために守るのか守って死ぬのか。
覆せない身分差も、敵対関係も全部美味しくいただけます。
うーん、考えただけでみなぎるわ(笑)
とか言ってると二次創作に走りたくなるから、本当に困る(笑)
元々中身を私と妹で決め、ビジュアルは妹、話は私という分担の元生まれた所謂うちの子を私が描くという逆輸入方式?なんですが、やっぱり生みの親が描かないと良さがでない……。
つーか、あの子のが上手いしね!!
私はあくまで文字書きです、はい。
先日、学園BASARAのコスをしてきた関係で、ちょっぴりBASARA熱が帰ってきてます。
うん、おかえり!
殺伐萌えな私的に、戦国は萌えの宝庫です。
愛するのか殺すのか、生きるために守るのか守って死ぬのか。
覆せない身分差も、敵対関係も全部美味しくいただけます。
うーん、考えただけでみなぎるわ(笑)
とか言ってると二次創作に走りたくなるから、本当に困る(笑)

