秋の高野山に登って来ました
家内と車で九度山町に着いたのは午前11時、「道の駅柿の郷くどやま」
に車を停めそこから自転車で高野山に向う計画でしたが、今日は町を
上げての真田幸村の花火大会やイベントがあり、メイン会場である道の
駅の駐車場は既に満車うぅぅぅ・・選りによってなんで今日なんだ
混雑する中、新たな駐車場を求めてうろついていると町の役場が臨時
駐車場になっていてやっと車を停める場所を確保できました。
さすがN局大河ドラマの威力はすごいわ
九度山町を後にして15分、クルマの多い「高野山道路」から離れ川沿いの
「裏街道」を登っていきます。
画像は「玉川峡」付近、渓流の岩がきれいです
このあたりはキャンプ場も多くあります。夏でも涼しそう
道は川沿いを離れ、本格的な登りが続きます・・・
「高野山→」という道標が現れだします。
家内はしんどくなって休憩中・・・先はまだまだなんだけど
途中ランチタイムをとり、さらに登り続けます
かなり登ったころ、山に張り付いて存在している小さな集落が現れます。
ここには、弘法大師が衣を干したという岩があり名所となっています。
画像の奥の屋根の左下の高さ1.5mほどの岩です。
なぜ衣を乾かしたのでしょうかね。集中豪雨にでも遭ったのでしょうか
天候との戦い、山岳修行も楽じゃねぇー
最後のトンネルをくぐり少し下るとやっと「奥の院」の入り口である「中の橋」
に到着しました。真夏でも涼しい高野山、今日は寒いくらいです
途中家内の好物である「ごま豆腐」を買って、ランエボ真理教?の横を通り
さらに高野山の街中を進みます。しかしいつ来ても観光客の多いこと、駐
車場の空きなんて全くないもんね
壇上伽藍です。奥に高野山を象徴する「根本大塔」が見えています。
時間が推しているので参拝は控えます。南無大師偏照金剛~
大門です。高野山の町はここで終わりです。
ここからは「高野山道路」を一気に下り、もと来た九度山へと戻ります
一時間以上も下り続け、無事夕暮れの九度山に到着しました。
もうすぐ花火大会が始まります。混雑しないうちに退散です・・・
秋深まる里山へサイクリング
夏の間装着していた舗装路用タイヤからダート用のブロックタイヤ
に履き替え近郊の里山へ
クルマで村のスポーツ施設の駐車場に着いたのは既に午後2時
自転車を降ろし、とっとと組み立てる・・
うわっ!私がミラのガラスに映りこんでる まあいいや
山へ向うアプローチ。里の秋じゃ~
沢山の柿がなっているがすべて細長い渋柿タイプ
でもこの村では、この渋柿を使った「干し柿」が有名なんだよね
そろそろ山道にかかる。
実はダートロードではないのだが、年月を経た簡易舗装はもう
ボロボロになってきている
沢沿いをこんな登りがしばらく続く・・
途中「東屋」があり少し休憩。
春は鳥の鳴き声、夏はセミと賑やかな場所なんだけど秋は
風が枝を揺らす音だけ
ここはお茶の産地。山の稜線にまで茶畑が広がる
今日は暖かい日なんだけど夕刻になるとやはり冷え込んで来る。
やはり秋は深まっているんだ・・・
ちょっと走り足りないが、1時間半ほどでクルマに戻った
風立ちぬ 旅にポッキー金沢編!
富山での所用の翌日、金沢兼六園に寄って来ました
あいにく北陸地方は前日からの雨模様でしたが、金沢の町に入るころ
には薄日も差し秋の行楽日和となりました
今日は家族(家内と娘2人)と義母との総勢5人です。
よって「旅にポッキー」なんて言っても行動が制限され撮影ポイント
探訪はままなりません
兼六園前の駐車場にクルマを停め園内へと足を進めます。
駐車場はほぼ満車、北陸新幹線の開通もあり大勢の観光客
でにぎわっています。 ここも外国人観光客が多かと~
当時のCM・・・橋の上でジャンプそしてトコトコ カワエエ
この兼六園のシンボルとも言える「ことじ灯篭」は一番の記念撮影
ポイントとなってます
みんなこの小さな橋の上に乗って写真を撮ってもらおうとするので
渋滞が起き、ウチの家族も2分ほど待ってやっと記念撮影が出来た
次第です・・・
「ことじ灯篭」の「ことじ」とは琴の弦を支えている「琴柱」のことで
その形が似ているためそのように呼ばれています
兼六園は小高い丘になっており金沢の町を見下ろすことが出来ます。
また庭園内の樹木は大変大きく、元々自生していたものを上手くレイア
ウトし庭園を形作っているものと思われます。
冬の「雪吊り」も有名ですね。
兼六園の一角に位置する「成巽閣」です。加賀藩13代藩主の母、
鷹司隆子の隠居の場として江戸時代の末期に建てられたらしく
現在は歴史的建造物として保存され一般公開もされています。
寝室とされる部屋の縁側を隔てたこの庭には小川が流れ、そのせせら
ぎの音を聞きながら眠るという何とも贅沢な設計となっています。
ポッキーを食べながら川原を散策
そんなにポッキーが好きなら1ダースくらい買ってあげたい
浅野川(WEBサイトより転載画像)
これは金沢の街中を流れる浅野川です。
今回は近くをクルマで通過しただけで立ち寄ることは出来ませんでした。
カップルの写真を撮ってあげるシーン。
スマホじゃないところがいいね 自撮り棒とか・・
この「武家屋敷」も今回立ち寄ることができませんでしたのでストリー
トビューでどうぞ。場所の特定だけはできました(笑)
時間が許すなら実際に「武家屋敷」や「ひがし茶屋町」を巡りたかった
のですが、今日は秋の連休、5人乗車で渋滞に巻き込まれるのも辛い
のでとっとと帰路に着きました
シルバーウィーク山岳修行
長野県、木曽駒ケ岳へトレッキングに行って来ましたよ
麓からバスとロープウェーを乗り継ぎ標高2600メートル
まで一気に登ります。
ロープウェーの山上駅を降りるといきなり目の前に千畳敷カール
が圧倒的スケールで広がります
カールを登って行くと岩峰が迫って来ます
紅葉も少し見られます。
これは千畳敷カールの下方向です。
小さな湿地帯の池が見えます。
カールを越える唯一の登山道を登って行きます。
ここは「八丁坂」と言う急登の難所です。
人が少なければ別に「難所」ではないのですが、このシーズン
は多くの登山者で渋滞が起きてしまいます
眼下にはロープウェイの駅と千畳敷ホテルが小さく見えて
いますね。
カールを越えて尾根伝いに数分歩くと「宝剣山荘」という
山小屋に着きます
ここまで一時間弱です、テラス?のベンチでちょっと休憩です。
ここのトイレは200円の有料です。山小屋のトイレはタンクが満
タンになるとヘリで降ろすので経費もかかるでしょう・・
致し方ない
中岳というピークを一つ越えると鞍部にキャンプ場があります
この画像はキャンプ場を過ぎ、既に駒ケ岳の登りに挿しかかって
います。今来た道を振り返ると、先ほど横を通過した「宝剣岳」の
尖った峰が見えています
キャンプ場には多くのテントが張られています
もちろんココで泊まるわけではありません。
森林限界はとうに超えていますのでやたら寒々としています。
晩の気温はおそらく2~3度でしょう。あー寒む
そうこうするうちに駒ケ岳山頂に着きました
頂上直下には「駒ケ岳頂上小屋」が見えます。
ひっそりしていますが営業しているのでしょうか?
午後ともなると木曽谷側から雲が沸いて来ます
帰りのロープウェーは大変な混雑でなんと2時間半待ち
です。駅近くの登山道でコーヒーを沸かして暇つぶしをしな
がら雲の中に消えて行く何本ものゴンドラを見送りました
天空のキャンプ場
このお盆休み、家内と立山の雷鳥沢キャンプ場へ行ってまいり
ました
午後の4時に自宅を出発し立山ケーブル麓の駅「立山駅」の
駐車場に着いたのは午後7時半、もうあたりは真っ暗です
駅前の無料駐車場に車を停め今晩はここで車中泊です。
朝の立山駅です。
午前5時半から30分ほど並んでケーブルカーとそれに続く高原
バスのチケットを買いました
指定された便の出発まで40分ほどあるので駅前で持って来たお
にぎりで朝食です 今日は良い天気になりそう
:ケーブルカーと高原バスを乗り継いで1時間半あまりで立山室堂平
に到着しました。
おおっ! 晴れ上がった空に立山連峰がきれいです
ここからは20kg近くあるキャンプ装備を背負って2キロほど先の
雷鳥沢キャンプ場まで歩きます。
眼下に雷鳥沢キャンプ場が見えて来ました
えっー、こんなに下るの?もったいない
テントの設営が終われば、真上に見えている稜線の別山乗越
(標高2730m、標高差は650m)まで登ります
家内と一緒なのでたぶん2時間強かかるでしょう・・・
別山乗越を目指し半分ほど登ったところで休憩です。
立山連峰が雄大です
高山植物のお花畑がいたるところにあります
もちろん保護されていますので入ってはいけません。
でも雷鳥は見ないなぁ・・・
午後1時、やっと別山乗越に到着しました。
これは山の反対側です。
剣岳が望める絶景ポイントですが、主峰は雲がかかっていました
これは剣沢カールです
この先に剣沢小屋があり、どんどん下って行くと黒部峡谷です。
別山乗越にある剣御前小屋です。
小屋の前で少し遅い昼食にします
持ってきたパンだけでは物足りなかったため(山登れば腹も減るさ)
山小屋でカップヌードルを買いましたがこれがひとつ500円だって
まっ、ここまで担ぎ上げて来るんだからしかたがないか
午後3時すぎキャンプ場に戻ってきました。
今夜はここで泊ります。
キャンプ場の管理人曰く、このところクマの目撃情報が多いので
気をつけろとのことです 要するに食べ物やゴミを外に置くな
ってことですね。
夜中に起きて空を見上げると満天の星空です。流れ星だって
見えましたよ そう天の川もはっきりと。
翌日は7時に起床(山ではめちゃくちゃ遅い時間)朝食を済ませ
テントを撤収し、標高差350mもある室堂バスターミナルまで
戻ります。
途中「みくりが池山荘」という山荘があり、ここの日帰り温泉に
入ることが出来ました。なにやら日本一標高の高い温泉らしい
です あー気持ちイイ、温泉好きにはたまらんわ
室堂からは高原バスとケーブルを乗り継ぎ、重たい荷物をクルマ
に積み込み帰路につきました。