関西で活躍されているピアノ系シンガーソングライター、いけだ一紗(かずさ)さん、軽井沢のレストランでのライブがありましたので、行ってきました。
この軽井沢のライブ、発表が彼女のブログとツイッターで9/1。で、当日が9/8-9。ちょっと慌てました。あ、私、関西在住。8/23 東京の鎖骨復活ライブ以降、多分、9月は歌を聴くの無理やろなぁ、とちょっと思っていたんで、嬉しい事は嬉しいんですが、何分にも急で、しかもカルイザワ?(@▽@)
関西人にとって、軽井沢って、なんか実感がわかないトコロです。
ま、とにかく、9/9は空いてましたので、1日だけ軽井沢に行ってきました。勿論、初軽井沢。旧軽井沢の「チャーチストリート軽井沢」という商業建物の2階レストラン街にある、「アップルズライブシアター」というライブレストランです。
9月8日(土)-9日(日)
「APPLE's Live Theater」
時間 12:30 13:30 14:30 15:30(各約10分) 19:00(約20分)
場所 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢601-1 2F
※追記:2012.12.1にて、同じ軽井沢ですが、移転されています。
新住所 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1277-15
お店に到着した時、赤メガネ、赤パーカー姿でお出迎えして頂きました。うう、嬉しい…。ちょっと話して私がレストランの座席につく頃、気がつけば、一紗さんはレストランのお客さんの3歳位のお子さんのお相手。男の子、良くみるとお店の売り物のガラスポットを握りしめていたのでそれを心配してのこと。彼女、子供と接してる場面、よく見かけます。
軽井沢では、せっかくなので、ちょっと変わったことをしよっかな♪、とご本人のブログ(2012/9/2付)に書いてありました。それは彼女には珍しく、カバー曲披露。おお。新参者の私は聴いたことねぇ。
午後のステージの衣装は、きれいな白地に赤•青のお花が鮮やかなふわふわワンピに薄編みの半そでカーディガン。靴は編み編みサンダル。いつも足元、可愛いのよねぇ、ま、ピアノのフットペダル踏む関係もあるんだろうけど。お目々はコンタクトバーション。髪には、このお店で買ったという大きな赤いお花の髪飾り、かわゆす。ハワイアンなお店なので、それに合わせて、といった雰囲気。
12:30の回
1.メッセージ
2.月に光を
石川から来た団体おばさま8人位とのお話にしばし盛り上がる。「残念ながら、私、日本海側は歌いに行ったことないんですよ~。」などと。
それで、あれ、2曲だけ?3曲歌える時間はある筈。そして、前の日、カバーやったはずなのに、この回は無し。昨日は歌っていたのは一紗さんだけだったけど、今日は万里花さんという地元のシンガーさんと30分交代。この万里花さんが、昨日、一紗さんがカバーしてた「少年時代(井上陽水)」を歌うので、譲った形になりました。
1:30の回
1.秋桜(1番だけ)
2.大好きな人に会いにゆくよ
3.月に光を
千葉から来たお客さん相手に、千葉、いい所ですよね、千葉に住みたい!(ディズニーランドがあるから)などと。
一曲目、山口百恵さんのカバー。うん、上手や…。けど、なんか一紗さんらしい伸びやかな声がイマイチ発揮出来てないなぁ、という感じです。歌のキーのせい?私、素人だから、わかりましぇん。
2:30の回
1.秋桜(1番だけ)
2.メッセージ
3.月に光を
女子大生らしき団体さんに、どこから来られたんですか、などと話しかけ、大阪、堺!(一紗さんも堺)と聞いて、しばし盛り上がる。また、別のテーブルには知り合いの方が来られていた様子で「わ、来てる、なるべくそっち見ないようにしてた。」とか言って、演奏が終わった後、ケガの話で盛り上がってた。あ、そう言えば、今回、ステージ上では、最近、事故して鎖骨を折って…、という話は一切してなかったなぁ。エラい、エラい。
3:30の回
1.秋桜(1番だけ)
2.大好きな人に会いに行くよ
3.帰りたくない
ゼミの団体さんみたいな方々が来てて、どこから来ましたかぁ、という問いかけに、いろいろ~♪、とか答えてました。賑やかなお客さん達です。
午後のステージでは、一紗さん、演奏前はお客さん呼び込み、「今から歌うんです♪」と言って無理矢理(?)お客さん引っ張り込んで来たり、演奏後は、レストランのお客さんに自分のビラ配って積極的に話しかけて営業活動。そして帰るお客様のお見送り、と大忙し。真面目や…。
んで午後のステージが終り、最終、夜のステージまですこし時間があるので、私、近所、旧軽井沢をぶらぶらしてました。蒔絵(漆細工)の小さいお店にひやかしで入って、お店の方と話し込んでいました。ひとしきり蒔絵のことを聞いて、漆塗りの抹茶茶碗の赤と黒の漆の絶妙な色合いに感動した後、世間話。「どこから来られたんですか?」「滋賀です。」「軽井沢に観光に?」「ええ、まぁ、というか、好きな歌手の方がそこのレストランで歌うんで、追っかけに…。」「え?滋賀からわざわざ?すごいですね。その歌手の方も喜ばれてるんじゃないですか?」「え?あ、いや、まぁ、私、好きなだけなんで(もごもご)。」「じゃぁ、今日はこちらにお泊まりですね?」「いや、明日、仕事なんで帰ります。日帰り。」と言うと、けっこう、お店の方、びっくりしておられました…。関西から車で日帰りで軽井沢にくる奴って、そんなにいないわなぁ。( ̄▽ ̄)
[松田蒔絵 軽井沢店]
夕ご飯も食べたいし、ちょっと早めにレストランに戻ると、3人(一紗さん、万里花さん、ギターサポートのマナミさん)の音合わせが奥から漏れ聞こえて来ます。これで既にちょっとネタバレしてました。その後はひたすら3人の賑やかな話し声。( ´ ▽ ` )ノ
夜の最終ステージは、白のロングワンピの上に、赤の半そでパーカー。最近買ったちょっと大きめ、赤メガネバージョン。髪飾りは替えて、ちょっとちっちゃめのお花。
19:00の最終回
客は私ら遠征組2人だけ。あとは従業員さんと、たまたま会場を下見にきてたアーティストさんらしき人、合計、6~7人。
1.光
2.エスカレーター
今まで昼のステージでは雰囲気的に出来なかった「エスカレーター」、やっちゃいました。「エスカレーター」史上、最小人数のチュッ(^з^)-☆、かも、と言ってました。この前の8/23東京のライブでやって、同じ出演者の方に、エスカレーターという公共の場でキスをしていいものかどうか、ということでかなりイジられた、という話も嬉しそうにしたはりました。
3.時間薬
4.帰りたくない
ラストの曲、「ありがとう」か、こっちかで、ギリギリまで迷ってたみたい。お店の方とかに、いろいろ、ありがとうを伝えたいし、でも、昨日「ありがとう」やったし、ええい、今の気持ちに正直に「帰りたくない」にしよう、ということで、直前にこの曲に決ったそうです。
19:30のおまけ回
もう一人の歌手の方、万里花さんと伴奏ギターのマナミさんのラストステージ。(あ、書いてないだけで、昼からも一紗さんと代わりばんこに少年時代や洋楽カバーなど歌っておられました。)
彼女が3曲歌ったあと、サプライズで万里花さんとカブってた「少年時代」、一紗さんも入って、セッション!おお。素晴らしい。さらに名曲「Top Of The World」 (この歌、好きやぁ、昔、歌詞覚えたぁ)、一紗さん、上のハモりパート!気づけば、一紗さん、ピアノ弾かずに立って歌ってるし。これはよかったですね。ええ声や!o(^▽^)o
カバー+洋楽+セッションハモり、で、これは、超激レアではないですか!少なくとも私が生きているうちにはもう見られないに違いない!(((o(*゚▽゚*)o)))
何故か隠し持っていた紫の小型ペンライト、思い切って振っちゃいました!万里花さんに「こんなの初めて。」とウケました。良かった…。o(^▽^)o
後から話を聞くと「少年時代」がカブっていたのも偶然だし、他、万里花さんが用意していた「Top Of The World」も、一紗さんが唯一ハモれる曲、といことで、いろいろ偶然が重なってこのセッションが成立したみたいです。しかも、ほぼぶっつけ本番。σ(^_^;)
こういう時っていつも思うんですが、音を操る人達ってすごい。楽器や歌、ちょこちょこっと音合わせするだけで、もう後は本番、出来ちゃうんですね~。さすが。
空き時間に、一紗さんと喋ってて「カバーって珍しいね。」と言うと「そうですね、滅多に歌いませんね。特にライブだと歌ったことないと思う。」「何で?」「だって、自分のライブで他の人の曲、なんで歌わなあかんのよぉ。」と言ってました。
そう言えば、シングル「流れ星」を頂いた時、最初の曲の「流れ星」、これ、珍しく本人の作詞/作曲ではないんだけど「これを歌うの、難しかったぁ。」とか言ってました。私、ファン歴、半年にも満たない新参者ですが、生歌 流れ星、聴いた事ないな~。気のせいかな~。
彼女、ごく単純にいえば、歌うことが大好き。自分が気持ちよく歌うのが好き。他の人の曲は音域が合わないとか自分の好きな感じの声が出せないとかいろいろあってなんか窮屈らしく、じゃあ、自分で曲、作っちゃえ(ま、それで作れる才能があるのは凄いですが)、それで、伴奏してくれる人をいつも呼べるようなことも今は出来ないので、しゃーない、自分で出来る楽器(ピアノ)を一緒に弾くしかないよね、というスタイルだと思います(多分に私の想像が入ってますスミマセン)。曲を作る時も、基本、メロディが先、と本人もよく言ってます。つまり、自分が思うように良く声がでて歌えるメロディを先に作って、それに歌詞を載っけていく作曲スタイルがメイン。って、良く言えばこうなるんだけど、悪く言えば、歌うことに関して究極にワガママ、とも言える。ま、でも、それが彼女の美しい歌声につながり、そしてそこが好きなんだけどね~!歌詞の方も、これからもっともっと人の心に寄り添ってゆける曲を創れるようになると素晴らしいと思います。(←何様目線?)
最後に、こーゆーことでもないと、多分、一生、軽井沢には行かなかったと思いますので、もろもろこういう機会を与えて下さった一紗さん他、動いて頂いていたであろうスタッフの方々に感謝。
また、あまりメニューも頼まず、それでいてダラダラ半日、ステージ前の席を独占していたのに、いやな顔ひとつせず、むしろ一紗さんファンということで、にこやかに対応して頂いたレストランの皆様にも感謝。
あ、万里花さん、来春、大学卒業、社会人、がんばってくださいね~♪
(本文以上)

いけだ一紗HP
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ほとんど自分の記録用のおまけ:行程(自動車移動)
9/8午前3時滋賀出発→新名神→(亀山JCT)→東名阪→(四日市JCT)→伊勢湾岸自動車道→(豊田JCT)→東海環状自動車道→(土岐JCT)→中央自動車道→(岡谷JCT)→長野自動車道→(更埴JCT)→上越自動車道→小諸IC下車→一般道(ちょっと混雑)で旧軽井沢、現地着、9/9 11:30頃。約450km、高速代割引で4000円ちょい。途中、ご飯&仮眠で1時間半程度はロス時間あり。
帰りも道順同じ。9/9 夜9:00頃、軽井沢発。自宅着、9/10 朝5:00前。往復走行距離約900km。途中、仮眠等で1時間半程度はロス時間あり。高速走行時、100km/hの安全運転、と言いながら、実際には110km/hぐらいまでは速度、出してました。
運転そのものは大好きでいいんですが、翌日、ほとんど寝ずに会社だったんで、それがツラたん…。σ(^_^;)
軽井沢のことなら:雪球地球商店
冬篇
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