2012年8月25日(土)~26日(日)
南アルプス/北岳~間ノ岳~農鳥岳を
縦走してきました。
その①
・・・(奈良田バス停~広河原~白根お池小屋~草すべり)
その②
・・・(草すべり~北岳肩の小屋~北岳山頂)
その③
・・・(北岳山頂~吊尾根分岐点~北岳山荘泊)
その④
・・・(北岳山荘~中白根山~間ノ岳)
その⑤
・・・(間ノ岳~農鳥小屋~西農鳥岳)
続きで~~す。
白峰三山縦走・最終回です。
「農鳥岳」へ向かう途中、「西農鳥岳」に登りました。
山頂標識はありません。三角点もありませんでした。
西農鳥岳(3050m)山頂から眺めた北岳と間ノ岳。
狭い岩場でしたが、私たちの貸し切り山頂。
リーダーさんからカットオレンジの差し入れ。
それを頬張りながら、間ノ岳方面の展望を楽しみました。
でも、白峰三山の最後「農鳥岳」はまだこの先です。
ゆっくりしていられません。
さあ~、先は長いです。Let Go~~~
これから登る農鳥岳方面。
中央のピークが農鳥岳です。また下って、登り返しです。
右側には南アルプスの塩見岳から荒川三山方面が連なっています。奥深い山域です。
平坦に見えた登山道ですが、こんな岩場も通過しました。左の岩山はオベリスクみたい。
よじ登ります。
通過する岩の間にたった1本。タカネビランジがまだ咲いていました。けな気~~
よく見ると、険しい岩場にタカネビランジがいっぱい。
誰にも邪魔されず、命を輝かせていました。
振り返りました。通過してきた登山道。下りました~~。
トウヤクリンドウが開いていました。なかなか開いたところを見られないんですよね。
山頂が見えてきました。10時10分。
農鳥岳(3026m)山頂
日本二百名山
三角点タッチ。
この碑・・・。
山頂は先に到着していた農大生で賑やかでした。
大学生とは広河原からずっと抜きつ抜かれつをして
きました。若者たちに元気を頂きましたよ~。
この先、大門沢小屋まで下山も一緒でした。
(農鳥岳で 山頂しぇ~~)
塩見岳さま
西農鳥岳
15分ほど休憩して出発しました。
下降点方向は左へ。
ハクサンイチゲ キンポウゲ科
色づき始めていたウラシマツツジの葉。もう秋の気配なんですね。
広河内岳が見えてきました。
大門沢下降点の「鐘」に到着。11時ちょうど。
濃霧で下山道がわからず遭難された登山者の御両親がたてた鐘です。
千葉県銚子市の方でした。鎮魂の意味を込めて鐘を鳴らしました。
大門沢へ下ります。
ザラザラと滑りそうな乾いた土。ロープありました。
振り返ったザレ場。骨折しないように慎重に。
ハイマツ帯を蛇行するように進みます。
ここで休憩。
まもなく農鳥山頂で一緒だった大学生の集団が追い付き、追い越していきました。
2650m地点。まだ標高が高いです。
針葉樹林帯。このような急坂で石ころゴロゴロの歩きにくい登山道が延々と続きます。
大学生の楽しい掛け声で、後方に着いている私たちも思わずがんばっている~と、返事をしそうなほど、元気をいただきました。
2200m。350m下ったようです。まだまだだ~~~。
急斜面をロープを頼りに下り、河原にでてきました。ふぅ~~
2000m地点。
沢をわたる丸太橋。ロープは片側だけ。
「この先 事故多し 注意」
うわ、ここ通れるの?
変化に富んだ登山道でした。足を滑らせたら捻挫しそうな登山道。
「大門沢小屋」に到着。13時25分。
休憩です。リーダーさんがココアをいれてくれました。美味しいo^-')b
トイレもお借りしました。有料100円。でも、ここも落ちそうなトイレでした。
水は無料で汲めました。この先下山用に2本用意しました。
大学生はここでテン泊するそうです。別れました。
13時55分。奈良田へ出発です。大門沢小屋をあとにしました。
とにかく何度も木橋を渡ります。
増水時は流されてしまうかもしれません。
赤テープに従って、対岸へ。
面白いと言えばおもしろいですが・・・この空間。
おっとと・・・
これ橋?手作り~~~
樹林に入りました。もうすぐ終了ですか?でもまだ吊橋が出てきません。
吊橋へ向かう登りです。
早川水系発電所取水口の建物横にある「吊橋」です。
幅が狭いうえ、踏み板が左に傾いていました。
発電所の横を通過。
これも意外に怖い。手ぶれしてしまいました~。
そして2つめ。吊り橋。「危険につき1人ずつわたること。」

作りはしっかりしていますが、長いです。揺れました。
登山道が崩落して、吊り橋の上の斜面を登りました。
ここも崩れそう~~~。ゆっくりね~~。は~~い。
そして、3つめの吊橋。これ「もりやまばし」。全く怖くありません。
ふう~~。吊り橋を無事に通過。
あっ、小屋が・・・ついに無事に下山できました。
広河内登山口に到着~~。汚いけれどトイレありました。
ここから林道あるきです。CT50分。長いな~~~~。
奈良田第一発電所バス停。広河原へ行くバスがあるようです。
おじさんが一人。
奈良田駐車場はさらに、舗装道路を25分歩きます。
この舗装道路歩きが、一番辛かったかな~~~~。
右側に第2駐車場が見えてきました。この橋を渡ればもうすぐです。
駐車場到着の写真ありませんでした。15時5分着。
疲れ果てて、うつさなかったようです。
登山靴を脱いで、やっと終了~~~。
車で5分ほど先の温泉へ移動します。
車を駐車場に停め、「奈良田の里温泉」へ坂をのぼっていきます。
最後の登り~~~。よっこらしょ~~
町営温泉施設です。お肌つるつるになるよい温泉でした。
汗と埃を洗い流してさっぱりしました。
2011年7月7日~8日 北岳登頂レポは こちら
同行していただいた皆さん、ありがとうございました。(=⌒▽⌒=)
お疲れさまでした。
長いレポートを読んでいただき、ありがとうございました。
完。
南アルプス/北岳~間ノ岳~農鳥岳を
縦走してきました。





続きで~~す。
白峰三山縦走・最終回です。
「農鳥岳」へ向かう途中、「西農鳥岳」に登りました。
山頂標識はありません。三角点もありませんでした。
西農鳥岳(3050m)山頂から眺めた北岳と間ノ岳。
狭い岩場でしたが、私たちの貸し切り山頂。
リーダーさんからカットオレンジの差し入れ。
それを頬張りながら、間ノ岳方面の展望を楽しみました。
でも、白峰三山の最後「農鳥岳」はまだこの先です。
ゆっくりしていられません。
さあ~、先は長いです。Let Go~~~

これから登る農鳥岳方面。
中央のピークが農鳥岳です。また下って、登り返しです。
右側には南アルプスの塩見岳から荒川三山方面が連なっています。奥深い山域です。
平坦に見えた登山道ですが、こんな岩場も通過しました。左の岩山はオベリスクみたい。
よじ登ります。
通過する岩の間にたった1本。タカネビランジがまだ咲いていました。けな気~~
よく見ると、険しい岩場にタカネビランジがいっぱい。
誰にも邪魔されず、命を輝かせていました。
振り返りました。通過してきた登山道。下りました~~。
トウヤクリンドウが開いていました。なかなか開いたところを見られないんですよね。

山頂が見えてきました。10時10分。
農鳥岳(3026m)山頂
日本二百名山

この碑・・・。

大学生とは広河原からずっと抜きつ抜かれつをして
きました。若者たちに元気を頂きましたよ~。
この先、大門沢小屋まで下山も一緒でした。
(農鳥岳で 山頂しぇ~~)
塩見岳さま
西農鳥岳
15分ほど休憩して出発しました。


下降点方向は左へ。
ハクサンイチゲ キンポウゲ科
色づき始めていたウラシマツツジの葉。もう秋の気配なんですね。
広河内岳が見えてきました。
大門沢下降点の「鐘」に到着。11時ちょうど。
濃霧で下山道がわからず遭難された登山者の御両親がたてた鐘です。
千葉県銚子市の方でした。鎮魂の意味を込めて鐘を鳴らしました。
大門沢へ下ります。
ザラザラと滑りそうな乾いた土。ロープありました。
振り返ったザレ場。骨折しないように慎重に。
ハイマツ帯を蛇行するように進みます。
ここで休憩。
まもなく農鳥山頂で一緒だった大学生の集団が追い付き、追い越していきました。


2650m地点。まだ標高が高いです。
針葉樹林帯。このような急坂で石ころゴロゴロの歩きにくい登山道が延々と続きます。
大学生の楽しい掛け声で、後方に着いている私たちも思わずがんばっている~と、返事をしそうなほど、元気をいただきました。
2200m。350m下ったようです。まだまだだ~~~。
急斜面をロープを頼りに下り、河原にでてきました。ふぅ~~

2000m地点。
沢をわたる丸太橋。ロープは片側だけ。
「この先 事故多し 注意」
うわ、ここ通れるの?
変化に富んだ登山道でした。足を滑らせたら捻挫しそうな登山道。
「大門沢小屋」に到着。13時25分。
休憩です。リーダーさんがココアをいれてくれました。美味しいo^-')b
トイレもお借りしました。有料100円。でも、ここも落ちそうなトイレでした。
水は無料で汲めました。この先下山用に2本用意しました。
大学生はここでテン泊するそうです。別れました。
13時55分。奈良田へ出発です。大門沢小屋をあとにしました。
とにかく何度も木橋を渡ります。
増水時は流されてしまうかもしれません。
赤テープに従って、対岸へ。
面白いと言えばおもしろいですが・・・この空間。
おっとと・・・
これ橋?手作り~~~
樹林に入りました。もうすぐ終了ですか?でもまだ吊橋が出てきません。
吊橋へ向かう登りです。
早川水系発電所取水口の建物横にある「吊橋」です。
幅が狭いうえ、踏み板が左に傾いていました。
発電所の横を通過。
これも意外に怖い。手ぶれしてしまいました~。
そして2つめ。吊り橋。「危険につき1人ずつわたること。」


作りはしっかりしていますが、長いです。揺れました。
登山道が崩落して、吊り橋の上の斜面を登りました。
ここも崩れそう~~~。ゆっくりね~~。は~~い。
そして、3つめの吊橋。これ「もりやまばし」。全く怖くありません。
ふう~~。吊り橋を無事に通過。
あっ、小屋が・・・ついに無事に下山できました。
広河内登山口に到着~~。汚いけれどトイレありました。
ここから林道あるきです。CT50分。長いな~~~~。
奈良田第一発電所バス停。広河原へ行くバスがあるようです。
おじさんが一人。
奈良田駐車場はさらに、舗装道路を25分歩きます。
この舗装道路歩きが、一番辛かったかな~~~~。
右側に第2駐車場が見えてきました。この橋を渡ればもうすぐです。
駐車場到着の写真ありませんでした。15時5分着。
疲れ果てて、うつさなかったようです。
登山靴を脱いで、やっと終了~~~。
車で5分ほど先の温泉へ移動します。
車を駐車場に停め、「奈良田の里温泉」へ坂をのぼっていきます。
最後の登り~~~。よっこらしょ~~
町営温泉施設です。お肌つるつるになるよい温泉でした。
汗と埃を洗い流してさっぱりしました。
2011年7月7日~8日 北岳登頂レポは こちら
同行していただいた皆さん、ありがとうございました。(=⌒▽⌒=)
お疲れさまでした。
長いレポートを読んでいただき、ありがとうございました。
完。