節分の日に鬼ヶ岳に登ろう!
鬼の1本角のあるこの山は、富士五湖の西湖の北にある。
ところが節分のこの日、集合場所の新宿も、一面「雪」
「ツアーは、中止かな?」
「たぶん、温泉に入って、戻ってくるかもね。」
と、こんな会話をして、家を出た。
クラブツーリズム「あるく」参加者19名(当日5名キャンセル)を乗せ、
バスは、雪の首都高をぬけ、中央道「富士吉田」インターをおりた。
途中、タイヤチェーン規制で、ノロノロな所があり、10時に根場(ねんば)着。
バスの中で、スパッツを着けたり、雨具を着たりした。
降り続く雪のなか、根場「魚民壮前」を出発。
案内人、若いサポート、添乗員の3名が、付いてくれた。
いよいよ、登山開始。
新雪で、トレースが消えている。
若いサポートさんが、ラッセルをしながら、徐徐に高度を上げていく。
登山口は10センチぐらいだったが、だんだん、深くなる。
高度が高くなると、新雪の下の雪が、つるつる滑る。
結局、予想以上に時間がかかり、「雪頭ヶ岳」で13時40分になっていた。
案内人の判断で、「鬼ヶ岳」にのぼるのは、無理なので、ここで、やめることに。
本来の予定では、「鍵掛峠」を通り、西湖いやしの里に下山だった。が、
トレースも付いている往路を、戻ることになった。
添乗員さんが、では、ここで、節分の豆まきを、と、皆に豆を渡してくれた。
鬼たいじではなく、「厄おとし」で豆を、雪頭ヶ岳で、頂いた。
下山は、16時。その後、西湖いやしの里で入浴だったが、
温泉が、雪で、閉館。
そこで、富士眺望の湯「ゆらり」に変更。
富士山は、眺められなかったが、雪見の露天風呂で、大満足。
節分の日に、登る「鬼ヶ岳」、願いは叶わなかったが、
忘れられない、山行となりました!