5月27日(日)晴れ

  地域のスポーツセンター主催のハイキング教室で、

 「篭ノ登山」登山に参加した。


  チャーターバスは上信越自動車道の小諸インターを降り、

車坂峠を越え、高峰温泉へ向かった。


  高峰温泉の前から、登山口があり、10時30分、出発。

カラマツ林の中を登っていく。うぐいす展望台を過ぎると、

ゴロゴロとした道となり、息を切らしながら石の道を進み、

「水ノ搭山」頂上についた。休憩をいれて、息を整える。高峰山が良く見える。

山頂には、高峰神社が祭られているそうだ。


 水ノ搭山から、アップダウンをくり返し、尾根を進む。左側が切れ落ちていて

慎重に足をはこんだ。そして、最後の斜面を登りつめると、前面、岩石に覆われた

三角点のある、「東篭ノ登山」山頂に着いた。

 風が強い。展望はとても良い。が、八ヶ岳連峰がかすんでいる。

浅間山は、煙もうっすら見え、姿がきれいだ。

北アルプスや南アルプスは、霞んで、みえない。残念。


 風が強いので、昼食は西篭ノ登山へ向かう鞍部で食べた。


 西篭ノ登山へは、背の低い針葉樹林や石楠花が生い茂る急坂を

鞍部まで下り、しばらく短い平坦な道が続くが、ペンキ矢印が書かれている

岩ゴロ地が現れ、ほどなくして、「西篭ノ登山」山頂に着いた。

 ここも展望がすばらしい。が、中国からの黄砂の影響か、かすんでいる。

記念撮影だけで、風が強いので、すぐ、下山。東篭ノ登山へ戻った。


 東篭ノ登山頂上をあとに、池ノ平方面へ、急な岩の斜面を下る。

潅木帯になり、緩やかなカラマツ林から、うさぎ平駐車場。

ここで、トイレを済ませ、13時40分、池の平湿原へ。


 「池ノ平湿原」は木道を歩く。

家族連れや外人さんのグループとすれ違った。

この季節、花はまったく無いが、尾瀬を想わせる湿原は、すばらしい。

花の季節にもう一度、訪れたいと思った。


 木道から「三方ヶ峰」へ。

コマクサ園があるが、まだ季節はずれで、コマクサの花は無い。

フエンスだけ続き、異様だ。


 コマクサ岳を通り、「地蔵峠」をめざした。桜が可愛く咲いている。

尾根つたいに下って、30分ほどで、車道にでた。

車道を歩いても良いが、登山道を下り、湯の丸スキー場のリフトの下を

通りすぎて、「地蔵峠駐車場」に15時20分着いた。


 篭ノ登山という名前の由来は

   かつて、山が信仰の対象であった頃

     天に最も近い所という

       「加護の塔」神の力を授かる高い場所

         という説が有力だそうです