2018年4月に南イタリアを旅したときの備忘録。
2018年4月10日(火)
いよいよ南イタリアの旅も最終日。
夕方の便で帰国なので、この日は14時までフリータイム。
ナポリ郊外のホテルのため、街に繰り出すにはタクシーに乗る必要がありました。
年配の方々は、自分たちでナポリの街まで出るのが億劫なので、ホテルで待機するとのこと。
「ナポリのホテルとか言っておきながら、郊外のホテルなんておかしい。ツアーのアンケートに苦情を書く」と怒っている方もいました。
私的には格安ツアーだから、郊外のホテルで当たり前だと思いましたけどね。ナポリのど真ん中に泊まりたければ、もっとを出さないと。
私と長女は朝食後、ホテル近くにあったスーパーで買い物をして、その後タクシーでナポリの町へ行くことに。
マテーラに行くためにこのツアーに参加した若いご夫婦と、行動を共にすることにしました。
後で知ったのですが、60代のご夫婦二組は、スーパーへ行かずに、朝一からタクシーをチャーターして、ナポリの町が一望できるサン・マルティーノの丘のほうへ行かれたようです。
ちゃんとガイドブックでリサーチしていたそのご夫婦たちは、その後ナポリで一番人気のナポリピザのお店に行かれたそう。
かなり並ぶようなのですが、開店前に並んだので、それほど待たずに、1枚5ユーロくらいで食べれる美味しいピザをテイクアウトして、一人1枚ペロリと平らげたとか
ランティカ・ピッツェリア・ダ・ミケーレ(L’Antica Pizzeria da Michele)というお店。東京の恵比寿にもお店があるようです。
私と長女はというと、ただナポリの町をぶらついていただけだったので、私も(マルゲリータを食べに)そちらについていけばよかったと思いました。
旅行前(中)にちゃんとリサーチせねばと思うのですが、面倒臭がりなので、いざ現地に行くと行き当たりばったりで行動しまい、いつも後悔する羽目になります。
長女は、初めてのヨーロッパ、初めてのイタリアなので、ナポリピザよりももう一度ゆっくりナポリの街中をぶらつきたかったらしく、それで満足しておりました。
さて、本編へ戻ります。
タクシーを予約するなら言ってくださいと添乗員さんに言われていましたが、自分で英語で予約できるので大丈夫ですと断り、ホテルのフロントでタクシーを予約。
スーパーで買い物を済ませた後、若夫婦と一緒にナポリの町へ向かいました。
帰りのタクシーを現地で捕まえるとぼったくられるそうなので、時間と場所を決めて同じタクシーに迎えに来てもらうよう依頼。これが後でひと騒動となるのですが。。
(↓ここでタクシーと待ち合わせ予定でした)
若いご夫婦は、スパッカナポリという、ナポリの歴史地区を分けるように伸びるショッピングストリートのほうへ向かったようです。
巨大ジェラート↑
ビビりの私は、まだナポリの町が怖かったので、最初にツアーで訪れたガッレリア・ ウンベルトⅠ世周辺をうろつくことに。
プレビシート広場 ↓
ヨーロッパの街並みの写真を撮りたいという長女のために、町をぶらぶら歩きながら写真を撮ります
オシャレなカフェ
美味しそうなデザートが並んでいます。
実は長女のリクエストがですね、ミネストローネがどうしても食べたいというもの。
ツアーの食事でパスタとピザは食べたけど、スープが全くなかったので、スープ好きの長女としては、どうしてもミネストローネが食べたかったらしい。
日本では赤いスープのイメージですが、本場のミネストローネは野菜スープです。トマトは入れるけど、トマト味というより、野菜や豆の味を楽しむスープ。イタリアの家庭料理なので、お店ではあまりメニューにないのかもしれません。
ガッレリア・ ウンベルトⅠ世↓
ミネストローネを求めてとにかくぶらぶら。外にメニューが出ているお店をかたっぱしから見て回りますが、ミネストローネの文字はなかなか発見できず。
可愛い路地をみつけてパチリ
さんざん歩き回って諦めかけたところで、デリカフェ(デリカテッセン)のお店のメニューのTOPに、ついにミネストローネの文字を発見!!
iPhone写真位置情報が正しければ↓この辺り。
ズッキーニがベースのスープで、パスタと豆、パルメザンチーズがたっぷりかかっていて、すごくおいしいスープでした。長女もこれで大満足。
次が南イタリア旅行記の最終回です。