2018年4月に南イタリアを旅したときの備忘録。
2018年4月6日(金)
カステルメッツァーノを後にして、世界遺産都市のマテーラに向かいます。
観光バスが駐車できるマテーラの駐車場は、年々中心地から遠くなっているそうです。これも観光地を守るためなんでしょうね。
駐車場からまずはこの日のランチ会場へ。
路地に入り込むと、レストランの看板がありました↓
Il Terrazzinoというレストラン。
路地を進んでいきます。
ここがレストランの入り口かな↓
階段を下りていくと、、、
素晴らしい景色が見えてきました。
マテーラの街並みを見渡すことができます。
こちらがレストランの入り口↓
マテーラは、石灰岩の岩山を削って造られたサッシと呼ばれる洞窟住居が有名で、旧石器時代から人々が住み続けています。
イスラムの迫害を逃れたキリスト教徒の修道士たちが、8世紀から13世紀にかけて住居や教会を造り住み始めました。
地中海交易で15世紀にマテーラは繁栄しますが徐々に衰退。
人口増加で、貧しい人々は洞穴住居で家畜と共に住み、 劣悪な生活環境となったのでした。
そのため、1952年に衛生上の問題から住民が一斉撤去し、サッシ地区は廃墟のようになってしまいました。
しかし近年、この洞窟住居が注目され、洞窟教会などの価値が評価されて1993年に世界遺産登録となったのでした
洞窟住居に作られたレストランでは、美味しい食事とワインをいただけます
ランチビールとトマトクリームのタリアテッレ↑ パスタは、このトマトクリームが一番おいしかったなぁ。
長女が頼んだコーラは炭酸が抜けているような味がしました。
たまたま炭酸が抜けていたのかと思ったら、他のレストランでも炭酸の弱いコーラが出てくるので、南イタリアではそれが標準なのか??
雰囲気ありますよね。
つづく。