2018年4月に南イタリアを旅したときの備忘録。
2018年4月5日(木)
青の洞窟へは、カプリ島の港マリーナ・グランデからモーターボートで向かいます。
モーターボートに、青の洞窟内に入るための小舟を何隻か係留して引っ張っていきます。それぞれの小舟には船頭さんが乗っています。
そして、洞窟前で小舟に乗り換え、洞窟内に入るという段取り。
青の洞窟の入り口は非常に狭く、少しでも水位が高くなると、わずかな入口はふさがれてしまいます。
そのため、天気が良くても、水位の高い時期や波が高い時期は、洞窟内に入ることができません。
特徴的な青い光は、穴から洞窟内に入る日光が白い海底に反射することで、青く発光しているように見えています。
なので、晴れていないと青い光を見ることができません。
ベストシーズンは6~7月で、高確率を狙うなら5月~8月。
ただし、ベストシーズンは船が込み合い、洞窟前の海上での待ち時間が、夏場は2時間近く、なんてこともあるとか。
待っている間、ボートが揺れるので、酔い止めは必須です。その前のカプリ島までの高速船でも揺れることがあるので、酔い止めを飲んでいた方が無難です。
さて、私たちはどうだったかというと、、、
青の洞窟、3月はほとんど全滅で、私たちが訪れる2日前までは、ずっとクローズしていたそう。
その日も、洞窟前に行くまで、入れるかどうかわからなかったそうですが、とりあえず青の洞窟に向け出発

お天気がいいので、普通に入れると思っていましたが、結構微妙なコンディションだったらしい。
洞窟前に到着。
待機している小舟やツアーグループの船がいます。
にわかに騒がしくなって、船頭さんたちが集まり、どうやらどちらのグループが先に入るか、じゃんけん?くじか何か?で決めているよう。
そう、洞窟内に入れます!

私たちのグループは後から入ることになりました。
が、ほぼ待たずに小舟に乗り換えます。
実は同じツアーに77歳のおばあちゃんが参加されていたのですが、青の洞窟に行くのは4回目? 過去3回はいずれも100%入れたそうで、そんな強運のおばあちゃんが参加していたおかげか、無事に入れることになりました

洞窟入り口の高さはわずか1メートルほど。
ボートに座ったままだと頭をぶつけてしまうので、天井を見るようにのけぞった状態で入ります。
いつでものけぞれるよう準備OK

右下に鎖が見えてますね↑
船頭さんが、洞窟の上にわたされた鎖を引っ張りながら、洞窟内に入ります。
よいしょっと

洞窟に入るとそこは別世界。
洞窟内は意外と広くて、青い光で満たされています。
船頭さんたちがオー・ソレ・ミオを歌うと洞窟内に響き渡る





その他、帰れソレントへやサンタルチアなども歌っていたかな。
洞窟内を一周してくれます。もう1周してほしい場合は一人当たり2ユーロのチップを船頭さんに渡します。
長女が動画を撮っていたはずなのですが、シェアしてもらった画像になかったので写真だけ。
ローマ皇帝はここを個人的なプールとして使用していたんですね~
羨ましい


船頭さんが「もう一周どう?」と聞いて来るので、追加でチップを渡せば何度でも回ってくれますが、私たちは1周追加しただけだったかな。
洞窟を出るときも、船頭さんが頑張ってくれます。
入り口は一つですからね、入ってくる船と出る船、交代ですよね。
よいしょっ

満面の笑み

お疲れ様でしたー 入れて本当にラッキーでした



青の洞窟の入場券↓
次はカプリ島のお土産物です。