旅行記がしばらくとぎれていました、ごめんなさい~
9月は下記の通り予定が目白押しで、公私ともバタバタしております。特に今度の3連休は前後ともにスケジュールが詰まってます。
ダンスコンクール(なあぽん):こちらは終了
結婚記念日
結婚式(ダンナの親戚)
義母と横浜観光
誕生日(かなかな)
ピアノ発表会(なあぽん)
運動会(なあぽん)
ふう~
ちょっと一息ついて、旅行記の続きにまいりたいと思います。
オルヴェリ到着の翌日朝(2日目朝)、日本人を集めてのオリエンテーションの際に、ダイビングセンターの説明もありました。私たちがチェックダイブとダイビングをしたい旨を伝えると、その日の午後3時にダイビングセンターへ来るように言われました。
ダンナはなにやら消極的で、
「今日のチェックダイブ、明日にできないかな?」
なんて言います。
飛行機に乗る24時間前はもぐれないので、できれば早めにチェックダイブをやりたい私は、
「とりあえず今日もぐっておいて、明日もぐるかどうかは体調によって決めたら?」
と提案しました。というわけで、2日目の午後にチェックダイブをやることになりました。
オリエンテーションで説明してくださったダイビングセンター日本人スタッフの方は、娘たちを連れてくれば、手の空いたスタッフで見てくれるとおっしゃってくれました。
予定通り午後3時にダイビングセンターへ行くと、日本人女性インストラクターが迎えてくれました。私たちがお会いしたオルヴェリの日本人スタッフは女性ばかりでしたね~
いろいろ説明を聞いていると、4日目のイルフシ移動が恐らく朝早い便なので、3日目にもぐるのは厳しいとのこと。午後便であれば問題ありませんが、午前何時の便かわからないので、下手にもぐると24時間を切ってしまいます。
オルヴェリではチェックダイブしかできないのか~
う~ん、、
インストラクターの女性は(お名前を忘れました)、関西弁の、相手の話をあまり受け止めずにバッサリ切ってしまうような話し方をする方で、本人にはまったく悪気はないと思うのですが、私にとっては苦手なタイプでした。
しかも、「娘さんたちはどうしますか? 誰が見てくれます?」と切り捨てるように言われ、先ほどの、『スタッフが見るから連れてきていい』という話とはまったく違うし
私たちがチェックダイブの間、なあぽんは海で泳ぎたかったのですが、かなかながベビーカーで眠ってしまったので、誰かに見てもらわないといけません。ダイビングセンターの人に頼めそうな雰囲気もなく、半分強制するようになあぽんにかなかなをお願いしたのでした。かなかなが起きていれば、スタッフの人に見てもらってなあぽんは海で泳げたのでしょうが・・・ こんなことならベビーシッターをお願いすればよかった
チェックダイブの内容は予め日本で復習していたものの、ものすごく早口で器材の説明などをされて夫婦ともにポカーン
とにかくインストラクターさんの口調には厳しさしか感じられず。。
2本目のダイビングができない、
なあぽんに子守を押し付けることになった、
インストラクターのお姉さんは怖い、などなど落ち込み&不安要素が重なり、さらに、持参したウェットスーツのジャケットが思ったよりきつくて、(一応日本で試着してみたのですが、10年以上前の代物なので・・・)チャックを締め上げたとたん、胸が苦しくなってしまい、、、
そんなこんなで、チェックダイブ開始。
ダイビングセンターの桟橋から降りてまずはフィンをはきます。フルフットではないブーツ用のフィンなので履きづらく、もともと海面での作業が苦手な私、足がつく程度の深さでしたけど、そこでオタオタ。かなり息が上がってしまいました。
いざ、レギュレーターをくわえて泳いで行くというとき、呼吸ができないことに気づきました。
レギュレーターで呼吸できない=水中で息ができない!!
激しい恐怖感が襲ってきて、ダンナに「もうダメ!!」と訴え・・・
すると意外なことに、ダンナが
「もうやめよう、俺も調子悪いから、今日はやめよう!」
というではありませんか! 実は、クアラルンプールからの飛行機があまりに寒くて風邪気味になってしまったダンナさま、調子が悪かったらしいんです。このときまでダンナの調子が悪いことに私はまったく気づいていなかったんですけど。(ダンナよ、ごめん。) 私も唇が真っ青だったらしく。。。。
一瞬、チェックダイブの費用のこととか、これからのダイビングのことが頭をよぎり、
「ここでやめたら絶対後悔するから、あきらめたくない」
と言いました。これまでも様々な苦難?を乗り越えてきたんだし。
「どうしました?」とインストラクターさんが戻ってきたときには、私も落ち着いて呼吸ができるようになっていました。不安を全部ダンナにぶちまけて、それに応えてもらったことで安心したのでしょうか。。
どうやら、過呼吸になっていたようです。バリで初めて体験ダイビングをしたときにも似たような症状になったことがありました。レギュレーターによる口だけの呼吸になれず、水中でパニクってしまったのです。チェックダイブのときもそのような感じ。
まったくの初心者に戻ってしまっていたんですね~ やっぱり8年ぶりというのは私にとってかなりのブランクだったようです。
それから呼吸はスムーズになりました。
チェックダイブは次の3通り。
マスククリア
レギュレーターリカバリー
オクトパス交換
どれも問題なくできましたが、私は毎回ながら重りが軽すぎて、ひざ立ちで砂の上に安定していることができず、波に揺られては浮かんだりふらふらしたり、そのたびにインストラクターさんに捕まえられたり、ダンナにしがみついたりしていました。
3項目のチェックが終わり、いざハウスリーフへ潜行します。チェックダイブといいながら、しっかりもぐるんですね~ 3項目がチェックできたらそれで終わりだと思っていました。
重りが軽すぎる私は潜行できず
右手に重りを握らされると途端に体が沈み始め、しばしパニック。耳抜きできない人なので、急な潜行はパニック&命取りなのです。ダンナも、私が急に沈むので心配したようです。
最初右耳が痛くて全然抜けませんでした。
でもまだ深度3メートルだよ?? 確かチェックダイブで12メートルもぐるって言ってたよね。。
この時点でまた静かにパニックがやってきました。これ以上もぐりたくないと真剣に思いましたよ。それでも徐々に徐々に潜行していくので、しばらくすると5メートル潜行。この辺りまで潜れば後は何とかなります。
深度10メートル付近でダンナは耳が痛くなったらしく、それ以上の潜行はありませんでした。
ハウスリーフは魚でいっぱいでしたが、中性浮力をうまく保てずアタフタしていたので、ゆっくりのんびり観察することができず。チェックダイブなので、水中撮影用デジカメは持参してませんでしたが、結局、撮影どころではなかったですね~
ハウスリーフから上がって桟橋に戻るのも一苦労。足はつりまくるし、フィンが重くて全然前に進まず・・・ もう一度モルディブでダイビングなんてできるんだろうか?と思いました。
3月から通っていたプールも、かなかなが嫌がったため5月でやめてしまったのですが、やっぱりスイミングに通って脚力をつけておくべきでしたね。
3時半ごろなあぽんにかなかなを預けて、結局戻ったのは5時過ぎごろ。1時間という約束でしたが、なんと2時間近くなあぽんを子守に拘束することに。
なあぽん、本当にゴメン!
かなかなはすでに目を覚ましていました。
心優しいなあぽんは、
「お魚の写真(の本)がたくさんあったので、それ見てたから大丈夫」
と言ってくれました。なあぽん、本当にありがとう。
せめてものお詫びにと、ダンナがなあぽんを連れて、ダイビングセンター下の海でスノーケリング。
私はというと、、、あまりにも悲惨なチェックダイブに茫然自失といったところでしょうか 何もする気になれず呆然としておりました
こんな風でしたから、翌日3日目のダイビングなんてとんでもなかったです。どのみち、3日目の午前中は大雨だったので、ダイビングできませんでしたけど。結果オーライということで。。
最後に、インストラクターの方のために弁明しますが、私の第一印象が悪かっただけで、すごくいい方でした。「イルフシはすごくキレイと聞いてますので、楽しんできてくださいね~」とおっしゃってくださいました。
次回、いよいよオルヴェリからイルフシへ移動です