前回の続き

信州旅行1日目の昼食
長野県中野市の『郷土(ごうど)食堂』の富倉そば
普通のそばとの違いは、つなぎにオヤマボクチとあう山ゴボウを使用していることにある。
など、詳しいことは通の方々が沢山情報発信しておられるので調べてみてください。

それよりも何よりも、興味を持って『行こう!』
と思った方には、以下の情報の方が有意義ではないか。
ずばり『並ぶ』
駐車場に入りきれずに、ハザードを点滅させた車が路上にずらりと並ぶ。
ちなみに駐車場は13台、席数は38席。

開店11時に対して、我々が到着したのは10時半。
その時点では、車が1台停まるのみであった。
そして10分前くらいにチラホラ。
今日は少ないのかな~と思っていたら、ここからが凄かった。
どんどん車が入ってきて、開店と同時に満席。
すぐに道路に車の列ができた。
8月13日の盆休みであったことも要因かもしれないが、一気の来店にも手慣れた感じの店員さんの対応から考えて、休日は恐らくいつもこんな感じなのだろう。
信州の有名蕎麦店では、このような行列は当たり前の光景で、通の方々には云わずもがなだろうが、信州旅行に初めて行った時
『店は沢山あるからどこかで食べられるだろう』
と油断して大失敗した苦い思い出がある。

このお店で、そば以外にも人気なのが
『笹ずし』

一見何の変哲もない古い屋敷…

ではなく、一見何の変哲もない押し寿司なのだが
味付けが絶妙なのだ。
ちなみに私は巻き寿司やちらし寿司は好きではない。甘い味付けが嫌なのだ。
ところが、これは全く問題なかった。くどい甘さがないところがよい。酢飯の酢加減も絶妙。
素朴な味わいが、とても良かった。

最後に、ここは好き嫌いが分かれるところだと思うのだが、蕎麦には『わさび』ではなく『かんずり』というものを使用する。
これが新潟県妙高の名産で、ネットで調べるとマツコ・デラックスも絶賛していたらしい情報あり。
結構な手間をかけて作られる唐辛子の調味料なのだが、かなり独特の風味。
使用する量に気を付けないと、そばや出汁の風味がわからなくなってしまう。
私はやはりわさびがいいかな?

前後するが、斑尾山から郷土食堂に行くまでに立ち寄ったのが

苗名滝(なえなたき)


『郷土食堂』の後に
澗満滝(かんまんたき)

雷滝(かみなりだき)

滝の裏を通ることができる

写真では伝わらないが『雷』の名に恥じない爆音轟く

もう一ヶ所、巨木を見に行きたかったのだが
断念