
MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 Media Information●2009年8月31日発行
SUPERBIKE RACE in SUGO
宮城県・スポーツランドSUGO
8
亀谷 長純
8月29日(土)予選:P.P.(タイム:1分27秒827)
8月30日(日)決勝:4位
CHOJUN KAMEYA
決勝日 天候:曇り 路面:ドライHonda DREAM RT桜井ホンダ
Honda CBR1000RR
観客動員数(土・日合計):12,800人
冷静な判断でランキングトップに返り咲く
3位表彰台を獲得した鈴鹿8耐から約一カ月。全日本ロードレース選手権は後半戦のスタートをスポーツラ
ンドSUGOで迎えた。コースレイアウトはホームストレートの急勾配を始めアップダウンがあり、インフィールド
はテクニカル。亀谷は好きなコースだけに表彰台の中央を狙っていた。
事前テストから着実にマシンを仕上げ、レースウイークを迎える。今回もノックアウト方式で行われた公式予
選。雨がパラついていたこともあり、ウエット宣言が出されていたが、実質はドライコンディション。亀谷は第1
セッション、第2セッションでレースを見越したセットアップを行い、第3セッションでタイムアタックに入る。する
と自身でも驚いたという1分27秒827をマーク。コースレコードでポールポジションを獲得した。
決勝日は気温が下がり秋の気配が漂う。雨も心配されたが、ドライコンディションでレースはスタート。慎重
なスタートを切った亀谷は1コーナーで4番手までポジションを落とすが、3周目に大崎選手をかわして3番手
に浮上。レース序盤は5台によるトップグループとなったが、レース中盤を過ぎると4台に絞られる。このころ
から雨が降り始め、徐々にリスクが大きくなっていく。ペース
がつかみずらい難しいコンディションの中、トップグループに
つけていたが15周目に1コーナーで柳川選手にかわされ4
番手に後退してしまう。その後、赤旗が提示され17周終了
時の順位でレースが成立。亀谷は表彰台を逃す4位という
結果となったが、着実に走りきったことで、暫定ランキングト
ップに返り咲いた。
亀谷長純 コメント
ドライコンディションだったら、レース終盤に前に出て行こうと
思いましたが、雨が降ってきたこともあり何度も転倒しそうに
なりましたし、今回は悔しいですがリスクを避けてポイントを
獲る走りに切り替えました。タイヤも着実によくなってきてい
ますし、次回は気持ちよく最後までレースがしたいですね。
次回、全日本ロードレース選手権第5戦は9月26日(土)・27日(日)に
岡山県・岡山国際サーキットで開催されます。