インソールの話② | スノーワークショップ・店長のひとりごと♪

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今週も3連休でしたね。
先週に引き続き遠方からご来店ありがとうございました。

最近ではスノーボーダーの来店は当然ですが、
膝痛や腰痛・外反母趾の方へのご来店も多くなりインソール製作と靴で
快適な歩行が出来るように日々奮闘しています。

前回のつづきですが 今期は扁平足の方へのインソールのアプローチの話です。
今まで多くの方の足を見て来ましたが 
土踏まずが全くないタイプはまれで、ほとんどが開帳足といって
足の前足部が平らになってしまって偏平足に見えるタイプが多いです。

外反


写真のフットプリントは偏平足の良い例で
赤い色で書き込んだ部分にパーツを取りつけるわけです。

偏平足の骨格は 全体的に内くるぶし側につぶれて足のサスペンションが
無くって入るケースです。
そのため、足の機能でもある血液のポンプが機能していない状態ですので
血行が悪くむくみ易いとか疲れが取りずらいなどの症状があります。

また、腰周辺の傷害が起こり易いと言われています。

偏平足の方へインソールを製作するは土踏まずの部分から踵にかけて
支持性の高い固めのパーツを配置します②の部分です。

また、前足部が平らになっているケースがほとんどですので
①の部分を持ち上げるかパーツを取りつけます。
その事で親指と小指に力が入りやすくなり、また、重心が前よりだったのが
中心に戻り、体全体のサスペンションが機能しやすくなります。
その事で 腰痛対策になります。

③の部分へのパーツのアプローチは効果的です。
力が入り易くなりバランスがよくなります。

偏平足は 遺伝からくるケースがほとんどだなと考えています。
扁平足に良く見られる外反母趾では母親が外反母趾の際は 
子も外反母趾のケースが多いです。

お母さんの足をみて外反母趾だったら 自分も外反母趾になると思ってください。

スノーボードをする際の傷害としては 腰痛(坐骨神経痛/しびれ)が
代表されますがシンスプリットなど筋や膝に傷害がでるケースが多いです

もし、見覚えのある症状があったらインソールを入れる事で
解消できるとおもいますよ。