相沢盛夫さんから
テストして頂いているインソールのレポートを頂きました。
問題なくと言うか 調子よく使われているそうです。
テストして頂いたインソールは相沢さんからのリクエストを考慮し
当店オリジナルの型で製作したものです。
左右でちょっと補強材の長さや形を変えています。

たぶん、実際にお店にご来店頂きインソール製作をさせて頂けたら
もっと良い作品になると思います。
私が機材もって白馬に出張サービスすればいいのかも?
それと 相沢さんに メタル搭載ボードやプレーとについて
お聞きして見ました。
頂いたメールをご紹介させて頂きますね。
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高谷さま
返信が遅くなりすみません。以下思いつくことから書いてみます。
●最近のメタルボードについて
メタルボードは最近各メーカーから発売されていますが、
私の使うオガサカではもう15年以上も前に開発をはじめ、発売してきました。
当初は反ってしまったり、
うまく調子が出せなかったりとずいぶん苦労しましたが、
再び発売したZMシリーズからはすばらしいモノが出来上がっています。
メタルの特徴を挙げますと、ボードの反発が感じられない。
ターンに入ると曲がってこないような気がする。
ベターッとしているなどの感想をよく聞きますが、
それはメタルの特性であり、高速での振動吸収を目的に作られているので、
グラスボードのような反発を求めても期待にはこたえられないと思います。
メタルにはメタルのすばらしさがあり、
高速での安定感、強烈なエッジグリップ、ターンの伸び、エッジングミスをして
叩かれた時の振動をいち早く止める。といった特徴がありますので、
それらを知った上で乗るとよりメタルの良さが生かせると思います。
逆に言うと、グラスの感覚が欲しい方はメタルを求めない方が良いでしょう。
メタルの入れ方もメーカーによってさまざまで、
最近の主流は上下2枚でサンドしているものですが、Vカットしているものや
部分的に入れているものもあるようです。
結論的には、試乗会に出向いて、
自分に合ったボードを探すことが一番だと考えます。
●プレートについて
プレートについての見解は感じ方も違うでしょうから、
人によりさまざまだと思います。
私の考えるプレート使用の効果は3つあります。
1、ゲタ履きのイメージで、高さを稼ぐことで少しの動作で素早いエッジングが
可能なこと
2、プレートの重さによりどんどんスピードに乗ってくること。
またVISTプレートではターンごとに走りが伸びていく
(推進していく、走る)GSでは高い効果が期待できます。
3、プレートをつけたことにより、エッジング時の足元の安心感、しっかり感、
足元のエッジグリップ感が上がること
以上ですが、逆に考えられる不安要素を挙げますと、
△重くて取り回しがもたつく
△プレートを付けたらまったく感覚が変わってしまって乗れなくなったなどがあります。
プレートの効果は特にGSに期待できますが、
エキスパートレーサーならSLでも使用すると効果があります。
ただ、重さに慣れること、多少の乗り味の違いにも慣れる覚悟が必要だと思います。
背伸びをしてプレートをつけるのも結構ですが、自分の技量や脚力が伴わない場合は、
見栄を張らずなしでしっかり乗れるようにしたほうが良いかもしれません。
私の自作プレートは付けても付けなくても乗り味は変わりませんが、
そんなプレートを選ぶ必要があると思います。
よくマナ板なでで自作している方も見かけますが、
材質やその特徴を考慮して選んだ上で作ったほうがより違和感のないプレートが
できるはずです。
ちなみに僕のモリモリプレートはEYESのプレートをヒントに作りました。
形はオガサカにかつて内蔵されていたEVCプレートをパクッたものです。
以上参考になれば幸いです。
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大変貴重なレポートありがとうございます
相沢さんが代表をされてる
AZプロスノーボーディングスクールで 来期腕を磨いては如何ですか!