『片づけ心理学®』インストラクター
マザースコーチングスクール認定講師
マザーズティーチャーの飯田ゆりです。
5歳と1歳の姉妹を育てています。
「ママーーーー!!」
と叫び泣く子どもと別れたあと、
保育園からの帰り道。
空っぽのチャイルドシート。
ずっとおぶっていた子どもを
ようやく下ろしたように、背中が軽い!
嬉しいような
寂しいような
そんな気持ちです。
この
「ママーーーー!!」と泣きながら、
保育士さんに連れて行かれる我が子。
どう感じていると解釈しますか?
事実は、
「大きな声で泣き叫びながら
保育士に連れて行かれた」なのですが
以前(長女入園時)の私は
・園が嫌で泣いて訴えている
・母と離れるのがつらくて泣いて訴えている
・何かが怖くて泣いている
→かわいそう‼️
と解釈していました。
確かに、どれかはあてはまっていた
かもしれません。
一方で今の私は
・初めての場所で慣れないから泣いている
→(慣れたら大丈夫かも)
・先生がどんな人かわからず
不安だから泣いている
→(先生を知れば大丈夫だよね)
・集団生活が初めてだからどうしたらいいか
わからず泣いている
→(いつか楽しめる日がくるんじゃないかな)
・離れることで、お母さんが大好きだと気付いた
→(おお!成長している)
と解釈しています。
クーピーを握りしめて力尽きた次女
言葉を話さない子どもがどう感じているかは、察することでしかわからないので、
親の解釈がすべてになります。
長女と次女のときで何が違うか?それは
「初めてだから戸惑って当たり前」
「子どもは泣いて訴えるのが当たり前」
「入園することで成長したね」
という
前向きな解釈をしているかどうかということ。
もちろん、
子どもが暴れてギャン泣きしている時に
こんな風に捉えることはなかなか
かんたんではないかもしれません。
だから、
園に預けて一息ついてから、
もしかしたら○○かもしれない。
と今思っていること以外の視点を
見つけてみてほしいと思います。
親の捉え方が変わると、
親自身も心が軽くなると同時に、
子どもに声をかける時にも
心配な気持ちを乗っけて
重い言葉をかけてしまうことが
少なくなると思います。
以前、5歳の長女とのやりとりで
こんなことがありました。
保育園で別れるときに、私が何気なく
「今日も頑張ってね」
と声をかけたら
「何を頑張るの?」
と返されました。
その言葉を聞いた時、ハッとしました。
子どもにとっては、
保育園は頑張るところじゃないんだって。
だから、それからは
「今日も楽しんでね!」
「たくさん遊んできてね!」
というような、ポジティブな声かけを
して別れるように心がけています。
こんなふうに、私たち大人が
学校や保育園をどう捉えているかによって
かける言葉も全然変わってきますから
最後までお読みいただき
ありがとうございました
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