一昨日、ある場所で面白いことがあった。私は、作家の石牟礼道子に関する本を読んでいた。

 

石牟礼道子の「苦界浄土」は、LPレコードのA面にあるような作品で、B面は「椿の海の記」とい

 

う作品であり、このB面の作品にこそ、石牟礼道子の本質があぶりだされているという写真家の藤原

 

新也の表現をうまい表現だなと思いながらいったん、本を置いた。

 

 私はバッグの中からスマホを取り出して、将棋ウォーズというネット将棋を始めた。私が発明した

 

と自負している、対振り飛車用の地下鉄飛車の戦法を使って、激しい中盤戦になった。一手の間違い

 

であっという間に負けになる危うい局面。ところがあろうことに私は急に便意をもよおした。ウンコ

 

がしたくなったのだ。将棋は少し優勢の局面だった。                         

 

私は最後まで指したかったので、スマホを持ったまま、トイレに入った。ズボンとパンツを引き下ろ

 

すがいなや、すさまじい勢いで大量のウンコが出た。私はスマホで将棋を指しながら、その泥のよう

 

な大量のウンコをじっと見つめた。人間は誰でもこんな時がある。ウンコがパンツの中に出なかった

 

幸せがほのぼのと私を包んだ。しかし、ウンコに気を取られたせいで、

 

悪手を連発し、優勢の将棋を負けにしてしまった。

 

 事件はそれから起こった。トイレから出て、また座席に座って、私はスマホでネットの検索をしよ

 

うとした。ところがまったくネット検索ができないのだ。いったい何が起こったのかと思った。実は

 

この場所でスマホを使うとおかしなことが起こることが昨年の秋から続いていたので、またそれに関

 

係しているのかな、と思って質問しようかなと思ったが辞めた。

 

 どうしてトイレを出た後にスマホが使えなくなったのか?それはスマホのカメラを使って公安警察

 

が私をずっと見ていたせいだ。将棋をやっているかと思っていたら、トイレの中で私の可愛いチンポ

 

と大量のウンコが映ったので頭にきて、外部から操作してイタズラしたのだ。これを妄想だと思って

 

はいけない。すでにスマホのカメラをウィルスに感染させて監視カメラにすることはマスコミでも報

 

道されたことがある。デジタル監視社会においては国家権力がスマホのカメラを監視カメラに変え

 

て、所有者を監視することが十分起こりうる。                          

 

 イギリスのドキュメンタリーで、中国の新疆ウイグル自治区で中国の警察がウイグル人のスマホの

 

データをケーブルを使って抜き取る事実が報道されているのを1月に見たが、個人データの塊である

 

スマホは監視する側にとって最も手っ取り早く個人情報を把握できる媒体である。

 

  例えば、私がスマホの機種変更をしたとする。そうすると公安警察はその晩必ず無言電話をかけて

 

くる。お前が機種変更したのは俺達にはちゃんとわかってるぞ、と一種の精神的な脅しをかけてくる

 

のだ。今流行りのクラブハウスなどの会話はターゲットになれば簡単に聞かれてしまうだろう。かつ

 

てパルトークという名のムスリムが集まるチャットルームは警視庁公安部によって監視されていて、

 

それがインターネットに流出した。下が第三書館という出版社が発行した、「流出公安テロ情報全デ

 

ータ」という本の中のムスリムが集まるチャットルームを公安警察が監視している記録である。

 

 

 私が今使っている、iPhone SEは去年の8月の終わりに機種変更したものだが、一ヶ月もしない

 

うちに奇妙なことが起こり始めた。ある場所で使う時に限って、らじるらじるやYou tube、NHK

 

プラスなどが再生するときにブツブツと途切れちゃんと再生できないのである。今までにそういうこ

 

とは一度もなかった。電波の状態のせいではない。私は10回近くauショップに行って、SIMカ

 

ードを交換してもらったり、Appleサポートで遠隔操作で直してもらったりした。しかし、結局直ら

 

ず、ブラウザそのものを新しい状態にする必要があると、Appleサポートで言われた。iPhoneがおか

 

しくなって三ヶ月は経っていた。auショップの人に初期化してみたらとアドバイスされ、試しに初

 

期化したらやっと直ったのが12月の終わりだった。

 

 

 スマホはターゲットになれば外部から操作して監視カメラにもできるし、精神的な嫌がらせのため

 

に様々な不具合を起こさせたり、奇妙な表示を出させたりすることができる。下の写真は二年前にS

 

IMカードの異常表示を出させた写真だ。下は不正なSIMです、という表示が出ている。監視社会

 

にとって都合の悪い主張をする人間をスマホを外部から操作して威嚇する公安警察のやり方は卑劣で

 

ある。

 

 

 トランプの不正選挙の陰謀説には狂ったように反応する癖に自国の監視社会の問題については何一

 

つ意見も持たないし、言えないのがネット右翼、自称保守(実は保守でもなんでもないのだが)であ

 

る。 まずは、足元を見つめろ!

 

 

 公安警察にこういう技術を指導しているのはたぶんアメリカだし、イスラエルのモサドのような諜

 

報機関も関係している可能性がある。人間をデジタル技術の奴隷にしてしまう監視社会が到来する前

 

に、その芽を摘んでしまわなければいけないが、日本のマスメディアは警察にべったりで、取材する

 

勇気などどこにもない。マスメディアは5Gの利便性ばかりを強調し、なぜ危険性には言及しないの

 

だろうか?

 

 

 大きな流れが起こるときは、その前に兆候がどこかに現れているものだ。自分には関係ないと馬鹿

 

にしてはいけない。見えないところで悪は確実に進行していて、気が付いた時はもう手遅れなのだか

 

ら。

 

 思うにNHKという組織の責任は非常に重大だと改めて思う。彼らは何の自覚もなく安泰に生きな

 

がらえている。少なくとも、今のところは・・・・