さて、やっかいなこと、ある人にとっては差しさわりのある、警戒すべきこと、ことによったら、

 

名誉毀損で訴えてもいいようなことについて少し触れたところだった。本当にこんなことがあったの

 

か?そんなこと書いちゃっていいの?と思われている人もおられるかもしれない。私自身、たま

 

たま蜷川幸雄が亡くなったから思い出しただけで、そうでなければ、もうどうでもいい話なのだ。

 

 

 結局のところ、私がどんどんいい作品を書くしかないという結論になるのだが、私を警戒する

 

人間は演劇界ばかりではない、というさらに面倒な現実を先日の記事を投稿した直後に思い知

 

らされて、著作権侵害だの日本の演劇界の体質だのという狭い問題より、それこそはるかに大

 

規模な日本人の公共性の問題に関わるような大変な事態もじっと潜んで私の動向を注視してい

 

る、という厳然たる事実も思い出さなければいけない、と気がついた。この問題についても書く

 

べきかどうか、迷っている。書き出すととても個人の力では対処できないような巨大な権力と

 

戦わねばならなくなってくるくるからだ。何年か私のブログを読まれてきた方は記憶の隅に

 

残っているだろうが、主に警視庁公安部などの公的な権力によるインターネットの監視という

 

問題だ。ここ数年かなり書いてきたし、こんなやっかいな連中を相手にしてその犯罪を暴いて

 

いくなど、正直言って命がいくつあっても足りないのだ。これからの社会において私は原発の

 

問題と同じくらいの重要な問題になると予想するものの、特に政治的な主張をするわけでも

 

なく、右翼団体で活躍しているわけでもない、一個人がこんなやっかいな問題に首をつっこむ

 

羽目になったのか、未だにわからない。私自身はまったく金も権力もゼロと言っていい人間な

 

のだから、公的な権力がターゲットにするはずがないというのが常識的な考え方だろうが、事

 

実はそうではなかったのだ。

 

 

 ただ、数年前、このような公的な捜査機関がいわゆるハッキングなどでインターネットの監

 

視を行っている事実に気がついたのは単に直観力が普通の人間よりは優れていた、という

 

ことだけによると言っていいと思う。私はITの知識もないし、ジョージ・オーウェルが1984で

 

描いたような全体主義国家による国民の監視や思想統制の時代がやってくる、という危機意

 

識は特別持っていなかった。基本的に私は個人的に満足できる美的な世界に住んでいられ

 

ば幸福な人間だから、イデオロギー的な闘争や日本の権力構造がどうなっているか、などと

 

いう問題は第一次的に追及する世界ではないのだ。

  

 

 しかし、社会学者や政治学者などの理論で社会分析をする人々だけでなく、美術や音楽、

 

ダンスや演劇、あるいは当然文学など、鋭い感性を必要とされるアートの世界に住んで、敏

 

感に自分が生きている世界を体で感じて、何か不吉なよからぬ何かを感じていた人々は、こ

 

の社会がファシズムと監視社会に向かっていることを感じていただろう。私が昔親しくしてい

 

たチェリストの男はすでに30年近く前に、「いつも誰かから見られているような社会になって

 

きている」と話していた。音楽家の鋭敏な感覚は、そのような社会の早期警戒装置のような役

 

割も果たすのだ。彼もジョージ・オーウェルや監視社会に関する本など読んでいたわけでは

 

ない。ただ、感受性が人並みはずれて鋭いというだけで、社会の奥底で進行しているものを

 

感じ取っていただけだ。

 

 

 前回の記事では、戯曲の盗作だのと言った話のはずだったのに、どうしてこんな国家権力

 

による監視などと言った方向に話が変わった理由を述べなければいけない。これもまた面倒

 

な話になってしまうが、前回の記事を7時頃に書き始めて書き終わったのが8時少し前で公

 

開した時刻はちょうど8時になるかならないかの時間だったと思う。私がこの記事を公開して

 

5分もたたないうちに、セキュリティーソフトのカスペルスキーがこんな表示を出したのだ。

 

 

 

 

 写真の右隅にある、PCの時刻表示は8時2分になっている。この表示が出た時は、また

 

か、という思いとやっぱりな・・・という思いがいっしょになったものだった。やっぱりこういう暴

 

露的な記事を書かれることは国家権力にとっても都合がわるいんだな・・・・まあ、それはわか

 

るけど・・・・・ちなみに、前回、この表示が出たのは5月5日のこどもの日の夜の8時過ぎ。

 

この写真を見ると、8時24分になっている。今年の初めくらい、私が大変なウツ状態で苦しん

 

でいた時期からこの表示が出始め、私はこの表示が出る意味はわかっていたが、こいつらと

 

戦っても何の得にもならないし、勝ち目はゼロに近いので敢えてブログにこれについて書くこ

 

とはせず様子を見ていたのだが、やはり完全に止める気はないようだ。ちょっとした脅しのつ

 

もりなんですかね。とにかく黙っていろという・・・・

 

 

 

 

 ちなみに何故5月5日にこの表示が出たのかと推察するに、たぶん、私が5月5日の夕方に

 

書いた、「鹿島アントラーズよ永遠に」という鹿島アントラーズの応援ブログの記事が気に食

 

わなかったのだろう。前日、鹿島アントラーズはアルビレックス新潟に、先制したのに同点に

 

され、やっとの思いで突き放して、2-1で勝った試合だった。その嬉しさが翌日まで続いてい

 

て、ちょっとおふざけ気味の記事を書いて、アントラーズサポを喜ばせようとした記事だった。

 

 まあ、いつも鹿島アントラーズが負けてくれて、俺がガックリするのを楽しみにしている公安

 

警察の誰かさんにとっては面白くなかったわけだ。

 

 

  あ~~~めんどくせ~~~。何でこんな面倒な奴らを相手にしなきゃならんわけなんだ

 

か。。。。もう、NHKあたりはこいつらがやっていることをよ~く知っているのだけど(私が数年

 

にわたって何十通も手紙を書いたからです)、知らぬ存ぜずで平気な顔ですね^^警察との関

 

係が大切なマスコミには報道は無理でしょうね。

 

 

  何だか、方向がずれてしまったので、また修正していく予定。あ~あ、書いちゃった・・・・

 

(笑)。これって一回書き出すと本当に大変なんです。いろいろな意味で。殺される可能性す

 

らあるのに!私はやっぱり賢く立ち回れない人間のようです。

 

ペタしてね

 

 

最初の写真、日付がしっかり写っていないので、映ってるやつをもう一枚。こうやって地道に

 

証拠を積み上げていくしかないんですね。ただの妄想のせいにされないためにも・・・