どうも、おかげさまで元気にさせていただいております。
が、来月は夜勤が増えるらしく。
ただでさえ夜勤時間が伸びたせいで終わったらヘロヘロなのに、正直不安がなくもない…。
で、最近わしの毒出しに出てきている職場の50代の新人さん、入職して4か月目(なのでもういい加減新人扱いしたくないんだけど）が新たなレジェンドを作り出してくれました。
とある土曜日の午後。
とある入居者の訪問看護(うちの職場は高齢者施設で看護師は訪問看護の形で入居者にサービスしています）から戻ってこられてその日リーダーだったわしへの報告が。
「○○さん背中に粉瘤(おできの一種です）ができてるので早く皮膚科に行った方がいいです！」
「…で？」としか言えなかったわしは人としてどうかかもしれませんが。
え～と、ウチの入居者の場合、在宅医の契約をされている人がほとんどなので、何かあった場合はまず在宅医へ報告なんですね。
ただ、在宅医もご専門があるので(内科とか外科とか）専門外だと紹介状を書いて受診していただくという形を取ってまして。
そして受診するとなったら、家族が連れていくか、無理なら有料になるけど施設職員が連れていく。場合によっては受診の際に予約がいるところもあったり、連れていく職員の調整が必要になったりするわけなんですが。
ただ…
その辺の面倒調整をやる前に必要なのが。
看護師による緊急性の判断なんですよね…。
流れとしては
サービスの利用者(うちの場合は入居者）に何かあった。
↓
その報告は2週間に1回の定期の往診の時でいいか、それとも急ぎで連絡したほうがいいか(電話連絡だけでいいか、臨時往診に来てもらった方がいいか、急変の時は救急車での搬送も頭に入れる）を判断する。
↓
在宅医へ報告
↓
在宅医より受診の指示があった
↓
病院受診に向けて動く
そこら辺を無視して、ただ「早く皮膚科行った方がいいです！(ドヤ）」言われましても…
。
おまけに在宅医も土曜日の午後は休診しているところが多いし(必要なら緊急連絡先に電話するけど）、皮膚科も休診しているわけ。
とりあえずそのおできの写真は撮った言われたので、それを見て緊急性は低い(土日で急ぎどうにかする必要はない）と思ったので、週明けに在宅医報告としまして(在宅医としても土曜の午後に「皮膚科受診…」とか電話来た時点で「は？」となると思います…）。
そのレジェンドには「あのですね…
」と以上のことを説明いたしましたが、わしはそもそもが口下手だし「バカか」言いたいのを抑えながらだし文章にするほどうまく言えていないのでどこまで伝わっているかはわかりません…
。
それにウチの職場では通常なら入社2か月目からリーダー業務をさせるので、それまでに分かっておいて欲しいことなんですが…。レジェンドの覚えがよろしくないのもあって3カ月目からリーダー教育が始まって先日独り立ちさせられましたが…正直ヒヤヒヤです
。
それはともかく緊急性の判断自体は看護師一人では大変なこともあるので(レジェンドが一人突っ走っても困りますし）ウチの職場ではいるスタッフで相談しあってますね。
そんな訳で？正しい報告の例としては…
「○○さん背中に△cm大の粉瘤ができてます。痛みは押さえたらあるそうですが、発赤や熱感などはないです。(できる人なら、今度の往診の時か週明けにでも在宅医へ報告してもらっていいですか？を追加）」
最悪無理に自分で判断まではしなくていいけど、せめてリーダーが判断できるだけの情報を収集して報告して！という感じです…。
ついでに報告するときはリーダーの状況を見るのが普通…だとわしは思ってたんだけど。
そんなのお構いなしなのがレジェンド…。
リーダーもサービス(ここでは訪問看護）に入るので「さて行こうかね」って時などに「○○さんなんですけど～」とか言われても「今から私も訪看なので急ぎじゃなければ後にするか申し送り用紙に書いといてもらえませんか？」言ってるのに構わずしゃべりだすし。リーダー見たら言わないといけないとか思ってんじゃねーだろーな？
時間や意識が飛ぶなり潜るなりされているかどうかまではわしには分かりませんが…、視界は広くないんだろうなと思われます。恐らくリーダーの存在しか見えていない。し、リーダーも他に仕事をしていることなんか頭にないかすっ飛んでるんだろうな…？こいつがもたもたしてできてない仕事全部引き受けているんだけどな。
そんな訳で？在宅・施設系の看護師も楽じゃないですよ。
ちょっと前にダブルワークで何人か入職されたけど、ほとんど辞められちゃって…。「本業の合間に…」は少なくともウチの職場はかなり厳しいと思いますね…。時間に追われるし、覚えることいっぱいあるし。
介護保険の基本的なことも押さえておかないとまたレジェンドが…。
いや、もう大概長いし、毒も吐いちゃったので気が向いたら記録します。