アーユルヴェーダで幸せのはずが | 地球に来てよかったな「お多福」のゴキゲン研究録

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スピリチュアル好き、健康オタク、脱ガマン、ワガママとご機嫌に生きることが地球貢献につながるのではと勝手に思っていたり、好き勝手なことを記録をしています。

幸せになるために、やってはいけないこと~アーユルヴェーダ5000年の幸福学 「最小の努力で最大.../蓮村 誠
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これね~面白かった。わし的には「はじめに」と1章だけで買う価値ありました。


生命の本質とは何か、成長とは、健康とは、正しく感じることの大切さ、なぜ感じることができなくなるのかなどが書かれてます。


あと、罪悪感について「本当の自分に嘘をついている」と書かれててグサっときましたね(笑)。


ハイ、気付かないようにしてましたけど自分にウソついてましたしーわし。


他に個人的に面白かったのは、「病院は病気の治療をするところであり、健康になるところではない」と書かれていたところ爆弾


「治るまで入院させてくれ」って言う患者や家族多いけど(お年寄りに多い)…、わしには「死ぬまで病院で面倒見てくれ」と聞こえる時がある。


それは残念ながら現行の日本の医療制度や医療費のからみもあって非常に難しいかと。


「死ぬまで患者を病院で面倒見る」=「病院が潰れる」までは言いませんが…近いよなぁ。入院が長期化すればそれだけ病院が得る収益が減るようになっていますし、入院できるベッド数を国は減らす方向ですし。


それに「入院していれば必ず治る」「治っていないのだから入院していないといけない」というのも思い込みだよね。


もし死ぬまで病院に面倒を見てほしいならば、次々に病気を作るか、病院たらいまわしを受け入れる(急性期病院は尚更長期入院できないので)、もしくは保険使わず全額自費で払う位でないと難しいんでないのん?と思ってしまふ…(あ、コネという手はある)。


なまじ入院してれば保険が効くというのもあって経済的理由で施設入所を嫌がる人も多いんですが…、入院も自費になったらどっちがお安いかしらね?


入院治療が必要のない状態になった、できる入院治療がもはやない(リハビリとかは国が期限が設けているのもあるので)、実は入院治療を受ける意思がない(病気のままでいたい)といった人たちを受け入れる余裕は今の日本の病院にはそんなにないのでは…と。


あ、へっぽこ看護婦のわしは「そんなんさっさと帰れ」思いますが。患者さんやご家族にもいろいろご事情はありますので、さすがに直接そんなこと言いませんが…。残念ながら病院同様、医療従事者にも余裕がないのが現状です。


読書感想文のはずが、ついつい毒出し・脱医療幻想系になっちゃいましたが、「病院は診断と治療(薬の処方なり処置なりなんなり)はしてくれるけど、完全な治癒をもしくは健康を保障してくれる所ではない」ので、「死ぬまで面倒を見てくれることは期待しない方がいい」し、ちなみに「病気でいたい人の面倒を見るところでもない」ということは誰でもが知っておいて損はないかと…。


あ、本の2章以降は幸せになるためにやってはいけないことや、知っといた方がいいこと、やった方がいいことなどがアーユルヴェーダの観点から書かれてます。