ところで、10年以上も前の保険を大事に持ってる人って、どれくらいいるんでしょう?


どーせしょぼい内容だから、見直さないとなー


と、思いつつもほおっているとしたら、見直しは慎重にした方がいいです。

昔の保険の特徴は、


予定利率が良い。

終身が厚い。

全期型。

(あ、もっと古いと、養老保険に定期がのってるのがありますね。もちろん、この商品は今でもあって、わたしはわりと好きです)


ここでは、死亡保障3000万(内訳、終身1000万、定期2000万、全期型)を例にします。


最近では、すっかり見掛けなくなくなった良い保険です。

なんで見掛けなくなったかというと、よくわからずに営業してる人に、転換や解約→新契をすすめられて、よくわからずに見直しちゃったからです。

もったいないです。


保険の見直しというと、転換や解約→新契しか手がないと思ってないですか?

そんなことはないんですねー。

終身1000万だけ残して、掛け捨て部分を「減額」して、浮いた保険料で新しい保険に入るとか、「払い済み保険」に変更したり出来るんです。


(会社によっては、終身と定期の割合があるので・・・などといってやってくれないとこがありますが、そこはがんばれば出来るんです。本社でエラー取り消ししてもらえば。それでもダメだったら、「生命保険協会」ですね。諦めないのが肝心です)


払い済み保険というのは、今入ってる保険で、「一時払いの終身保険を買う」ということ。

この例だと、1000万を少し欠けるくらいの保障が買えるかなぁ。

(払い込み年月で違いますが)

で、払い済みというぐらいなので、保険料の払い込みは完了です。

で、浮いたお金で新しいのに加入すればいいんです。

(足りない保障を補填するってこと。いっぱい入る必要はないです)


わたしは貧乏性なので、たとえ300万でも、

「とっといた方がいんじゃないですかー」

などといってしまいます。

だって、今終身1000万買おうとしたら、800万くらい出さないと買えないけど、昔のは400万くらいで1000万買えちゃうんだもん。


ただ、ひとつ注意なのは、貸付を受けたい時。

今時の保険から借りると、3%ぐらいの利息で済むけど、昔のだと7%ぐらい取られちゃうのがあります。

あたり前のことなんだけどね。