第2回アマニフォーラムセミナーに参加しました | *スノーフレーク*のお買い物日記

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先日、日本製粉株式会社からの招待で『第2回アマニフォーラムセミナー ~最新の医療情報と正しい栄養情報の提供~』に参加してきました。

 

 

アマニは身体に良いと大まかなことは理解しており、これまでもアマニ商品を使用したことがありますが、「アマニフォーラム」セミナーでは、今回は高齢者にスポットを当て、医師が取り組む最新の医療・栄養情報の提供、管理栄養士が医療現場を踏まえた 最新の取組みや正しい栄養情報を知ることが出来るというので頑張ってお話を伺いましたが、とても勉強になりました。

 

セミナーのプログラムは以下の通り。

 

 

 

【挨拶】

千葉大学 名誉教授 齋藤 康 氏

 

 

食べるという行動は、お腹が空いたから、という理由だけではなく様々な理由があり、大変複雑な人間の行動。

 

 

過食をしない、食べないということだけでなく、考えて食べるという食行動が健康にとって必要だが、特に今回は高齢者、ということで食べる、太るということとは逆の話もあるとのこと。

 

 

<第1部>

「低栄養、摂食嚥下機能低下に対する栄養管理」
公立学校共済組合 九州中央病院 医療技術部栄養管理科総括 渡辺 啓子 氏

 


 

実際に臨床の場で高齢者の栄養問題に取り組んでいらっしゃる渡辺先生は、ケーススタディあるいは実際に取り組んでいる地域のケアシステム等具体的等を紹介しながら、高齢者の栄養問題についてお話くださいました。

 

 

平均寿命が世界トップレベルの日本ですが、長生きすればするほど、“健康寿命”との差が開く。

 

健康寿命と平均寿命の格差の原因となる介護の理由を見ると、約7割が栄養問題と関連が深い。

 

 

しかも栄養問題といっても、衰弱、骨折・転倒といった“低栄養”が問題である、という事に気がつかなかったので、この点に驚きました。

 

さらに、筋肉が減少し、筋力や身体能力が低下している状態「サルコペニア肥満」

 

 

加齢に伴い身体の予備能力が低下し健康障害を起こしやすくなった状態「フレイル」、という言葉を知りました。

 

そして、高齢者の栄養食事管理において、各年齢ステージにおける問題そして対策の中で、サルコペニアとフレイルは関連性があり、上手にギアチェンジする必要性があることもわかりました。

 

 

 

 

お話を伺いながら、離れて暮らしている双方の両親の顔や生活ぶりや体格等を思い浮かべ、確かに気をつけなければならない点が多々あることに気づかされました。

 

 

<第2部 >

「高齢者の栄養管理 ~サルコペニア、フレイル対策~」
名古屋大学大学院 医学系研究科 総合医学専攻
名古屋大学 未来社会創造機構 教授 

葛谷 雅文 氏

 

 

 

第一部でも話題にのぼった「フレイル」、

 

 

 

そして、「サルコペニア」について

 

 

 

 

要介護期間の短いPPK(ピンピンころり)か、要介護状態から寝たきり期間と続くNNK(ネンネンころり)か、という例をあげながら

 

 

 

「フレイル」そして「サルコペニア」がどのように関連して要介護状態につながるのか、

 

 

 

 

あるいはライフステージと栄養の関係など、様々な例をあげながら説明があることで、改めて健康寿命を伸ばすために、「フレイル」「サルコペニア」を予防することの重要性を痛感しました。

 

 

 

やはり話題は肥満ではなく、低栄養について。

 

十分なたんぱく質摂取、油が大切(特に多価不飽和脂肪酸)であることを再認識しました。

 

 

 

<第3部>

「高齢者に向けた食品のご紹介」
日本製粉株式会社 イノベーションセンター 川口 康平 氏他

 

亜麻という植物の種子である「アマニ」。

本来は繊維用作物だったそうですが、現在はオイルなど様々な用途に用いられているとのこと。

 

日本では2015年食品成分表に「あまに油」「あまに いり」が追加されたということですので、今後さらに注目と市場規模の拡大が期待されています。

 

<アマニの健康成分>

*オメガ3脂肪酸:抗炎症作用、脂質代謝改善

*食物繊維:水溶性食物繊維が多い

 ※生活習慣病のリスクを低減する、お腹の調子を整える

*リグナン:エストロゲン様作用を持つ      

 →推奨摂取量=アマニ粒大匙2杯(約10g)

      更年期障害軽減作用

      コレステロール低下作用

      肝機能改善効果

 

<アマニの活用のために>

日本アマニ協会では「優良アマニ商品認定制度」を設けており、基準を満たした商品は、認定商品としての販売、マークの使用が可能。

 

 

 

ちなみに日本製粉は、アマニのうちわずか5%であるゴールデン種(カナダ、ニュージーランド産)で、徹底的に生産管理し、GMO(遺伝子組み換え)、残留農薬不使用のものを原料として使用しているとのこと。

 

 

 

 

 

会場には様々なニップンのアマニ商品が展示されていました。

 

 

 

 

アマニを使用したお菓子も沢山あります。

 

 

 

また、本日のセミナーのテーマである“高齢者の栄養”という側面において「十分なたんぱく質摂取、油が大切」ということでしたが、アマニ大さじ2杯(約10g)は、トンカツ(エネルギー、たんぱく質)、わかめ(食物繊維、マグネシウム)を摂取するのと同じ量というのは驚きでしたし、手軽に摂取出来るので便利だと思いました。

 

 

 

 

【マスリンゼリーについて】

日清製粉の新商品「マスリンゼリー」についての紹介がありました。

 

 

 

オリーブ果実エキス粉末に含まれるマスリン酸は、筋力の向上、筋量の維持・増大、関節炎の緩和など、日常生活から運動サポートまで様々な機能が期待されているとのこと。

 

 

 

 

ニップンのアマニ商品と共にお土産として「マスリンゼリー」もいただきました。

 

 

 

 

 

***

 

セミナーは、高齢者に関する医療情報や栄養管理等といった専門的で難しい内容でしたが、双方の両親が70代後半から80代ということで身近な問題でもあるため興味深く聞くことが出来ました。

そして、年齢にもよりますが高齢者にとって、栄養問題が生活の質だけでなく要介護といった問題にも直結することが理解出来ました。

 

今回アマニに関する様々な商品をいただいたので、自分で実際に使用するだけでなく、効率よくエネルギーやたんぱく質、あるいは不飽和脂肪酸やその他必要な栄養素等を効率よく摂ることが出来ると両親等にも紹介したいと思います。

 

ニップンのアマニ

 

 

【日本製粉株式会社からの招待でイベントに参加しました】

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