「パティスリー吉祥寺」は吉祥寺ロフトのすぐそば、プチロードにありました。
素敵な外観で、店内が見えるだけでなく工場の様子を見ることも出来ます。
シェフパティシエは、2000年にベルギーで開催されたインターナショナル・ドゥ・パティスリーマンダリンナポレオンコンクールミレニアムワールドカップで、大会初となる昧・技術・デザインの3部門を制覇した山本誠児氏。
店内にはトロフィーなどが飾られていました。
また、パティシエールとしてフランスにて修行し、Chanpiona de France du dessert パリ大会優勝の経験があるという鎌内由希子さんがいらっしゃいました。
さて、「パティスリー吉祥寺」1階では生ケーキ、焼き菓子など沢山のお菓子が並んでいました。
またアップルパイや
マロンパイなど、焼きたての焼き菓子の販売もありました。
そして2階のサロンでは、出来立て、焼きたて、作り立てをその場で楽しむことが出来るようになっておりました。
こちらのサロンにて、イートインでしか食べることの出来ない&オーダーを受けてからパティシエがその場で仕上げた特別なデザートをいただきました。
【焼き菓子メニュー】
焼きたてフィナンシェ
アーモンド、バター、そして那須の卵を使用し、高温短時間で香ばしく焼いた最高のフィナンシェ
通常無塩バターを使用して作るフィナンシェですが、こちらでは有塩バターを使用しているとのこと。
そして高温短時間で焼き上げているのでしっとりとした生地ですが表面はカリッとした食感となっていました。
これまで食べたフィナンシェとは一線を画す仕上がりとなっていて、とても美味しかったですし、これまでの概念を変えるような一品でした。
【ケーキメニュー】
スペシャルガトーフレーズ
「パティスリー吉祥寺」で一番人気の商品
那須の卵を使用しているというスポンジはスフレ生地を使用しているそうで、シート状に焼き上げたものでフワフワ&しっとりとした食感となっていました。
そしてコクがあるけれどしつこさを感じない生クリームは北海道産で、トウモロコシを食べて育った牛から作られたものだそうです。脂肪分は40%とのことでさっぱりとした生クリームというのも良かったです。
タルトポワール(洋梨のタルト)
ジューシーな洋梨をコンポートしたタルト
秋冬限定のケーキ。
洋梨のコンポートと、キャラメルクリームとナッツと、それぞれの食感や味わいの組み合せがとても美味しかったです。
また、コンポートも薄くスライスされており食べやすくなっていました。
細やかな配慮を感じるケーキでした。
ミルクレープ•オ•フレーズ
もちもちとしたクレープに、コクのあるカスタードクリームとイチゴをサンド
スペシャルガトーフレーズとはまた違った生地とクリーム、そしてイチゴの組み合せを楽しむことが出来たケーキ。
もちもちとしたクレープ生地ですが、サックリと切ることが出来、カスタードクリームには生クリームも加えられているからか、コクがあるけれどスッキリとした甘さでした。
モンブラン
パイに渋皮栗と生クリームを乗せ、高級マロンクリームで仕上げている。
渋皮栗はフランスAOC認定を受けた栗と製法を用いているとのこと。
“モンブランはお店のスタイルが出る”とのことでしたが、マロンクリームが絶品でした(≧∇≦)
【デザートメニュー】
2Fのサロン(イートイン)でなければ食べることが出来ないデザートメニュー。
オーダーを受けてからパティシエ(パティシエール)がその場で仕上げてくれる、まさにお店でなければ食べることが出来ないスイーツです。
ナージュ•ドゥ•ヴァンルージュ
~赤ワインのフルーツスープ仕立て、
フロマージュブランのムースを浮かべて~
赤ワインにオレンジ果汁、オレンジピール、バニラビーンズ、シナモン等を加えたというフルーツスープ。そしてそこにフランボワーズ、ブルーベリー、イチゴ、キウイ他フルールが添えられていました。
そしてフロマージュブランの上にはオレンジソルベ。
ホットワインをイメージした冬のデザートメニューとのこと。
赤ワインのコクや風味にオレンジの香り等が加わり、とてもフルーティで美味しかったです。そこにフロマージュブランやオレンジのソルベが加わり、目にも鮮やかで美味しい一皿となっていました。
今回初めて「パティスリー吉祥寺」を利用しましたが、フランス菓子に「焼きたて•作り立て」、そして素材や製法についてのこだわりが加わった、とても繊細で細やかなスイーツでした。
他にも気になるケーキ、焼き菓子、そしてサロンメニューがありました( ´艸`)
是非また利用してみたいと思います。
【プレレポ運営局さんからご招待いただきました】