6月のことですが、オーストリア ワイン・ドットコムの「熟成オーストリアワイン試飲会」という非常に貴重な会へ参加したことをブログ記事にてご紹介しておりました。
<過去記事>
*熟成オーストリアワイン試飲会
その時にも書きましたが、ワインは好きですが「オーストリアワイン」と聞いてすぐに銘柄等を思い浮かべたりすることが出来ない位、ワイン初心者の私。
…ということでオーストリアワインについて自分なりに学びながら、試飲会で飲んだワインについてご紹介したいと思います。
「熟成オーストリアワイン試飲会」では長期熟成ワインが、地域そしてワイナリー別に約40種以上がずらりと並んでいました。
まず最初に気がついたのが白ワインの種類が多いということ。
日本の北海道と同じ位の大きさであるオーストリアは、白ぶどう65%、黒ぶどう35%の比率で栽培されているそうです。
ちなみに認可されているぶどうの品種は、白22種、赤13種、合計35種類あるとのこと。
ドイツと国境を接しているため、ぶどうの品種やワイン法など、ドイツワインとの類似点が多くあるそうですが、ドイツより気候条件に恵まれているため、白はボリューム感のある辛口、赤はタンニンが強いフルボディと、しっかりとした厚みのある味わいを楽しむことが出来るのだとか。
そして、オーストリアワインは国際的にも評価が高いのだそうです。
さて、とはいえあまりにも沢山の種類、そして年代のワインが並んでいます。
…ということで、今回ソムリエの方やスタッフさんにあれこれ教えていただき、いくつかの楽しみ方をしてみました。
<年代をしぼって飲み比べ>
オーストリアワインの当たり年を聞いてみた所、ナント2003年なのだとか。
ならばと主に2003年のワインをメインに試飲してみました。
同じ年代でも、当然品種はもちろん、産地やワイナリーによって全く味わいが異なることを改めて感じることが出来ます。
中でも私の好みだったのは「フランツ ヒルツベルガー(Franz Hirtzberger)」の「ヴァイス ブルグンダー エメラルド スマラクト 2003」。
フルーティな酸味と後から広がる甘さのバランスが美味しいと感じました。
<同じワインを年代を変えて飲み比べ>
今回の試飲会ではソムリエの方がいらしたのですが、「テメント(Tement)」では「ソーヴィニヨン・ブラン・ツィルエッグ」について、試飲の順番のアドバイスをいただきながら試飲しました。
ちなみにこの時は
2004年⇒2003年⇒2005年⇒そして「ソーヴィニヨン・ブラン・ツィルエッグ レゼルブ」の2004年⇒2002年
この順番で飲むことで年代による味わいの違いだけでなく、より一層美味しさを感じながら味わうことが出来るのだとか。
年代を限定して違うワイナリーのワインを飲み比べたり、同じワインを年代を変えて飲み比べる。
貴重な経験でしたし、なるほどますますワイン、そしてオーストリアワインへの興味がわいて来ました。
こうした切り口でワインを飲んだことが無かった私にとって、これは勉強になりました。
自分に知識があれば「どこそこの○○。何年モノを」なんてスマートにチョイスして、注文出来るのですが、そんな知識がなかったり、あるいは様々な美味しいオーストリアワインを知りたいという場合、「オーストリア ワイン・ドットコム」では、毎月1回、1本OR2本の旬の食べ物とマリアージュするおすすめのワインをお届する「オーストリア ワイン定期購入」というのがあるそうです。
オーストリアの5ッ星ワイナリー12社中8社より直輸入していて100種類以上のワインを取り扱っており、オーストリア ワインの国内輸入販売シェアは60%以上という「オーストリア ワイン・ドットコム」ならでは、かもしれませんね。
★ひと月に一度の幸せ!
希少価値のオーストリア ワイン定期購入
定期購入5000円コース、10000円コースがあり、オーストリア ワインの特徴を丁寧に説明したランディングページもあるそうなので、興味関心をもってさらに深く知ることが出来ますね。
「オーストリア ワイン定期購入」には基本的には高品質・希少ワインを、そして特に貴重な限定入荷ワインがある際には優先的に提供しているのだとか。
毎月どんなオーストリアワインが届くのか、楽しみが増えそうです( ´艸`)
<この夏、帰省時にお土産で購入予定なのは…>
試飲会では白ワインがメインでしたが、それ以外にもちろんスパークリングワインや赤ワイン、デザートワインなどもありました。
参考商品でしたが「クラッハー (KRACHER)」の「トロッケン ベーレン アウスレーゼ」1999年(ハーフ10本セット)というのもあって、とても素敵でした。
この「トロッケン ベーレン アウスレーゼ」のベビー(NV)を試飲したのですが、トロリとした舌触りとすっきりとした甘さがとても美味しかったです。
1/4サイズの飲みきりサイズやデザインなど、女性向けとしてちょっとした手土産等にも良さげだなと思いました。
今夏の帰省時に購入しようかなと実は検討中です( ´艸`)
最初はワインについて初心者だから…と不安で一杯の試飲会でしたが、ワインを楽しむ切り口が見つかればとても興味深く、また自分の好みを見つけることの楽しさを味わいことが出来るのだと、知る機会となりました。
ありがとうございました。