日食観察用グラスの使用についての注意喚起(製品の確認結果)/消費者庁 | *スノーフレーク*のお買い物日記

*スノーフレーク*のお買い物日記

美味しいモノ、新商品情報、あるいはおまけ等好奇心旺盛な*スノーフレーク*が、気になったあれこれを書き連ねています。

消費者庁は5月16日、日食観察用グラスを使う際は、品質や性能を確認した上で、正しく使用するよう呼びかけました。

日食観察用グラスの使用に当たっての注意喚起(PDF)


さらにその後、国民生活センターと連携し、流通している製品に日食観察に不適切なものはないか、可能な範囲で確認を行ない、その結果をニュースリリースにて発表しました。

日食観察用グラスの使用についての注意喚起
         (製品の確認結果)(PDF)


それによると、消費者庁と独立行政法人国民生活センターが確認を行った製品は、16事業者20製品。

そしてその中でデメテル株式会社「日食観賞用グラス」について、可視光線の減光が不十分(透過率0.23%:独立行政法人国民生活センター調べ)で日食観察には不適切と考えられるとし、使用しないようにと呼びかけています。
なお、「デメテル株式会社」が回収対応中とのことです。

****

出回っている全ての日食グラスの確認を行った訳ではありません。

日食観察用グラスの使用に当たっての注意喚起(PDF)に以下のような記載がありますので、参考まで。

◎こんな日食観察用グラスは危険です

・室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品
可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確
認できる程度の見え方です。

・可視光線や赤外線の透過率が高い製品
安全性の検討材料となる数値として、可視光線で0.003%以下、赤
外線で3%以下という目安があります。(あくまで目安)

・LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認で
きるもの

(2012年金環日食日本委員会ホームページ・日食観察グラス「明らかに危険な製品の見分け方」(http://www.solar2012.jp/)より。)


*スノーフレーク*のブログ
 ※日本眼科医会
  「2012年5月21日の日食に関する啓発ポスター」