上質な紙を使用し、高級感溢れる女性誌ですよね。
ナント、今年で創刊105周年なのだそうです。
現在はフランスのメディア企業であるラガルデール・ アクティブ傘下の会社で、エル・ジャポンなどのインターナショナル誌などを出版している「株式会社アシェット婦人画報社」より発行されていますが、1905年に近時画報社として月刊誌『婦人画報』が創刊された時の編集長は国木田独歩だったそうです
（参考：wiki）。そんな歴史ある雑誌「婦人画報」は、2010年はひたすら究極の美味を探し続けてきたのだそうです。
そして、『婦人画報2010年12月号』では、この一年間の取材の総決算、再検証し、日本全国のおいしいもの最新情報を掲載されている、というから気になりますよね。
実は『レビューブログ』さんのモニターに応募していた事を忘れ、書店で購入しかけた程です。
ですので、『レビューブログ』さんからサンプルとして『婦人画報2010年12月号』がわが家に到着した時はとても嬉しかったです。
『婦人画報2010年12月号』には、創刊105周年を記念した高級付録第２弾という事で、「ロベルタ ディ カメリーノ」ブランドのアイコンの代表的なベルト柄を使用し、洋にも和にも使える、リバーシブルの数奇屋袋風ポーチがついていました。
リバーシブルとなっており、世界中の“ロベルタ”SHOPを探しても手に入らないオリジナルなお品との事。和小物付録というのがとてもユニークかつ、案外使用する頻度が高そうな実用的な付録でした。
＊＊＊
さて、『婦人画報2010年12月号』はこのようなコンテンツでした。
気になっていた特集記事「2010～2011年 究極の「お取り寄せ」年末年始スペシャル」は、「お取り寄せ」のみならず「ケータリングパーティ」や 「お歳暮」、「おせち」について４０数点も紹介されており、どれも上質なお品ばかり。
中には、嵐山吉兆の徳岡さんと国産キャビアの産地へ訪れ、味付けについて検討するというページがあったりと、お取り寄せの域を超えたこだわりの一品もありました。
他の記事も、例えばコシノジュンコさんのおもてなしのこだわりやその様子はため息が出る程素敵で、またとても参考になりました。
どの記事も、撮影された方やスタイリストさんのお名前等が記載され、またお料理の際には使用された器もきちんと紹介されており、１ページ１ページ、写真集を眺めるように楽しむ事が出来ました。
どのような器を使用しているか、なんて気にしながら雑誌を読んだのは本当に久しぶりだと思います。
眺めているだけで豊かな気持ちになりますね。
お料理のページだけでなく、美容の特集では「婦人画報」オリジナルの『貯筋』トレーニングというのがありました。
トレーニングはどの筋肉の部分をいつ実施するか、など非常に丁寧な説明がありました。
対象とする年齢が50代の女性という事でしたが、実際動いてみると40代の私でも十分効果がありそうでした。
数多くの情報を沢山というよりも、吟味を重ねた情報や画像が数多く掲載されており、ゆっくり時間をかけて１ページ１ページゆっくりと読みたいなと思える雑誌でした。
