それまでのいわゆる「コンビニおにぎり」と一線を画する高級感あるおにぎりは発売当時印象的でした。そんな「おにぎり屋シリーズ」は、この7年間でナント約10億個を販売したそうです。
一方で、「ローソン」さんは昨秋以降消費行動の変化や消費者の嗜好や傾向に対応し、商品の価値を3割アップさせることを目指し、その一環として、「驚きの商品開発プロジェクト」を始動させたそうです。
「驚きの弁当シリーズ」、あるいはUchi Cafe SWEETS」のプレミアムロールケーキシリーズなど、実際に食べたり、ご存知の方も多いかと思います。
「おにぎり屋シリーズ」も同様に“商品価値3倍アップ”を目指し、まずは第一弾として「新潟コシヒカリおにぎりシリーズ」を139円(税込)の均一価格で販売を開始したのだそうです。求めやすい価格という事もあって、このシリーズは対前年比約2倍の販売数となったそうです。
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そして、第2弾として7月に、今までにない高級食材を使用したワンランク上の価格帯の「ローソン史上最高級のおにぎり」として“贅沢新潟コシヒカリおにぎりシリーズ”の販売を開始しました。
産地を限定した数量限定の食材を使用し、さらに製法にこだわりぬいた“贅沢新潟コシヒカリおにぎりシリーズ”は、月に1品、その時期にしか食べられない価値の高い食材を使用した新商品を発売する予定だそうです。
食材、そして製法にこだわった“おにぎり”という事ですから、どんなお味だろう?って気になりますよね。

…という訳で“贅沢新潟コシヒカリおにぎりシリーズ”の『キングサーモンハラミ』を早速購入してみました。今なら対象おにぎりを2個購入すると20円引きだったので2個購入~♪

一口食べると、ご飯がほんのり塩加減で食感も良く美味しかったです。
コンビニのご飯はいわゆる「塩飯」といって塩水で炊くので塩分量が均一になって美味しいですよね。
ローソンはお塩にもこだわり、「瀬戸備前のにがり塩」を使用しているそうです。
ちなみにお米は特別栽培米のコシヒカリでした。
※ローソンでは「特別栽培米」の特徴をわかり易くするために「特定農家限定米」と表示しているのだそうです。ちなみに「特別栽培米」は、農林水産省の表示ガイドラインに基づいた名称で、そのエリアの慣行栽培の化学肥料使用量50%以下、化学合成農薬使用回数50%以下が基準です。
ニュージーランド産のキングサーモンを使用した『キングサーモンハラミ』。
キングサーモンは世界の鮭鱒漁獲量全体のうち約1.5%の漁獲量と希少価値の高い品種で、そんなキングサーモンのハラミ部分の粗脂肪率は、トラウトサーモンのハラミ部分の約2倍で脂のりの良さと旨みの強さが特徴なのだとか。

割ってみるとこれまでにない具の大きさですね。
このハラミ部分を、素材の味を活かすため、魚醤と北海道産の昆布のだしで漬込み香ばしく焼き上げたのだそうです。
脂のりの良い切り身なので、最新技術の吸脂シートを使用し、食べる時に手がよごれないようにとの心配りもありました。
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『贅沢新潟コシヒカリ キングサーモンハラミ』は具が大きく食べ応えもあり、美味しかったです。
鮭の数量確保が難しいため、『贅沢新潟コシヒカリ キングサーモンハラミ』は数量限定で、販売期間は4~5週間らしいですが、今後は8月10日にはアラスカ・ロシア産の助子を使用した「贅沢新潟コシヒカリおにぎり 熟成辛子明太子」が発売予定だそうです。
今後もこの「贅沢新潟コシヒカリおにぎり」シリーズの展開が楽しみです
