「コロボックル物語」の第1巻「だれも知らない小さな国」を知っている方は多いかと思いますが、その「コロボックル物語」シリーズを筆頭に、数多くのファンタジー作品を発表した佐藤さとる氏の作品群を「佐藤さとるファンタジー全集(全16巻)」として2010年8月より毎月2巻ずつ刊行するそうです。
<佐藤さとるファンタジー全集(全16巻)>
第1巻:だれも知らない小さな国—コロボックル物語1
第2巻:豆つぶほどの小さないぬ—コロボックル物語2
第3巻:星からおちた小さな人—コロボックル物語3
第4巻:ふしぎな目をした男の子—コロボックル物語4
第5巻:小さな国のつづきの話—コロボックル物語5
第6巻:そこなし森の話
第7巻:てのひら島はどこにある
第8巻:おばあさんの飛行機
第9巻:赤んぼ大将
第10巻:ジュンと秘密の友だち
第11巻:わんぱく天国
第12巻:いたちの手紙
第13巻:ぼくは魔法学校三年生
第14巻:名なしの童子
第15巻:ファンタジーの世界
第16巻:佐藤さとるの世界
【著者】佐藤さとる
【発行】講談社 【発売】復刊ドットコム
【全巻揃い予定価格】33,600円(税込み)
※各巻予価:各2,100円(税込み)
※予価の為、価格が変更する場合がございます。
【発送時期】2010年8月中旬~2011年3月下旬
●イラスト:村上 勉
●解説:長崎源之助・神宮輝夫・西本鶏介
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「復刊ドットコム」さんの「佐藤さとるファンタジー全集(全16巻)」ページでは『全巻買い』と各巻のそれぞれで予約を受付中です。
うわ~欲しいけど、どうしよう。
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小学生の頃、コロボックルシリーズやオズシリーズなどファンタジー作品が大好きで沢山読んでいました。そして中学の時、授業で「自分で好きな事を調べる時間」というのがあり、私は「メルヘンとファンタジーの世界の相違」について調べました。
本当は恐ろしいグリム童話 (WANIBUNKO)/桐生 操
当時はまだ「本当は恐ろしいグリム童話」といった本などが出ていない頃です。
その時参考資料として読み込んだ本が「講談社現代新書 517 ファンタジーの世界(佐藤さとる)」と、「講談社現代新書 172 メルヘンの世界(相沢博)」でした。
どちらもとても興味深い本で今でも時折読んでいます。
こうした様々な思い出がある作家さんなので、全集欲しくなってしまいますね。
「ファンタジーの世界 (講談社現代新書 517)/佐藤 さとる
¥591
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メルヘンの世界 (講談社現代新書 172)/相沢 博
¥550
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新装版 苦海浄土 (講談社文庫)/石牟礼 道子
中学時代、違う学年の時は「苦海浄土(石牟礼道子)」などを読んで調べものをした記憶があります。
当時はまだ土本典昭さんの映像や、鶴見和子さんの著書などは知りませんでした。
なぜこの本だったのか、おそらく実家にこの本があったのだと思います。
言葉果つるところ―鶴見和子・対話まんだら 石牟礼道子の巻/石牟礼 道子
¥2,310
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水俣病-その20年-/水俣病-その30年- (2作品同時収録) [IF
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