こんにちは!ニコニコ

夫婦で訪問介護事業所を営む看護師ヘルパーさつきです

今日はあなたにもちょっと役立つかもしれない高齢者と話をするときに私が意識していることについて書いていきたいと思います!

 

 

 

 

以前のブログでも書いたが、

私は人見知りで

人と話をすることが得意ではない

だからこそ、人と話をするにあたっては

色々と意識していることがある

私が利用者さんと話をするときに

特に意識していることについてご紹介したい

伝えたつもりが伝わってなかった

これは高齢者に限らず、

日常様々な場面でおこるだろう

私も多々あるので偉そうなことは言えない

だが、伝え方を工夫することで

すれ違いを少なくすることはできると思う

高齢者の特徴に合わせた会話のコツ

みたいなもの、あくまで

みたいなもの程度に読んでほしい

 

加齢に伴い、次第に耳は遠くなる

一般的には高い音から聞こえづらくなる

と言われている

体温計の電子音などが聞こえないのは

音が小さいことに加え、高いからだ

つまり、男性の声より女性の声の方が

より聞こえづらいのだ

なので私は普段より少し低めの声

を意識して話しかける

口調もゆっくりめを意識する

「聞こえ」とともに「聞き取る」

という力も加齢に伴って弱まる

もちろん個人差はある

あまり大げさにやると

不愉快に思われてしまうかもしれない

さじ加減が大事だと思う

 

音が似ている言葉や

高齢者になじみのない言葉は

伝わりづらいことがある

たとえば

いちじ(1時)は母音がすべて「い」

なので聞き取りにくい

午後なら13時と言い換えてみたり

午前なら「1」を手を使って

表現してみてもいい上差し

 

高齢者になじみのない言葉は

横文字系のカタカナ英語

などが代表的だと思う

たとえば、「ドラッグストア」だと

すんなり伝わらなくても

「薬屋さん」と言うと大体伝わる

うまく伝わってないかもと

思ったら別の言葉に言い換える

ことも大事だと思う

 

 

話しかけるときに相手の

肩や腕などに軽く触れるというのも

こちらの話に耳を傾けてもらうのに

効果的だと私は思う

あなたに話しかけていますよ指差し

というサインを送るのだ

体に触れられることに嫌悪感を抱く

という人もいるので常にうまくいく

というわけではないが、

特に認知症の方などで

どうしても注意力が散漫になりがち

な方の場合には聴覚に加え

触るという触覚にも刺激を与えることで

注意力をこちらに向けやすくなる

 

 

目線や立ち位置にも気を付けている

「上から目線で何様のつもり」むかつき

とはまさにその通りで

上から見下ろす目線は

ただそれだけで威圧的とか

冷たいといった印象を

相手に与えてしまう

目線は同じ高さか、それより下

1対1で話をするなら

向かい合って話をするより

隣や斜めくらいがいい

向かい合うとなんだか少し

緊張したりしないだろうか

私は人見知りなので

結構この「面と向かって」

的な向かい合う会話は緊張しがち驚き

心理学的にも対面ポジションは

敵対ポジションとも言われ、

緊張を助長するらしい

訪問介護での会話の場面は

お互い椅子に座って

改まって話をするというよりは

常に生活動作の中での会話

が主なので必然的に

あまり向かい合って

話をする機会は多くない

耳が遠いと尚更

向かい合っていると

聞こえない

無駄にでかい声で話をすれば

なんとなく怒っているみたいに

聞こえてしまうこともある

だから自然と隣にしゃがんで

話をすることが多い

 

私は大体こんな感じのことを意識して

常日頃、利用者さんたちと話をする

訪問介護はもちろん知識やスキルも

重要ではあるが、それらがあっても

コミュニケーションが取れないと

うまくいかなくなる

知識や技術を披露する前に

話ができなきゃ

ご披露するにも至らない

ゆえに、利用者さんにとって

話しやすいなと思ってもらえるよう

工夫しながら日々支援を行っている

 

 

ランキングに参加しています

良かったら応援お願いします↓↓

にほんブログ村 その他日記ブログ 専門職日記へ
にほんブログ村