END OF THE LINE

白馬のパタゴニアに行ったら佐々木大輔のEND OF THE LINEが置いてあったので買った。ずっと観てみたいと思いながらそのままだった作品だ。
filmの中でいろんな人がなんやかんや話していたけど、玉井タロウの言葉はシンプルだった。
「どれだけ地形を把握しているか、それに尽きる」
結局、そういうことだ。
8ヶ月前、不帰でオレに圧倒的に欠けていたモノはそれだった。
頭では分かっているつもりだったけど、具体的に、より鮮明に落とし込む事はできていなかった。
技術の問題もあるけどね。
また、この季節を迎えようとしている。性懲りもなくジワジワと湧き上がる胸の高鳴り。まだ今は静かなこの界隈。この期間がまたいいのだ。
雪の気配は無く、ポカポカ陽気が続くHAKUBA in November.
楽園を探して
メジャーなルートも嫌いではない。アクセス、滑り、安全性など様々な面で優れているからメジャーなのだ。
それなのに自分で探した場所に妙にこだわる。
登りの労力に見合わない滑り。予想より悪い雪質。その他いろいろ。メジャールートに比べれば見劣りすること間違いなしの場所に、人が滑っていないというだけで異常な魅力を感じる。良くないから人が滑っていないだけかもしれないのに、なぜか自分だけの宝物的な価値を付け加えてしまう。
その価値観は渓流釣りにも影響を及ぼし、人から聞いた川、実績のある川にはあまり入る気にならない。
加えて渓流釣りの場合、人が入らない川には原始的な流れが残り、魚がウジャウジャいるのではないか?未知の大物が潜んでいるのではないかという気持ちがある。
魚がウジャウジャいて、大物がいて、自分だけの宝物的な価値感が加わわった場所。楽園のような場所がきっとあるはず。そんな妄想を抱きながら、滑れない季節は川の地図を眺めている。
9月21日、楽園の可能性のある川に行ってみた。アクセスの悪さは抜群。
車を停めた場所からまずは藪こぎ。それから急な斜面を木や笹にしがみつきなんとか下り川に着く。良い渓相。本命ではないがここは楽園だろうか?と期待し竿を出す。ここだって普通の人は入らないはずの渓流である。
しかし魚はあまり釣れない。やはり簡単には楽園は見つからないのである。
仕方ない行くか。
やっと本命の渓流に行く決意をする。
楽園ではなかった川のさらに奥にある川。道のない山の中を藪をこぎながら500メートル以上進むまなくてはいけない。しかも尾根を越えなくてはいけない。登れる斜面なのか、下れる斜面なのかも分からない。地図上では行けそうだが、辿り着ける保証もない。
行ってはみたいが、出来れば行きたくなかった場所だ。
登りはラクだったが、下りはひどかった。遥か下に川のせせらぎは聞こえるが、こんなに降りなきゃいけないのかと本気でヘコんだ。降りたら登り返さなくてはならないし…。
それでも楽園を求めて進んでみる。標高差50メートルの急斜面をまたもや木や笹にしがみつき下っていく。何度か転んでやっと川に辿り着いた。
タバコに火を付け竿を出す。魚影が濃ければ間違いなく居るだろうというポイントに仕掛けを流すが、反応がない。
次も、その次も、また次も、またまた次も全く反応がない。ヤバイ。ここまで歩いてハズしたか?
諦めきれずに釣り上がるが、全然釣れない。だんだん釣りも雑になる。そんなとき足下から魚が走ったのが見えた気がした。
下手過ぎるので30分ほど全く釣れなかったが、魚は3匹ほど見えた。そこそこのサイズである。
気分転換が必要だ。ビールを飲みながらの休憩。本当なら尺イワナを釣った時の乾杯用だが仕方ない。
ビールが良かったのか、魚が多い区間に入ったのか、そこからは楽園だった。ウジャウジャとは言わないが魚が多い。下手臭いので足下から魚にバンバン走られたが、それでもそれなりの数は釣れた。釣った数より走られた数の方が多かったが、楽しかった。
来園に酔いしれてアホみたいに釣り上がり、帰りは泣きが入ったが、満たされた気持ちに膝と腰の痛みも心地良く感じた。
携帯のログを見たら移動距離10キロ移動時間10時間。そりゃ-、疲れるわ。
この楽園は俺のものだと思い込み、大切にしていきたい。
途中、キノコがたくさん生えていた。キノコは分からないので採って来なかったが、次の課題はキノコだな。もっといろいろな角度で山を楽しんでいきたい。

てん
それなのに自分で探した場所に妙にこだわる。
登りの労力に見合わない滑り。予想より悪い雪質。その他いろいろ。メジャールートに比べれば見劣りすること間違いなしの場所に、人が滑っていないというだけで異常な魅力を感じる。良くないから人が滑っていないだけかもしれないのに、なぜか自分だけの宝物的な価値を付け加えてしまう。
その価値観は渓流釣りにも影響を及ぼし、人から聞いた川、実績のある川にはあまり入る気にならない。
加えて渓流釣りの場合、人が入らない川には原始的な流れが残り、魚がウジャウジャいるのではないか?未知の大物が潜んでいるのではないかという気持ちがある。
魚がウジャウジャいて、大物がいて、自分だけの宝物的な価値感が加わわった場所。楽園のような場所がきっとあるはず。そんな妄想を抱きながら、滑れない季節は川の地図を眺めている。
9月21日、楽園の可能性のある川に行ってみた。アクセスの悪さは抜群。
車を停めた場所からまずは藪こぎ。それから急な斜面を木や笹にしがみつきなんとか下り川に着く。良い渓相。本命ではないがここは楽園だろうか?と期待し竿を出す。ここだって普通の人は入らないはずの渓流である。
しかし魚はあまり釣れない。やはり簡単には楽園は見つからないのである。
仕方ない行くか。
やっと本命の渓流に行く決意をする。
楽園ではなかった川のさらに奥にある川。道のない山の中を藪をこぎながら500メートル以上進むまなくてはいけない。しかも尾根を越えなくてはいけない。登れる斜面なのか、下れる斜面なのかも分からない。地図上では行けそうだが、辿り着ける保証もない。
行ってはみたいが、出来れば行きたくなかった場所だ。
登りはラクだったが、下りはひどかった。遥か下に川のせせらぎは聞こえるが、こんなに降りなきゃいけないのかと本気でヘコんだ。降りたら登り返さなくてはならないし…。
それでも楽園を求めて進んでみる。標高差50メートルの急斜面をまたもや木や笹にしがみつき下っていく。何度か転んでやっと川に辿り着いた。
タバコに火を付け竿を出す。魚影が濃ければ間違いなく居るだろうというポイントに仕掛けを流すが、反応がない。
次も、その次も、また次も、またまた次も全く反応がない。ヤバイ。ここまで歩いてハズしたか?
諦めきれずに釣り上がるが、全然釣れない。だんだん釣りも雑になる。そんなとき足下から魚が走ったのが見えた気がした。
下手過ぎるので30分ほど全く釣れなかったが、魚は3匹ほど見えた。そこそこのサイズである。
気分転換が必要だ。ビールを飲みながらの休憩。本当なら尺イワナを釣った時の乾杯用だが仕方ない。
ビールが良かったのか、魚が多い区間に入ったのか、そこからは楽園だった。ウジャウジャとは言わないが魚が多い。下手臭いので足下から魚にバンバン走られたが、それでもそれなりの数は釣れた。釣った数より走られた数の方が多かったが、楽しかった。
来園に酔いしれてアホみたいに釣り上がり、帰りは泣きが入ったが、満たされた気持ちに膝と腰の痛みも心地良く感じた。
携帯のログを見たら移動距離10キロ移動時間10時間。そりゃ-、疲れるわ。
この楽園は俺のものだと思い込み、大切にしていきたい。
途中、キノコがたくさん生えていた。キノコは分からないので採って来なかったが、次の課題はキノコだな。もっといろいろな角度で山を楽しんでいきたい。

てん
