産後のお母さんに最も必要なことは
 
何でしょうか?
 
周囲のサポート?
 
休息?
 
癒し?
 
痛みの除去?
 
母乳育児ケア?
 
骨盤ケア?
 
経済的余裕?
 
 
どれも大切なものではありますが、
 
 
私が最も大切だと考えるのは
 
    「安心」
 
それに尽きると思います。
 
 
 
心からの安心は、ホルモンを安定させ
 
体と心の健康を維持し
 
セルフケア能力の向上
 
自分が自分らしくいられることで
 
やっと前向きな子育てに
 
気持ちが向くことができます。
 
 
 

 

 

 

つまり、

 

 

 

お母さん自身が精神的にも身体的にも
 
満たされて安心できる環境だからこそ
 
初めて子どもに愛情を注ぐことができます。
 
 
 
私自身が元夫からのDVを受けながら
 
過ごしていた産後は
 
 
 
まさに、このお母さん自身の
 
ピッチャー(心)が壊され続けて穴が
 
空いている状態だと感じました。
 
 
 
そもそも、DVは加害者にとって都合の悪い存在は
 
被害者当人から離そうとするので、
 
(孤立させて、より加害者だけの世界に住まわすため)
 
 
DVが重症であればあるほど、被害者にとって支えとなる
 
家族や友人・行政のサポート(助産師・保健師など)の
 
交流そのものを奪われていることが多いです。
 
 
被害者の正常な価値観や判断力さえ
 
奪われてしまっています。
 
 
 
孤独な環境の中で精神的にも、
 
身体的にも苦しい育児をしていて
 
わが子を「可愛い」と思えないなんて
 
当然なんです。
 
 
 
 
いくら専門家のサポートがあっても
 
被害者当人が
 
「やっぱりこんな環境おかしい」
 
「逃げなきゃ」
 
と、勇気を持たない限り
 
被害者もその子どもの人生も
 
守ることができないんです。
 
 
 
産後のお母さんにとって必要なのは
 
とにかく「安心」
 
 
まずはそれだけあれば、いいというくらい
 
大切な要素です。
 
 
これから、出産を控えているなら
 
心から安心できる場所を作って下さい。
 
 
 
自分のセルフケア能力が向上さえすれば
 
周囲のサポートが少ない環境でも、
 
必要なサポートを自ら選んで受けることもできる
 
母の心も体も健康でいられる。
 
 
 
 
今がまさに苦しい状況なら
 
勇気を持って逃げて下さい。
 
 
 
私は勇気をもって逃げたことで
 
今、自分の力で生きていく力を得て
 
幸せに暮らすことができています。
 
 
どのお母さんも幸せな環境で
 
妊娠・出産を迎えてほしい.
 
どの命も望まれてこの世に生を
 
受けてほしい。
 
 
そんな思いが、とにかく明るい性教育を
 
お伝えしている私の強い原動力となっています。
 
 
岡山発
母から子へ伝える
とにかく明るい性教育
パンツの教室インストラクター
助産師 しんのう ゆうこ