Naoto's Blog  ~法廷の合間に~ -3ページ目

Naoto's Blog  ~法廷の合間に~

岡山の弁護士のブログです。
法廷の合間に考えたこと気付いたことを不定期につづっていきます。

毎日うだるような暑さですね。


暑いのが苦手な私は、ただただ溶けています…。


さて、最近結構多いのが創業者の事業承継の相談。


といっても、弁護士のところに来る相談は、将来の事業承継対策というよりも(もちろん、そのような相談もありますが)、相続が発生してからの紛争が圧倒的に多いですね。


ケースブックの典型例そのままの、事業承継者とサラリーマンの兄弟が、株価の評価をめぐって紛争になるケースがほとんど。


「弟よ、家業を継ぐからって親父の財産を独り占めするのはよくないぞ。俺にだって法律上2分の1の権利があるんだから。株はやるから残りの財産を渡せ」


「兄貴、会社経営は大変なんだから。一遍やってみたらどう?兄貴は大学にも行かせてもらったのに、俺は高卒。嫌々会社に入らされたんだから。株価だって、上場企業でもあるまいし。持ってるだけじゃ何の価値もない」


ってな感じで泥沼の遺産分割調停へ。


つくづく、生前の事業承継対策が大事だと思うのですが、よくも悪しくも創業者ってアクが強くて、なかなか経営権を譲ろうとしないんですよね…。きっと、息子(娘)が頼りなく見えるんでしょうね。


事業承継は計画的に(何だか一昔前の消費者金融のCMみたいですが…)。



この秋口、岡山県社会保険労務士会で民法講義を担当することになりました。


で、受講生である社労士さんの実態(生態?)を探るべく、書店の社労士コーナーをのぞいてみたのですが…。


あるわあるわ、『稼げる』系の書籍。


で、何かの参考にと購入したのが、井寄奈美著『稼げる社労士の集客術』(日本実業出版社、平成22年)。


ページを繰ってみると…、


第1章 あなたを「稼げる社労士」に変える「考え方」

第2章 3ステップでファンを育てる「情報発信力」

第3章 仕事も情報も手に入れる「人脈力」

第4章 お客様をつかんで離さない「専門力」

第5章 社労士として生き抜くための「金勘定力」

第6章 「この人と仕事をしたい」と思わせる「人間力」


と並んでいます。


筆者は、平成18年に開業された方のようなので、6年目ということになりますね。うちの業界で言うと十分若手の部類に入るのですが、このキャリアでこんな書籍を出版するというのはかなり勇気のいることです。だいぶ雰囲気が違うんですかね。


ともかく、社労士さんはなかなか大変なんだなというのがよく分かりました。また、多くの社労士さんが興味を持たれていることが何かということも。これだけでも収穫でしょう(果たして民法などという学理性の高い法律に興味など持ってくれるのだろうかという不安は増しましたが…。)。


ただそれにしても、「金勘定力」というのはちょっと…、さすがに…、どうかと…。いくら「○○力」がはやりだからといっても。



弁護士は意外に出張が多いです。


岡山県下の裁判所だけでなく、隣接県、さらには、大阪、東京といった遠方の裁判所に事件を抱えていることがありますし、日弁連の会議に出たりもします。


で、いつも悩むのが移動手段。


岡山県内はすべて自動車で動くのですが、高松はマリンライナーですね。福山のときはほぼ車。姫路は新幹線と車が半々くらい。


別に基準があるわけではありません…。何となく感覚で。(・・;)


季節によっても違いますね。車だと結構疲れるのですが、今の季節、歩いたりするのも暑さが辛いので、どうしても車での移動を選択してしまいます。



ところで、「位置移動距離の原則」って聞いたことがありますか?


多分ないと思います。(笑)


大先輩の弁護士さんが唱えている極少説なのですが、「移動による疲れは、かかった時間にかかわらず、移動した距離に正比例する」という原則だそうです。


何となく分かるような気がするのは私だけ?