いらっしゃいませ。パン屋さんです。
振り返りの儀 第3回やっていきます。
今回は王帝月ノ宮編です。
手札を捨てることで様々な効果を発揮する柔軟な試合運びを得意としたチーム。
前回の帝国に倣って今回もテキスト別にカードをまとめていきましょう。
まずはシンプルに火力要員。
右4枚は冒頭の手札から必殺を捨ててパンプする効果。
この手札を捨てる効果、基本的にリサイクル持ちの不要カード(オーロラ壁盾等)しか使わないので間接的にノーコストでパンプ可能と非常に優秀で中々お世話になることが多かったです。
特にBCP4でDF6になる高火力DFの花咲と実質ノーコストBC+1の単体性能抜群の2I野坂はホントに強いです。
左サイドは両方ストライカー候補。
4I野坂はシンプルに強い。同弾収録の王槍と合わせてOF17とTP消費は多くなりますが2I野坂火だるまより火力が1高いです。
シュート、ドリブル火力を求めるなら4I、DF値, TPの軽さから立ち回りの安定度は2I、と好みに合わせて使い分けましょう。
草加はBCP4, MFとオーロラ環境下での最低限を確保しつつシュート火力が7まで伸びる単体のスペックが高いカード。
数少ない多投可能なストライカーなので絆万作と合わせて使いたい。
次はサポート要員
サポート要員はサーチするものではないでBCP3以下は基本使いません。つまり残り2枚も基本は使いません。
一応効果は必殺を切ることでTP2回復、とやってることは非常に強いです。BCPで上手くバランスを取ってますね。
あとついでに1枚
登場当時はアレス2弾と期待値がまだまだ高かったのですが、終わってしまった今こうして振り返ると悲しみを背負ってるなと思い同情で取り上げました。
火力要員とは打って変わってサポート要員はBCPが足を引っ張って使いにくい面々が多いですね。
続いて手札枠。
まずひとつは単純な火力の高さ。
王槍はキャラ制限があるものの火力は最高峰の+10、バックトルネードはTP2で出せる最大火力の+7、空渡は純粋に上昇値だけなら全ドリブル必殺中最大の+5、D盾はTP2で もじゃキャッチと同値の+6、リサイクルも付属してほぼもじゃキャの上位互換。
と王帝の技は総じて最高クラスの火力を誇ります。バックやD盾はTPの軽さも優秀。
合わせて利点のふたつめにチーム制限が無いことが挙げられます。
これだけハイスペックな技を揃えつつも限定は付けず全てのチームに出張可能。
ついでにD盾以外のカードは要求コストが必殺ではなく“手札”となっているのでサポート、タクティクスを切る事も可能です。
使うタイミングを失ったサポートを切ったり5I野坂、ハオ等のタクティクスを切る事で強化するカードと組み合わせる使い方もできます。
要は高火力で多様性のあるカードが揃ってるということ。
対してタクティクスのグリッドオメガについて
相手のキャラを確実に1人削ぐ事が出来るタクティクス。
と言えば聞こえは良いですが、現実は限定とTPが足を引っ張り、削れるキャラクターも相手依存と“フィールドキャラクターを1人減らす”という効果が強力過ぎるが故に、カードへの拘束も強力になってしまった不遇な一枚。
強いけど弱い。どうしようもない悲しいカード。上の道場よりよっぽど悲しみを背負ってる。
最後ネガティブな評価で終わってしまいましたがカード個別の振り返りは以上。
ここまでを一旦おさらい。
長所
・文句なしで環境入りの火力
・効果発動のコストが優秀で汎用性が高い
短所
・サポートカードは今一歩な性能
・連発すると手札不足を誘発
汎用性の高い高火力カードが多く、他チームと合わせても使いやすいが連発しづらいことが欠点。
特に王帝単では手札不足が深刻な問題になります。
すると欲しくなるカードも自然と浮かんできますね。
王帝にはとにかくリソース確保ができるサポート、回収手段が必要です。
葉音が使いにくいことを差し引いて佐曽塚だとしても王帝としては物足りない印象。
LBでの回収はもちろん、5N砂木沼の様なTPでの回収手段も有効。手札が増える効果持ちが欲しいところ。
技も6Nアイスグランドのような回収やバウンス効果(出来れば勝利時バウンス)があると非常に動きやすくなります。
総括
王帝月ノ宮
「手札をコストに高火力で相手を圧倒するハイスペックチーム」
・手軽なコストから高い数値と汎用性がウリ。手札管理には注意が必要
◎手札補充を筆頭にサポートキャラの存在が求められる
……息切れしやすい王帝に助けを
以上
強いカードが多いとその分言いたいことも多くなって文字量が増えますね。いつもの事ですね。
だいぶ惰性でやってる節があるけどせめてあと2チームは振り返りたいので頑張る。
それではありがとうございました。またのご来店お待ちしております。
この挨拶のせいで毎回見返すのが辛い。まぁ辞めないけど。