前回に引き続き振り返りの儀、やっていきたいと思います。
第2回目になる今回の振り返りチームは帝国学園
必殺技を使うことで能力を発動するテクニカルなチームです。
デッキセットと言われると白恋と永世のデッキセット出てきて欲しかったなぁと今でも思う。
カード紹介。
帝国は前回の星章と比較して種類が少なくテキストも同系統のものが多いのでテキストの種類別に載せていきます。
まずは火力要員
必殺エリアが多いと強くなるテキストですが、現実的にはステータスから考えて主に使うのはD佐久間か寺門。
今使うなら極杏奈から展開するD佐久間が丸そう。寺門は帝国のBCP4の中でステータスが1番良い部類に入ります。
S不動はBCP4欲しかったですね。ステの伸びが弱いのでそれくらいは許されるのでは。
S源田はコストに対する見返りがしょぼいので使うならD源田の方が使いやすいです。
次は軽減スキル持ち
実際使えるのは2I佐久間くらい。あとは使わないかな……
軽減系はTP回復と違って自身が技を撃つ必要があるのでそれなりのステも要求されます。
パッと見で万丈はBCP4のテキスト持ちなので強く見えますが、ブロックには瞬間火力が必要なため、数値不足である万丈の活躍は見込めず、そのせいでテキストも腐っています。
シューティングカットが使えれば相手のOFに負荷をかけることができて強そう。
逆にドリブルは瞬間火力ではなく恒久的な中打点が求められるため、軽減とは相性が良いのですが今度は肝心の咲山がBCP不足。
そもそも軽減は手札上限の関係上このゲーム自体との相性が悪いので根本から辛いところがあります。
4I灰崎のようなパンプ+軽減や、必殺回収+軽減のようなキャラクターの登場、または軽減を活かせる要求TPが重い限定技があると軽減の価値も出てくるのですが……
次は回復要員
ただBCPを無視して考えると軽減より回復の方が基本的には優位なのでBCPが軽減より低いのはやむを得ないです。
手札枠として見ると評価が一転。
一時期ほぼ全てのデッキに採用されるほどのスペックを持った湿川が登場。
確実に初手からTPを2増強出来る言わずと知れた厨カード。今では柔剛に株を奪われていますがジャパン以外ではまだまだ採用できます。
その他
インペリアルサイクルは初の妨害テキストで相手のリソースに干渉できる唯一のカード。
しかし実際は限定のせいでほぼ使うことができず、なおかつ同弾収録の湿川によって無力化されるという超絶不遇カード。
D疾風は帝国の特徴をそのまま技に反映させたドリブル技。
使いどころが限られるものの単純にD稲光の上位互換だったので当時は採用率トップクラスの1枚。
影山は限定の必殺回収カード。
テキスト自体は帝国と噛み合っているものの実際構築を考え出すと採用には至らない肩透かし枠。
上記を踏まえてメリットデメリットを洗い出し。
長所
・リソース無しで自己強化が可能
・ORと相性の良い軽減テキスト
短所
・火力不足
・軽減を活かす技が少ない
条件が緩いせいかとにかく火力が低い。帝国はこれに尽きます。
あとは仮に有用なORがあったとしても条件的に使える手札は実質4枚、その中に手札を圧迫するORの採用は難しく、そもそもこの条件と軽減が噛み合ってないです。
それなら素直にTP回復からD佐久間のような動きにすれば、と考えると今度はBCPが低くなるというジレンマ。
こう考えると欲しくなってくるカードとしてはORで手札を圧迫しない高火力専用技。
爆ストとDORCBを合わせたようなカードがあると帝国の得点力向上に繋がりそう。
あとはドリブル技にもORがあるとアイデンティティを活かしつつ突破力の確保も可能。
逆にキャラとしてはBCP4、サーチはもちろん必殺回収等もあると便利そう。この辺りを佐曽塚に任せたりしていると段々帝国の濃度が薄れていくので自分で解決して欲しいところ。
影山は枠が足りないので、回収は手でなく山に入れたいです。
他候補として2R折緒のようなカードも相性が良さそうですね。
唐突な総括
帝国学園
「必殺技を使って戦況を支配する頭脳派テクニックタイプ」
・リソース無しで有利に動けるものの特性を活かすカードの少なさが欠点
◎OR等帝国と噛み合った協力な技が必要
……とにかく特徴を活かせる噛み合いの良いカードが少ないのでまずはそこから
以上!
帝国良いとこ無さ過ぎて2回目にして既に苦しかったです!!
ありがとうございました!次回予定の王帝はもうちょっとマシだと祈る。
またのご来店お待ちしております。




