子どもがひどい反抗期になる親の特徴
この文章は約4年前に、このブログに書いて投稿したものです。
久しぶりに、読み返してみても自画自賛になりますが、よく書けているのでもう一度と投稿します。
反抗期は遅かれ早かれ、大半の子どもに訪れます。
幼少期、小学生、中学生の時期の成長期に併せた心の変化です。
しかも、その反抗期の程度には大きな個人差があります。
私が感じているのは、短気ですぐに怒ってしまう親ほど、反抗期に親子関係は崩れます。
すぐに怒ったり、「勉強しなさい」が口癖だったり、ゲームやスマートフォンを取り上げてしまうお父さん、お母さんは気をつけましょう。
一般的に、反抗期は自己肯定感が低い子どもほど、ひどくなる傾向にあります。
また親子の距離の近さにも影響があると思われます。
まず、自己肯定感が低いとは、
自分に自信がない、つまり劣等感を持っているということです。
親などの周辺の人たちから、常に兄弟姉妹や友だちと比較され、自分が劣っていると言われ続けた結果、そうなってしまいます。
また、比較されていなくても、いつも叱られてばかりで、褒められた経験が非常に少ない子どもがそうなります。
「どうせ自分はダメだから」というあきらめの心を持ってしまっています。
自分や親などに対するあきらめから、ストレス発散のために反抗を行っているのです。
特にお母さんに対して反抗的な言動や態度を取ります。
それは、お母さんに対しては甘えもあり、反応を見ていることもあります。
また、思春期を迎えた子どもに対して、これまでと同じように、グイグイ近づいていったり、無理やり話をさせようとしたりして、子どもの反発心を煽ってしまうと、さらにひどくなります。
この時期の子どもとの距離感はとても大切です。
この距離感を間違えてしまったために、「うざい」、「管理されている」といった感情が強くなってしまい、ひどい反抗的な言動や態度を取ります。
では、どうすればいいのでしょうか?
自己肯定感が低い場合、
比較することを辞め、子どもを認めてあげることが大事です。
認めてあげるとは、できていることはどんな小さなことでも褒めてあげることです。
褒められることで子どもは自信を持ち、自己肯定感が徐々にうまれます。
反抗期は親離れ、自立を意味します。
ある程度は子どもを信じて、考えさせ、行動させる、距離感が必要です。
困っていたら、手を差し伸べるくらいが丁度いいでしょう。
幼い頃のように、なんでも先回りしてやってあげたり、「〇〇しなさい」と命令口調は厳禁です。
そして、焦りは禁物です。
テレビドラマではないので、短期間で変わることはありません。
気長に親子関係を修復しましょう。