受験者数は男女合計(4科)で約1.3万人であり、昨年より減少しているようですが、それでも、組分け(YT履修者)の2倍程度の数です。
うちの場合、偏差値は組分けの中央値を基準にすると、+4~+5という感じで、学判(+2~+3)よりも高くでています。+2~+3は母集団が女子だけであることの影響で、残りが母集団の学力レベルの差だとしても、少し差がありすぎる感もあります。女子順位も組分け、学判とあまり変わりませんでした。実は普段よりも少し出来が良かったのか、非四谷系の上位層が少なかったのか、よくわかりません。
組分けと比較して、さすがに合不合のデータは充実していますので、いくつか試してみました。
・合不合配点シミュレーション
4科均等配点の女子学院で試してみました。理社>算国だったので、かなり上がるかと思ったのですが、偏差値の増加は+1、仮順位もあまり変わりませんでした。やはり、理社で順位を引っ張りあげることは無理なののかもしれません。
・合不合学習診断表など
全体だけでなく、志望者を母数とした正答率が公表されています。これまで、どの程度の正答率までしっかりできるようになれば良いかの目安が、今ひとつわからなかったので、この志望校別の正答率は役に立ちそうです。さらに、「合格するための学習領域」では、問題毎ではなく出題分野毎になりますが、80%判定志望者等の正答率も示されています。以下、この「合格するための学習領域」を用いて、某最難関校の算数(速さの問題)を例に最優秀の方との距離感を考えてみました。(注:最優秀の方と比較する意味はありませんので、あくまでも例です。第1志望校で分析するのが常道です。)
今回の算数で速さの問題は前半に小問1つ、後半に大問1つ(小問2つ)の計3問でした。正答率は若干ぼかして書くと70%、15%、5%で、分野としての正答率は30%になります。これが某最難関校の80%判定志望者では約85%、50~80%判定志望者でも約65%となります。言い換えると、某最難関校のボーダー(50%)以上の場合、前半の小問と大問(1)は多くが正解しており、さらに80%判定志望者の半数程度は正答率5%以下の(2)まで正解
していると言えます。最難関ですから当然ですが、良くできるものです。家の場合、前半の小問はとれたものの、大問は図を書きかけてパスをしており、この分野の正答率は33%でした。仮にこの学校を目指すならば、粘り強く図を書きあげて、(1)だけでも正解にもっていけるような力をつけるというのがリアリスティックな目標ということになります。