こんにちは。
黒澤です。
大阪「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の2016年度年間入場者数が1460万人となり、
3年連続で過去最高に達したそうです。
好調の背景には様々理由があり、
1つ目は新アトラクションを次々と導入していることです。
「ハリー・ポッター」エリアのオープンや新型ジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」、
今月からは映画「ミニオンズ」エリアを新しくオープンしております。
今後も「マリオ」の新エリアをオープンさせる事も予定しており、
次々と新アトラクションを導入する事で、お客さんを飽きさせない、リピートに繋がっています。
2つ目に、様々な人気キャラクターとタイアップしたイベントを行っていることです。
「エヴァンゲリオン」や「名探偵コナン」、「ドラゴンクエスト」などとタイアップしたり、
「AKB48」の常設ライブをパーク内で行っています。
多様なイベントを開催することで幅広い層のお客さんを集めることができています。
3つ目に、モノの消費でなく、
コト(経験や体験、サービスなど)の消費需要が高まっていることも要因です。
様々なアトラクションやイベントを打ち出す事で、
『特別な経験をしたい』、『特別なサービスを受けたい』という
消費需要の変化を的確に捉えています。
一方で東京ディズニーランド・シーでは3年連続入場者数が減っており、
「慢性的な混雑」や「3年連続の入園料値上げ」などが
影響しているのではないかと言われています。
また、USJのように、新たな企画を次々と打ち出している印象もないので、
お客さんの飽きにも繋がっているのではないでしょうか。
動物病院業界は犬猫が減少する一方で、新たな動物病院が増えている状況です。
動物病院業様も飼い主様の集客とリピートのために、
コト消費を意識して様々な企画に取り組んでいって欲しいと思います。