騙し討ち | いつかのメリークリスマス

いつかのメリークリスマス

愛情飢餓と喪失恐怖
とにかく「楽」になりたい

 

 

 

 

「オフレコを前提」としていることに注目したい。

表立って発言しないだけで、

同じような考えを持つ閣僚、政治家はいるだろう。

性的少数者への理解は大切だ。

だが、たかが一秘書官の私的考えを、

騙し討ちのような形で報道することには、

大きな違和感を感じる。

わきが甘いといえば、それまでだが、

このような報道は、マスコミへの信頼をさらに下げるだけではないか。

信頼のないマスコミに、情報提供する人間はいるだろうか。

マスコミの意義はさらに小さくなり、

引いては、政権や政治家らの増長を招くだろう。

そして、社会は一層、生きづらい世界となる。

一時の名声に酔いしれることができても、

中長期的視点で見れば、

極めて意味のない報道に終わるだろう。

 

 

案の定、大したことではないから、

首相も簡単に尻尾を切った。

これで幕引きになるのだろう。

だから、「マスゴミ」と呼ばれる。

 

なお、これも一つの「ものの見方」程度の話です。