【再掲】未来都市 | いつかのメリークリスマス

いつかのメリークリスマス

愛情飢餓と喪失恐怖
とにかく「楽」になりたい

 

結論から言うと、これを福島で実施してほしかった。

 

震災によって、ゼロからの街づくりをしなければならない。

 

地下構造の建設は、表土の除染にもなっただろう。

 

地震、津波、原発事故で住民は避難し、帰るに帰れない状態が続く。


こうした街づくりは、住民の帰還だけではなく、

 

移住者を呼び、復興にもつながったはずだ。

 

一民間企業の取り組みではあるが、

 

復興を兼ねた先進的取り組みとして、

 

国が支援してもよいだろう。

 

企業側としても、これ以上のアピールはないだろう。

 

福島第一原発では、廃炉作業が進む。

 

完了にどれぐらいの月日がかかるかは分からないが、

 

仮に完了して更地になった後、

 

人々は戻ってくるのだろうか。

 

そこに街はできるのだろうか。

 

産業は興るのだろうか。

 

片付け、元通りにしただけでは、復興にはならない。

 

何十年、何百年先を見据えた施策を考えるべきだ。

 

突拍子もない考えかもしれない。

 

だが、そのぐらいの発想でなければ、

 

あの甚大な被害からの復興は果たせないと思う。