エンハーツ13回目 | なくてななくせ

なくてななくせ

’23夏から新しい敵を発見。

2016年乳がん→標準治療フルコース
2020年末→肋骨に転移→化学療法から内分泌療法へ

2023年夏 膵臓に転移。これから化学療法で頑張っていきます。

1969年生まれ(54才)
じわじわと仕事復帰中

昨日はケモの日。

3週間おきに通院してますが、ここ2回(6週間ぐらい前から)採血がすごく空いてるんですよね。

ケモ室はいつも通りなので、その他の血液検査必要としてる方々の通院頻度を下げてるとかそういう感じでしょうか?

コロナの数が上がってくると、看護師さんたちのガードと見るからに上がってマスクダブルにアイガードとかになってくるのですが、それに加えて採血も空いてくることが多いです。


私の通ってるのは高度急性期病院なので、どうしてもここでないとダメな人ばかり来てるはずなんだけど、それでも来られなかったりする人もいるのかなぁ。


などと考えつつ、サクッと採血。

昨日は採血も点滴ルートも一回で良いところ入ってくれて嬉しかった!

もうかなりの回数ケモしてるので、良い血管はどれも硬くてプリプリして刺しにくいのです。いつも「すみません」と思いつつ…。


先日の喉風邪の件なども話しつつ、仕事が激減して、小さな副作用も積み重なるとストレスで、しかもマスクしない勝手な人たちのためにさらにタクシー代とかの打撃。そんなにあれこれ我慢してなんのために耐えなきゃいけないのか?


みたいな気分の落ち込みのこと、やっと主治医とか緩和の先生、体調ダイアリーにも書くことができました。


とにかくエンハーツが今1番のエース的存在の薬で、それが効いてる人は長くて5年近くできてる人もいるから。そうして時間稼いでるうちに、次の手が出てくる可能性も高い。癌の治療は日進月歩だからね。と、穏やかな口調で励ましていただきました。


大人になってからずっと、仕事が1番のモチベーションだったんだなぁと改めて思います。休業を発表してから2人の指揮者の方からお仕事いただきましたが(音楽の仕事をしています)、それがお二方からの「がんばれ。待ってる。」という励ましに思えて、そこを目指してもう少し頑張っていこうとは思っています。うーん、元気なうちにもっと仕事したいなぁ。私の所属してる事務所は大手なので幅広い仕事ができるのは良いけど、個人的にキャリアプランを考えてくれたら相談に乗ってくれるマネージャーなどはいないので、こういう時はあまり頼りにならない…しょぼんです。


毎年土用の丑の日近くになると、義実家から鰻が届くのですが、ちょうど治療前日の昼に届きました。


「明日は病院だから、少しでもお口が美味しいうちに食べちゃおう!」との夫の提案で、前夜は鰻丼➕白焼という豪華ディナー。

幸い甘辛のタレは美味しく感じることが多く、日によっては塩辛く感じてしまうお醤油や、刺激を強く感じすぎてしまう山葵も大丈夫でした。

私の味覚障害は日替わりサプラーイズみたいな感じで急に方向が変わったりするので、食べるまでわからないのが困りものですが、美味しくいただけて嬉しかったです。


果物はコンスタントに美味しいので、脂質ゼロヨーグルトと共に強い味方。


私のように終わりがないケモだと、「今は食べられるものだけで良いから」みたいなのも、栄養面で気になってしまいますからね。


とりあえず夫が色々と理解してくれるのと、在宅勤務なのにとても助けられています。