またもやめちゃめちゃ遅くなりましたが、「ZORRO 仮面のメサイア」の感想です。
■プロローグ
幕が開くと「Z」が刻まれた大階段にZORROの格好の水さん。
そしてZORROの格好でゆみこ以下の男役。
途中、仮面を外し、ジプシーの格好ででてきて踊る。
プロローグではrodrigo y gabrielaの「Diablo Rojo」という曲が使われてますが、ひたすらかっこいい。
早速原曲をiPodに入れました。
そしてここで驚いたことがひとつ。
ゆみこと桂ちゃんの立ち位置がいつもと逆(ゆみこが下手、桂ちゃんが上手)なのです。
他の場面は全てゆみこ上手、桂ちゃん下手なんですけどね。
■女の戦い
プロローグが終わるとジプシーの女たちの踊りの場面。
私はこの場面、ゆめみとヒメのダンス対決シーンと呼んでます。
3人の歌手(かおり、あゆ、さらさ)が歌う中、ジプシーの女たちが踊るんだけど、上手がゆめみが核、下手がヒメが核。
男役顔負けのかけ声を発しながら踊るヒメとそれをみて「ふっ、あんたやるわね」って感じでほくそ笑みながら踊るゆめみ。
お互い火花を散らしながら踊っております。
■ロリータ=マルキーズ!?
それが終わるといよいよ話は本筋へ。
まず笑わせてくれるのがきたろうのガルシア軍曹。
スペイン側の兵士だが、身体は熊なみに大きいけど頭は蟻の脳みそという設定。
そしていろんな人に尻を剣でつつかれるのです。
最初はとなみ、そしてZORROは光と影の両方(水さんと桂ちゃん)に・・・。
となみはしょっぱなからきたろうを剣でどついております。
どっかでみた光景・・・(あの時はおたまを振り回してたな)
そしてこの後の場面でもあの公演を思い出してしまう場面が出てきます。
■言葉を捨てたベルナルド君
ワカン・タンカの洞窟の場面でようやくベルナルドの桂ちゃんが出てくる。
小さい頃の記憶がもとで言葉を捨てているという役所なので・・・やっぱりしゃべらなーい。
そのかわり日頃のガンサーぶりが遺憾なく発揮されており、笛を吹いたり表情で演じてます。
水さんが再会できてうれしいと言えば本当にうれしそうな表情。
水さんが両親が殺されたと言えば悲しそうな表情。
・・・ってな感じで。
外見は髪も長めでかなり若い・・・かと思いきやちゃんと嫁(夜の稲妻、愛原実花)もいてやることはやってます。
年齢不詳なベルナルド君であります。
■ZORRO見参~光ZORROと影ZORROの違い
舞台はロス・アンヘルス砦の広場。
ガルシア(きたろう)らによって、ロス・アンヘルス砦を開拓した一人である神父(真波そら)の処刑が行われようとしていた。
イケメン氏、ここだけの登場なんだけど・・・若い。
一応水さんの両親(組長&ゆり香さん)やとなみの両親(マヤさん&プリマさん)と同年代のはずなんだが・・・。
となみらの懇願もむなしく、処刑が行われようとしたまさにその時水ゾロが登場。
ガルシアらとバトルになるが・・・ここでは水さんと影ZORROである桂ちゃんが交互に出てきます。
どこかのブログに書いてあった言葉を引用すると水ゾロは剣だけで戦い、キムゾロは足蹴りなど剣以外の技も使いながら戦っている感じです。
仮面で顔は隠れているけど、アップでみたらすぐどっちかわかりますよ。
■姉に弱く、嫁に強い総督様
次はゾロの活躍をよく思っていない、スペイン側の皆様の登場です。
みんな貴族っぽい格好をしています。
まず、白タイツがお似合いの、スタイル抜群の総督(かなめ)。
彼の家族構成は気位の高い姉(いづるん)と従順でおとなしい嫁(花帆杏奈)。
なぜかこの総督、姉には弱く嫁には強い。
「なんでこんな片田舎にいなきゃいけないのよっ!」と事あるごとに文句を言う姉にはなぜか反論せず苦い表情。
が、嫁がなにか言おうとすると「お前を口を出すな」と発言を許さないんですよねー。
そして総督様に従ってるはまこ君・・・コムベルばらのベルナールが蘇りました。
■きむとな再び
ゾロの正体を探る、という目的のもと総督が開いた舞踏会。
水さんはゾロであることを悟られないようわざと優男を演じて乗り切るんですけど、この場面が面白くて。
薄いピンクのフリフリにモーツァルトみたいな鬘で登場の水さん。
メンドーサ(ゆみこ)にフリフリを破かれ「地獄におちろぉぉぉ
![]()
」とか叫んでいる。
この場面、ベルナルド君は水さんの従者として従っていて結構キレイな衣装をきています。
薄い紫の衣装で、確かフェルゼンが昔着ていたような・・・?
ちょうど水さんの「地獄におちろぉぉぉ」の頃、上手の端で控えてるんだけど「あれ?この人どっかでみたことある!?」ととなみにじーっと見つめられるのです。
で、そんなとなみの視線に気づきペコりとお辞儀しながらきょどってるベルナルドがかわいい。
きむとなファンは絶対チェックしましょう。
おかげで私はどんなやり取りで水さんがゆみこにフリフリを破かれたのか見逃しました。(自慢するな)
この場面、マヤさんがマラカスを持って歌うんだけどその動きも面白いですよ。
■マルキーズふたたび
水さんの優男は芝居だと見抜くとなみ。
が、そんなとなみにも水さんは本当の姿を明かさない。
ついに本当に優男だとだまされたとなみがとった行動は・・・
バチン!!!
水さんに力強く平手打ちを食らわし、怒って去ってしまう。
そしてその後・・・
「うわああああ!!![]()
![]()
」
さらに怒りが収まらず、ワッカドレスにもかかわらず、怒りの叫びをあげながらスペイン国旗を引きちぎるとなみ・・・。
・・・これ、君愛?
洗面器でどついてたマルキーズの幻が・・・。
するとさらにアルガン、じゃないメンドーサゆみこが現れ、強引にとなみに迫る。
「お前はオレのものになるんだ!」
「ぼくと結婚してくれ」がよぎったのは言うまでもありません。
その後、お話は水ゾロ&キムゾロ VS ゆみこの戦いになってまたゾロの世界に引き戻されるのですが・・・。
■父親ベルナルド
ディエゴ(水さん)の両親が実は処刑されず幽閉されていることがわかり、救出に行く場面。
嫁に「子供ができた」と言われ超うれしそうな顔をするベルナルドがみれます。
そして「男の子だったらディエゴとつけよう」と早くも妄想モードに突入するも「まだ男の子と決まったわけじゃないのよ」と嫁に諭され照れるベルナルドもかわいい。
この後水さんの後を追うべく一人で銀橋を渡っていくんですが、父親になれる喜びからかかなりうれしそうです。
■ナガ嫁の座はどうなる!?
今回、水さんの両親の役はナガさんとゆり香さん。
ナガさんの嫁といえば長らく副組長だった灯奈美さんが指定席だったけど、君愛でやめちゃったもんなぁ。
・・・と思ってたらゆり香さんもこの公演で退団。
次から誰がナガさんの嫁をやるんだろう・・・いづるん、ゆめみ、ヒメあたりか?
■メンドーサとベルナルド
物語もクライマックス。
水ゾロとゆみこメンドーサの対決シーン。
ここでの突っ込みどころは、メンドーサとベルナルドの扱いの違いでしょう。
水ゾロに刺されたゆみこは最後水ゾロの正体を聞いて倒れ、そのままお亡くなりに。
突っ伏したまんま、誰も助けず放置プレイ。
ところが、対決シーンの途中で水ゾロをかばってはまこに撃たれたベルナルド君には・・・。
「おい、しっかりしろっ!」
トップさん自ら抱きかかえて介抱。(この間ゆみこ無視。突っ伏したまんま)
桂ちゃんがしゃべるのはここだけ。
今までしゃべれなかった分がーっとしゃべって死んでしまうんですが、「忘れ雪」の桜木先生とかぶる・・・。(あの時もかなめに抱きかかえられてたしね)
そして、この後ゆみこをコマが、桂ちゃんをひろみが抱き、二人の手を合わせる場面が。
二人の生前の接点はゼロなわけで、「?」って感じだけど、考えてみれば二人の境遇って鏡みたいに対になってるんですよね。
幼少時に両親をインディアンに殺されたことから、インディアンを異常に憎み戦いに没頭したメンドーサ
幼少時に母親をスペイン人に殺されたことから、言葉を捨て内にこもってしまったベルナルド
だから手をつながせたのかなぁと・・・すごく勝手な解釈ですが。
が、当の本人はどう思っているかというと・・・。
これはゆみこ茶情報ですが、ゆみこ君は手つなぎについて
「何してくれてんねん」
と思っているらしい。
まぁ、手つながされてる相手のベルナルド、メンドーサが憎んでるインディアンだしな・・・。
ちなみにゆみこ茶では「崩壊した廃坑からゾロたちは出てきたけどメンドーサはどうなったんですか?」という質問があったらしいのですが、
「ベルナルドと一緒にそのまま埋まったんじゃないですか?」
と言っていたらしい。
・・・え!?一緒に埋葬ですか???
■フィナーレ
フィナーレはすごくバラエティにとんでますね。
水さんがスーツで出てきて洋風になったかと思いきやベルナルド&夜の稲妻のデュエダン→インディアンロケットがあったり。
私が一番印象に残ったのはとなみとAQUA5が「Stairway to heaven」の曲にのせて別れの踊りを踊るところかな。
最初はひろみかなめと3人で、続いて桂ちゃん→ゆみこ→水さんっていくんだけど、となみをみつめる桂ちゃんの眼差しがすごく温かい。
リフトもあって、かなりぐっときます。
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