恵比寿のおでん屋台「由紀子」
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由紀子夜話8

恵比寿東口の「由紀子」


 屋台ではあるが「コロッケ」が出たりと、当時の憧れだった。
ガーデンプレイスが出来た頃か、その少し前の時期。
兄貴軍団のBarの帰り、酔いを醒ます為、4時頃連れて行ってもらった。
ある日「ビーフシチュー」と「ナン」もあった時は、多少驚いたハズだが、かなり喜んだ記憶がある。店を仕切る「おゆきさん」の逞しさに惹かれる常連も曲者の先輩方ぞろいで、20代前半のボクにとり、社会勉強の補習授業(追加居残り)って感じだった。ある冬の寒い夜(朝)、背後が騒がしく、振り向けば火事だった! いつのまにやらビルから炎と煙。消防への通報もお客の誰かがした記憶。


 兄貴二人と飲んでいたのだが、更に火の上がるビルに、焼酎のお湯割り手に、己の無力さにただただ、おかわりしていた気がする。臭いもひどかった。必死の消防活動と酔っ払い達。ボクは江戸っ子でもなんでもないので、冷静に(酩酊していた)座っていたが、高知生まれの兄貴は、その出火したビルにまで、しっかり侵入していた。消防隊員に、ビルの住人だと思われたらしい。
火事には直接関係ないだろうが、翌日、コートは臭うは、穴も開いていた。

その後、恵比寿勤務時「おゆきさん」が故人となった事を聞いた。


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由紀子夜話7

むかし恵比寿に“由紀子”というおでん屋台があった。


 平日夜の11時を過ぎると恵比寿駅の東口改札から階段を下りきった場所に“おゆきさん”が軽トラで現れ、発電機をまわし始める。店の体になると待ちかねた様子でわらわら人が集まった。



 終電も終わり、時間も気にしなくていいそこでは偉いも若いもなく、みんなただ楽しげに語らっていた。無粋な酔っぱらい客が騒ぐと、おゆきさんは「あんた、もう帰りな!」と叱りつけた。


 私は当時テレビ番組のADで、忙しい時はほぼ終電帰りだった。駅から出てきて屋台に近づくと、おゆきさんは「○○○!おいで!ここ座りな。」と、名前を呼んでくれた。現場でカメラマンに叱られたりした帰りなんかには特に、沁みる場所だった…


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由紀子夜話6

s2さんのコメント

恵比寿駅前の名物屋台だった「由紀子」は条例がらみで東口に引っ込み摘発をかわしながらやってましたが、残念ながら店主が亡くなられたとか。
投稿日:2004/11/03 00:37


the-spitfireさんのコメント

「由紀子」の店主さん亡くなったんですか!
時々テレビで紹介されてましたよね~。一回行ってみたかった・・・。
投稿日:2004/11/03 00:55


s2さんのコメント

東京の屋台のドキュメンタリーで「由紀子」が東口に引っ込む事になる過程が取材されたのですが、終わりの方で体調を崩し店を閉め直後に亡くなられたと放送してました。まったく残念。
投稿日:2004/11/03 01:04


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