パイプとグリップを眺める事2晩。サーペントライジング801ユートピアンの向こう側ブラスターを作るべくなにやらかにやら。
カッコいいグリップとはどんなグリップなのか。
とりあえずいくつか出してくる。
リヤグリップの長さは711より少し長くBHS2より1cm短くしたい。そうするとパイプ長は700mm+αくらい。
そこからロッドの有効長を2インチ長くしつつ、フォアグリップを付けて、リールシートを挟んでセンターグリップ、セパレートでカーボン見せてのリヤグリップまで。を作っていけば完成。簡単に書くと。
さぁ困った。各々の長さの配分をどうしてやろうかと。
煮詰まったのでリールシートを塗る事にしました。
チッピングブラックです。車に塗った余りです。
が、ブシャブシャにぶっかけてしまいました。塗装は本当に難しい。
あーゴミを作ってしまったー。
と思ったけど乾いたらgoodでした(^^)
チッピングブラックはやはり素人に優しい塗料です。長持ちするかやベタつきなどは使ってみないとどうなるか分かりません。
だいたいこんなモンかなー。なんてマーキングして。
フォアグリップの長さは120mmにしようと決めて、その先の出幅を何ミリにしようか考えていた時に思いついたのが
「黄金比」
1:1.618。フォアグリップの120mmを基準にしてあらゆる長さを黄金比の計算で出してみたら見た目に美しくカッコいいグリップになるのではないか?かの巨匠レオナルドダヴィンチも葛飾北斎もアップルのロゴも黄金比を用いて描かれている。フェルマーの料理でガクが作った料理にも黄金比が!
じゃあ私も黄金比だ!
という事で地獄が始まりました。
比率の計算は苦手ではないんですけど、小数点以下3ケタまで計算したってそんな長さに切ってみろ!って話しで、そんな事は絶対に出来ないんだけど、できうる限りそれに近づけていく作業こそ仕上がりの満足感を足していくオナニー。
まぁシコシコと計算するわけですよ。
そんな事してるうちにまた想いが巡って
サーペントライジングのフォアグリップとリヤグリップはトップとエンドにラバーコルクが使われてて2層になっているんです。だったらじゃあウッドのトップとエンドも黄金比で2種の銘木使って2層にしたらいい感じになっちゃうんじゃないの?
地獄の2丁目が見えました。
やる!2層のウッドグリップやる!
銘木屋さんのアドバイスも頂いて仕入れたのはウォールナットと黒檀。濃い茶と黒のコントラストで2層にしてみようと思います。
だんだんまとまりのない駄文になっていきますが、黄金比を意識してくると気になるのがコレ
リールシート。黄金比なんて言い出す前に切っちゃったから理屈が通らなくなるのが気に入らない。
T-DPS20ならもう一個在庫はある。
計算もやり直しかー。
だけれどもこの世は令和。電卓パタパタ比率の計算なんて時代遅れ。
見つけました。
あるんですねー。黄金比計算スクリプト。
これからの人間に求められる能力は処理能力ではなく発想力。最低限の記憶力があればあとはスマホが覚えていてくれますので記憶力なんてのもあまり必要じゃないですね。円周率を果てしなく言える子どもとか昔居ましたけど令和をどう生きているのか。ままま。
なーんて黄金比を調べるとまた新たな発見!
「白銀比」
そんなのもあるんすよ。もう勉強なんて何歳からでも出来るんです。明日やろうはバカヤロウ。思い立ったが吉日ですよ。
nとか√とか出てくる文献読むのもいつ以来?アタマ良さそーな人がアタマ良さそーに書いておられますけど全然理解できないす。理解できる高みに居ないと理解出来ない文献は駄文。理解出来ない事柄を理解出来るレベルで伝える力が「先生」と呼ばれる人に最も必要なスキル。
世の先生方!よーく覚えておくように。
先生たるもの学者であるべからず。
コレ今日の格言です。
話し戻しまして、日本古来の美しい比率は黄金比ではなく白銀比?私の感性に響くのはどっちなんだい!?
わからん。正直わからん。どっちだって良いし生姜とニンニクも分からないくらいバカ舌だし。とは言え私は日本で生まれた日本人だ。
やってみよう。白銀比1:1.414。
ISO規格であるA判B判の比率であり、ドラえもんやキティちゃんの比率。東京スカイツリーの比率であり法隆寺の比率でもあると言われる白銀比。
未だかつて白銀比の概念を持ち込んで制作された雷魚ロッドのグリップはあっただろうか?
ない!
今日はここまで。
これはアジャイルでやったら絶対失敗するな。部材と方向性は決まったのでちょっと絵でも描いてみようか。
つづく