中2 | 病んでる女の子

病んでる女の子

EMDR治療中
解離性障害の女の子の叫び


裏切りの年
人生で一番裏切られた
って思う年

僕は人間不信なくせに
一度優しくされると
すぐ壁を壊してしまう
信じるか疑うかの極端な奴

そんな性格のせいかな
よく人に騙される

友達はいらないって思ってた
でもたまに手を差し伸べてくれる人
そういう人が何人かいた

ひとりぼっちな分
とにかく嬉しくて
だからすぐ身を委ねた

その女の子には彼氏がいて
でもその時代モバゲーがはやってて
その彼はネットで知り合ったらしい

ちょうどニュースとかで
殺人とか騒がれてたから
気をつけてねとは言ってたけど
その子はやめなかった

モバゲーから始まって
いろんな出会い系にまで
手を出して
男と付き合って別れて
また付き合って別れて
それを繰り返してた

ある日その子が
彼が蛇舌と話したいって!
連絡してあげて!
って連絡先を教えてきた

まあメールくらいなら
話きくだけだし。。

そう思って
ふつうに返事を返してた

数日後、
彼女から彼の愚痴
彼からは彼女の愚痴
いわばサンドウィッチ状態

こういうのは嫌いだ

でも大事な友達だから
もとに戻してあげたい!

だからどっちの話もきいて
どっちもにいいように
返事をした
そしたらやっと落ち着いてくれて
仲直りできたみたいだった

次の日の朝
友達に会って言った
「おはよー!」
「。。。」
完全無視。

なにかしたかな?
どしたんやろ?

そしたら休み時間
手紙を無言で渡してきた

手紙をみると
「彼氏からきいたけどさ
私の悪口言ってんじゃねーよ。
きもいとか、ぶりっことか。
それお前やろ。
ふざけんな。お前のがきもいから。
死ねばいいのに。
一生関わらんといて。」

え?なに?なんのこと?
私なにも言ってない。

焦った私は
彼女の彼に聞こうと思って
メールした。電話もした。

メールはエラーで返ってきて、
電話は
(この電話番号は使われておりません)

え?嘘やろ?

友達に必死で誤解だ!って
言おうと思った

でも一気に魂が抜けて
抜け殻になった僕は
頑張ってでてきたのは
涙だけで
声にもならなかった

だってさ
ここでなにか叫んだところで
証拠もないのに
僕を信じるわけないから

結局人間は
その時一番大切な人を
信じる
信じようとするから

彼の言葉しか
今は耳にはいらないと思って
だから何も言わなかった

結局その子とは
未だに一度も話をしたことない
でも幸せになってたらいいなって
思ってる

その後も違う人と
仲良くなれるかなーっと思ったら
変な噂を流されて
はめられて。。
その繰り返しの毎日

嫌になった僕は
また完全に一人の世界に
閉じこもることに決めた