南アの公用語は一応英語です。

他にもズールー語やらソト語やらもありますが、基本的には皆英語を話します。

(英語を話さない人もいます。なので会社の集会では、英語の後ズールー語の説明もあり)

 

但し、学校で習うアメリカ英語とは違います。

 

白人はブリティッシュ英語です。

私は何故かこれが苦手です。

サッチャー元英国首相の喋りを聞いていると、何となくイライラします。

サッチャーさん自体は素晴らしい方だと思いますが。

 

インド系の人はまた癖があり、巻き舌が入ります。

アフリカ系の人にとっては、英語は第2言語になります。

家ではズールー語等を話し、会社では英語を話します。

なのでまた違う癖があり、非常に聞き取り辛いです。

(電話だともう絶望的に何言ってるか分かりません)

 

テレビでも同じです。

ブリティッシュ英語かインド系英語かアフリカ系英語です。

(ズールー語の番組もあります)

私はDWと言うニュース番組を好んで見てました。

これはドイツの番組なのですが(何故南アで放送してたかは不明)

アメリカ英語を話してくれるので耳に馴染んだのです。
 

レストラン等でお勘定を貰う時、「Can I have the bill?」と言います。

このbillを「ビル」と言うと、お勘定ではなくビールが出て来る事があります。

(2回ありました)

では何と言えば良いか?「ブル」と言います。

そうすると間違いなくお勘定を持って来てくれます。

あとMilkも「ミルク」と言うと「え?」と聞き返されます。

「モルク」と言うと一発で分かってくれます。

 

そんなこんなで、あまり英語は上達する事無く帰任しました。

もっと喋れるよう勉強しておくんだったな・・