床がピカピカに磨かれていて、ゴミのない状態であれば、人はゴミを落とすのをためらいます。
それは、何も落ちていないきれいな床であれば、ゴミが落ちていたらひと目で分かるからです。
小さなゴミでも異常として感知されるわけです。
これが点検清掃のイメージです。
5S活動としてのはじめての床の清掃は、床にはいつくばって、手で水拭き清掃を行うことをお勧めします。
普通の床清掃は柄のついたモップを使います。手で拭くのと汚れの取れ方は同じですが、一つだけ違いがあります。
それは目の位置、つまり、視線です。
はいつくばって拭くと、床のゴミや汚れがよく見えます。
工場の床だと、ネジや髪の毛、ひょっとしたら製品も落ちていることもあります。
汚れが目で確認でき、汚さないようにしようとする意識が芽生えます。
ゴミや汚れの分析を行い、出ないように対策できれば、清掃が楽になります。
いつもの床の清掃は、モップで行えば良いでしょう。
時々(月に1回とか)、はいつくばって床の水拭き清掃を行えば、ゴミや汚れの変化がわかります。
だんだん、ゴミが少なくなり、汚さないようになっていきます。これが点検清掃です。
