ミッシェル・ブランの焼き菓子の賞味期限が長くて嬉しい話。
焼き菓子の賞味期限って、1か月以上あるんですよね。
これが嬉しい!!
ちょっとお金を出せば、1ヶ月間はミッシェル・ブラン様の世界に浸れるんですから!!
寝る前の至福のひと時・・・!!
ミッシェル・ブランの焼き菓子の賞味期限が長くて嬉しい話。
焼き菓子の賞味期限って、1か月以上あるんですよね。
これが嬉しい!!
ちょっとお金を出せば、1ヶ月間はミッシェル・ブラン様の世界に浸れるんですから!!
寝る前の至福のひと時・・・!!
Ψミッシェル・ブランのドゥ・ショコ ♪86.3
420円。ミッシェル・ブランの生ケーキの中では定番&一番人気がこちら。
たぶんね。
でもこれしかないでしょ?
サイドをキャラメルチョコレートと、ビターチョコレートのプレートが配置され、内側5層。
トップからチョコレートスプレッドの上がけ、ミルクチョコレートムース、スポンジ、ダークチョコレートムース、スポンジとなります。
サイドのチョレートプレートには、このお店のショコラの実力を感じ取れるかと期待してしまいます。
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結論からいくと、ぼちぼち。
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ビターチョコレートのプレートは口当たりは味がやや弱くも感じられます。
口どけも薄さの割にはそれほど感じきれず、少しとはいえ曇った風味すら覚えます。
後味には微かな微かな甘味が感じ取れ、そこから苦味をしっかりと引き出すという印象。
そしてこんなものかな~、と気の抜いた直後に感動。
うわっ、この余韻凄いやってね。
苦味の質感がいくらか単調だったり、深みが見えにくいものだったりするものの、しっかりとしたコクを内包した野性的で表現力のある苦味を見せてくれます。
食べ終えて納得。
続けざまに他のマテリアルを口に含まないことを期待したいです。
♪83.0
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キャラメルチョコプレートも余韻が素晴らしいですね。
キャラメルの風合いがしっかり広がります。
甘くも可愛らしいそのお味。
カジュアルなようで重厚感があり、何より「美味いと言い切れる」味わい!
展開もビターチョコプレートに比べて大きく、中盤でのミルクの出し方にはぐぐぐっと惹きつけられますね。
少し花畑牧場のキャラメルっぽいミルクの風味を覚えつつも、やはりバターの口どけで誤魔化されたようなものとは根本から異なる質の高さ。
ちょっとザラッとした口どけであるも、甘さに品格を覚え指すあたりに説得力がありますし、甘さ一辺倒とならずに苦味を魅せ、ダイナミックな味わいを演出するあたりも見事。
こりゃ、ビターチョコレートよりも美味しい。
ミッシェル・ブランはどうもシンプルなチョコレートのラインが少ないのですが、やはり彼のあ才能が生きるメニューってのは、アレンジの加わったショコラということなのでしょう。
♪85.1
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トッピングの上掛けスプレッド、つや出しチョコのグラサージュって感じか?・・・なコーティングは、ビターながらもカラメルを思わす個性が感じ取れるショコラです。
苦味にキュッと詰まったリボン系の個性がありますね。
カカオの風味を粒子として感じさせる個性はありませんが、不思議な舌触りを覚えます。
これは凄いねぇ・・・。
つるっとしていて、舌に潤いをお届けしてくれる艶やかな質感。
あぁ、何という美味さ。
細かいところに珠玉の瞬間が散りばめられていて、気を抜けませんよ!
♪84.7
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そしていよいよ主役のムース。
ミルクチョコレートムースは、トロンとした質感で軽いタッチ。
しかし口どけを魅せるような気泡豊かなホイップ系の個性を持つものではなく、しかしそれでいて軽いというのが特徴的。
後味が特に心地よく、軽い酸味から甘みを引き出し、そこからしっかりとチョコレートが持つ苦味を広げます。
シンプルなミルクチョコレートテイストながら無駄がなく、他のマテリアルとの共鳴を楽しませやすいように単独での複雑な風合いの主張を意図的に避けたようにも感じられます。
♪84.5
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スポンジを介して存在するダークチョコレートムースは後味の苦味がこれとは対比的。
苦味がガリッとしていますね。
その苦みからミルクが持つコクや酸味が押し出され、甘い風味が持っている潤いある質感がこれらが排他的にならないようにまとめ上げています。
♪85.0
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スポンジはチョコレート味。
特に口当たりからの序盤の展開ではゴディバのダークココアキャニスターなどの粉ココアの味わいに近いです。
チョコレートの風味に生っぽさが感じられないかな。
しかしそれでお美味しいのだから、問題なし。
スポンジの気泡はいくらかダイナミックに感じられるも、潤いでそれを酢微かには感じさせず、むしろ旨味の良さから密な生地にすら感じさせられるところ。
また後味の苦味の表現は見事。
口当たりではチョコレート味わいがやや平べったいものであったにも関わらず、しっかり生ショコラを思わす味わいを生み出してきます。
油断していると、必ずやられますね、彼の作品は・・・。
チョコレート味のスポンジでは、他には少し類を見ないレベルの美味しさではないでしょうか?
流石に一流・・・。
不満を感じると、必ずその直後にやっつけられます。
♪84.0
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そしてこれらの素材の最大の長所が、他のマテリアルとの同調性の高さにあることは間違いありません!!
特に上掛けのチョコレートソースとミルクチョコレートムースとの絡みはパーフェクト!!
開幕早々の電撃的活躍がここに存在します。
酸味やチョコレートのコク、いやいやその他すべての風味が潤いを持ち、生々しくもフレッシュな様相でその旨味を表現します。
色気ある味わいに大躍進!!
そして舌触りの完成度はこれ以上ないほどの美しさ!!
食べ進めれば、ミルクチョコレートムースとビターショコレートムースと上掛けの混じり合った味わいの中央で、スポンジがどんと核となる味わいを残し、これにより風味が迷うことなく自分のポジションを見出して、新しい太さある旨味を華やかに上品に、そして色っぽくも表現するのです。
このスポンジの適応力は高い!!
なんていう美味しさなんでしょうか?
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ジャン=ポール・エヴァンも得意とするジャンルの生ケーキですが、それとは異なる性格を覚えます。
エヴァンの生ケーキは貫禄ある味わいと、上質のマテリアルを使用していることを突き付けることなく感じさせていく余裕たっぷりの大御所的アプローチが光りますが、こちらはもっとしっとりと自分の世界を作り上げた作品。
なにより作る喜びがケーキを通じて伝わってくるような、そんな人間性を感じ取れるのです。
ケーキを通じて感じる勝手な思い込みでは、ミッシェル・ブランさんが同じ散歩コースを歩く仲間だったらなんて素敵だろうと思うところ。
逆にジャン=ポール・エヴァンは別な人。
彼がスーパーで買い物しているのを見たら、私は悲しみますよ。
生活臭とか大衆性は見せてほしくないのですね。
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とか思いながらこの素晴らしいケーキを頂きましたとさ。
ごちそうさまでした。
ベーグジャパンさんの紹介文によると、ミッシェル・ブラン様の作品としてメリッサが紹介されています。
薬草である天草を使用したショコラです。
微妙な甘さと風味を持ったショコラ・・・。
これが大きな話題となり、彼が独創性を持ったアーティストであることがフランスで認められたのだとか・・・。
凄いですよね。
この素材に対する嗅覚。
そして未知の世界でありながら、そのタイトルを掲げた瞬間に、それを見た者の眼下に広げる無限の可能性と真理たるその内容への予感・・・。
実は私、彼のお店を初めて見たとき、なぜか猛烈に惹かれて購入したのがメリッサだったのです。
お店の人に初めての方には・・・と、他の物を紹介されながら、この存在が強烈に気になり、メリッサという名の一粒のショコラを購入したのでした。
もちろんこれが注目されている商品などとは微塵も知らずに・・・。
そういう意味でも、私にとってはミッシェル・ブラン様との運命的な出会いを感じたショコラです。
お店がある限り、常に買い続けるんだろうな。
本当に、この作品がなかったら、今の私はなかった・・・。
