めんりすと非公式ファンクラブ ~静岡県東部の美味しいラーメン店だらけのブログ -15ページ目

めんりすと非公式ファンクラブ ~静岡県東部の美味しいラーメン店だらけのブログ

静岡県の有名ラーメン店の名作500杯をレビュー。今はめんりすと(三島市)のラーメンに感動しまくった結果、勝手にファンブログを名乗ってます。紹介店舗を徹底して厳選しているのが自慢で拘り。ラーメンが唯一の恋人だから許してねw。

中村屋 だしかけ 醤油

めんりすと非公式ファンクラブ

 
FEAT 2011/XX/XX 20:41:05
 
トッピングが少ない上に、オイルがしっかりしていて熱々です。
ラーメンは熱々でなければと思う方は、どうぞお試しを。
ってか、私はもうちっとぬるくても良い気がしますけどね。
熱で、旨みがしっとり響いてこない気がします。
 
とはいえ極上スープの名店中村屋、その実力半端無し。
 
醤油ダレの個性はしっかりとした熟成感があり、熱々具合に良くあう香ばしさも重厚です。
良い醤油をベースに寝かす過程で旨みをしっかり強めたタレ・・・、って、タレの作り方とか知らないのですが、そういう印象を持っちゃう程に、素材の良さと作りこみの上手さを感じさせられます。
 
しかし一方ではタレがやや強く、スープの個性にタレの個性が確実に勝っています。
鶏油の量もしっかりとしているため、オイルとタレのバランスは良いのですが、スープが含む繊細な表情はややおざなりになっているという印象を持ったことは事実です。
 
スープには鶏、煮干、そしてカツオも入っているのかなって感じでもありますが、タレが強くそれが食べる側に伝わりにくいように思えます。
 
タレ自体は優れているのですが、その量や個性の強さがやや私の好みとは違うかも。
 
さらにはタレの熟成感に深みがあり、重厚であるがゆえに、一週回って本来は真逆のキャラクターであろう富山ブラック系にも通じる風合いが醸し出され、勝手に思い入れていた端麗雅やかな世界とずれを覚えます。
 
オイルもしかり。
ちょっとスープに対して量が多い・・・。
しかしそのオイル、鶏油だと思いますが、その品質自体は実にすばらしいんですね。
味わいを複雑にして、醤油の味わいをすっと内包し、甘みや酸味、塩気で飾られます。
 
スープはオイルの個性の強さの反動で、鶏感薄く感じられますが、基本的にはタレとオイルが作るローストチキンめいた鶏の味わいと香気が、スープの鶏感が出せない旨みを演出し、これが喜ばれるところなのでしょう。
 
スープにはカツオも入っているように感じられました。
その個性は華やか過ぎず、じゅっと染みる熟成感ある味わいで、この個性が煮干と相まって醤油ダレに更なるコクを生み出します。
 
旨みが随所にしっかりと存在しているスープです。
 
一方では飲み進めていくと、酸味が増す印象があり、最後の一口ではややにごりも感じます。
ここは惜しいなあと。
 
トッピングとしては、葱が大量に敷かれています。
この葱も、ちょっと不要だなと思いつつも、このスープとの相性はばっちり。
フライドガーリックがいくらか散らされています。
これがスープの口当たりにアタックを作るも、スープにその味をすーっと溶け込ませるため、結果的には強さの割にはキレを出さず、よく言えば影響しすぎないのは醤油との相性からでしょう。
 
麺は基本の細麺です。
スープに対して、少し独立的になるも、強さを出せないでいるところが気になりますね。
塩に比べると、圧倒的にスープに馴染みきれていません。
 
とはいえ今回は、だしかけです。
チャーシューなどのトッピングが加われば、よりタレの個性は優しくなります。
一番ソリッドに風味を立てるメニューを頂いているので、このバランスも仕方ないですかね。
 
 
で、このメニュー、タイプとしては麺之坊五轍さん(中村屋に血脈あるめん処藤堂さんの別ブランド)に近い個性がありますね。
正直言うと五轍さんの方がバランス的には整っている印象を受けますが、一方では中村屋さんのラーメンが持つ優れたパーツだけで構築したリッチ感もまた魅力であり悩ましいところ。
逆にめん処藤堂さんの繊細さや、タレの淡い表現などは、この作品と比較してしまうと、すでに中村屋さんの影響よりも別の端麗系のお店の個性を覚えてしまうほど。
 
とかなんとか言っちゃいましたが、すっげー美味しいです。
機会があれば、平内麺でトッピングののった醤油ラーメンをお試しあれ。
藤堂さんとはまた違った、力強い醤油ラーメンを楽しめるはずです!!
 
 
+++++++++++++++
中村屋 (なかむらや)
TEL 046-233-7278
住所 神奈川県海老名市中央2-5-41 サティ立体駐車場 1F
交通手段 JR相模線 海老名駅 徒歩10分

営業時間 [木~火] 11:00~14:30 18:00~21:00 (スープが無くなり次第閉店)
土曜 17:30~
定休日 水曜日
+++++++++++++++
一匹の鯨 魚介が香る、あっさりらーめん

めんりすと非公式ファンクラブ

<写真はハーフサイズなので160円引き、故に540円。 馬鹿みたいに安い!!>
 

 
FEAT 2011/DECEMBER/14 20:32:02
 
一匹の鯨さんのメニューとしては、個性的なPOPで謳われることも限りなく無いに等しく、しかもメニューを見ても最後の最後にちろっと載ってくるという寂しい取り扱い。
一匹の鯨さんの作品としては、最初に作られたメニューらしく、つまりは進化系ラーメン屋さんがラーメンに第一期突然変異を与えたのがこの作品ということにもなり、これはもうチェックするしかないわけですが・・・。
 
でも、実際には、まだ食べてないよという方も多いのでは?
やっぱり席に着くと、目の前のPOPに影響されてオーダーしちゃうからね。
『そっか~、R30が王道なんだよなぁ』とか、『つけ麺は売れてるみたいだなぁ』とかなっちゃうよね。
 
実は私も一匹の鯨さんのスタンダードメニューでは一番最後に頼んだわけですが、どうしてなかなかこれが美味しいのですよ。
いや、そんなレベルじゃないんです、ガツンと美食を主張さしてくれちゃうのですよ!!
 
で、こんだけたくさんのラーメン食べているのに、これを見逃すとは今まで何やっていたんだよって感じになるわけです。
これまで食べた一匹の鯨さんの作品の中でも、これこそ神レシピってなくらいに実に素晴らしい!
シンプルな味の構成が、難解な知的パズルを好みそうな一匹の鯨の常連さんの左脳に響くかどうかはわかりませんが、私の左脳はびんびんギラつき、アフターで右脳がとろけちゃいました。
 
そんな官能的にして控えめなこのメニューなのですが、そろそろ味の話にしましょうね。
このまま永遠に語ってしまいそうだからね。
 
麺は細麺です。
華奢な麺ですが、口に入れたときに麺の重さを感じさせないその華奢な風合いは、スープの比重を性格に舌に届ける様な風でもあり、やはり後味までデリケートに味わいたい作品には、この麺がいいですね。
 
ちなみにこの麺、狙いかどうかはわかりませんが、R35のようなスナッキーなスープの中では、やはりスナッキーさを主張するのですね。
スープの個性に合わせて、様々なアプローチを魅せてくれる、恋愛慣れした器用さと押しつけのない軽さのある麺ってところでしょうか(実は茹で時間で調整されているのかも。R35は短めにとかね)。
 
そして最大の見どころはスープ!!
 
もちろんその主題はあっさり魚介スープでありますが、魚介の味わいがとっくりしたコクを出すのが特徴です。
あまり節っぽさや、乾物っぽさを強く出す感じではありませんね。
使われる魚介出汁の個性を、風味ごとのキレや輪郭の主張で示すのではなく、全体としてのまとまりを感じるよううな、ちょっと厚みととろみで旨味の穏やかさを肌馴染みの良い圧力で伝えるタイプのスープです。
 
風味の展開は口当たりから中盤までは小さめであり、故に落ち着いた味わいを覚えます。
展開を抑え目にしながら、飽きる味わいや単調さを感じることがないのは、やはりその味わいがほっこり心地よいものであればこそ。タレや刺激性のある調味料の重さを覚えることがないために、緩い時間の流れで味わいたくなるのです。
 
しかしそんな親しみやすさ中心の主張だけで終わっては、一匹の鯨さんが一匹の鯨である理由が見えません。
後味・・・、きたね、これ!!
 
お腹と心だけでなく、知性に満腹感を与える一匹の鯨ワールドがこのタイミングできたーーー!!! 
 
心地よい魚介の味わいを楽しみつつ、間もなくフィニッシュと思える後味で、生姜の味わい(入っていなかったらごめんなさい)がじわっと渋みと素朴な辛味を加えるのですが、このバランスが超完璧!!
 
生姜の量(入っていればね)に、幾何学図形を思わす黄金律を感じ、やっぱりレシピの妙まで味わせてしまう一匹の鯨ワールドがここに健在。
そして気のせいか、舌ブレなのか、いよいよフィニッシュなタイミングで舌先に軽くレモンめいた酸味が感じられ、舌先にこの味わいを残しながら、魚介と生姜のテイストがぱっと色めき立ち、得も言われぬ爽快感。
 
時間にすればラスト数秒の味わいでありながら、ここにこそ絶対正義といえるシピの妙を堪能させまクリスティー!!!
 
R30がザラッと生姜のタッチを残すならば、こちらはもっと細粒の風味で立ち上がり淡く浮かび上がるところがポイント!
作品の個性にあわせた演出がちょ~ニクク感じられちゃうんです。
 
さらにはトッピングの春菊を噛めば、ただでさえも完成されたスープの味わいに、また新しい血が加わります。
舞台に例えるならばセットも役者も変わらないのに、ライトの演出がぱっと切り替わることで客側の感性が新しい視点に立てるという感じ・・・。
春菊のいくらかブヨットした草の味わいが、反動的にスープの豊満さと色気を感じさせ、魚介の旨味に十二分な圧力感を加えるのです。
春菊の個性が俄然スープに重厚さを与えつつ、しかし植物系由来故に重さを出さないのは、もう大人のための大人の展開。
 
アブラたっぷりにタレが濃くって麺が固くて太けりゃ喜ぶ子供っちには食わせられない内容ですね。
この作品を食べて、「まあまあ」とか言われたら店に代わって天罰与えたくなるってものです。
 
この作品、一匹の鯨さんの作品としては間違いなくシンプルです。
しかしシンプルだから気付ける奥深さがあります。
 
 
個人的な意見・・・と、必要ないと思いつつもあえて食べ物ブロガー定番のくだりを入れときますが、この作品こそ、一匹の鯨クオリティーを証明するに相応しい作品なのではないでしょうか?
 
ブランド素材の魅力を露骨に突き付ける作品ではないという点だけが弱みではありますが、そこがむしろ肌馴染みの良い風味をつくっているとしか思えません。
 
これ、一匹の鯨さんのレギュラーメニューの中では、一番好みでありかつ、一番作り手の才を感じた作品でしたね。
大満足でした!!
 

ゆき坊 塩豚骨

めんりすと非公式ファンクラブ


 
2011/NOVEMBER/XX 20:21:03
 
これいいですね!!
家系にもしゆき坊さんが属するのであれば、家系という個性の中で私がゆき坊さんに期待する立ち位置がまさにこれって感じです。
ガテン系に属するのではなく、もっと柔らかに女性的な色彩で届けられる家系。
例えるなら家系の店主が、自分の奥さまのためにちょっと愛情という名のアレンジを加えて提供した様なラーメンを期待していたのです。
 
2011年10月にリニューアルを果たしたゆき坊さんの新作ラーメンのアレンジは、いくらか男性的な方向にシフトしているように感じられ、それはそれで素晴らしい作品でしたが、心のどこかでゆき坊さんが唯一の存在であった女性的な柔らかさを感じさせる家系がなくなった寂しさも・・・、まあ勝手な個人の意見ですがもってはいたのですが、今回食べた塩はその寂しさを払拭してくれました!!
 
前回頂いたのはリニューアルから間もない時期だったので、ひょっとするとオリジナルラーメン自体がリニューアルデビュー当時から2カ月を経てさらにブラッシュアップされている可能性もありますが、とりあえずは「塩」は醤油よりも女性的な性格を残すラーメンだったとしてレビューさせていただきます(今回は両方同時には食べていないので曖昧で、すいません)。
 
まずは表面のオイルからして柔らか。
鶏と豚のブレンドのオイルだと、静岡県のラーメン界のカリスマ様から教えていただきましたが、少なくとも豚一色で粘りあるオイルで勝負するお店とは違いますね。
オイルがネバっと独立感と厚みを持って提供されるようなラーメンではなく、家系としては明らかにスープとの境界を淡く感じられます。
これが塩ダレによる効果かどうかわわかりませんが、じぇんとる麺さん(家系らしい家系の完璧版みたいな作風)のようなどろっとしたオイルの旨味をファーストインパクトに持ってくるような作風とは異なることは確かです。
 
オイル下のスープにはしっかりとボディーがあります。
まろーんと豚骨特有のぬっくりした舌触りと味わいのふくよかさを感じさせます。
豚骨らしい臭みをいくらか残し、これに好き嫌いが分かれる可能性がありますが、逆に言うと調味料のキレや香味野菜のいくらかの過激さで臭みを感じさせないようにされたスープではありません。
素直に豚骨スープの旨味を感じさせるため、終始柔らかさやふくよかさを感じさせる、穏やかな味わいなのです。
 
塩豚骨にありがちな、豚臭さを塩と胡椒で押しつぶしつつ、結局は最後に豚臭さが爆発するような感じのものとは全く異なる性格ですね。
豚や野菜の味わいを甘く素直に感じさせられます。
 
スープにはわずかにニンニクが加えられていると思います。
これがスープの味わいに見事な相性を見せています。
ニンニクの臭みで食わすというのではなく、ニンニクという素材の肉の旨味がスープの旨味にあうのです。
このニンニクの味わい・・・、極めて小さなアクセントなのですが、なかなかの愛くるしさで、私の好みとするところですね。
 
麺は、リニューアル当初の印象よりも良かったです。
麺の個性も、醤油ダレと塩ダレでは異なりますから、これがタレによる違いか、いくらかアレンジを変えたかはわかりませんが、私の印象は以前食べた醤油豚骨より完全に上。
麺の個性がしっかり立っているラーメンになっていますし、家系としては麺の食感よりも味に重心を置いた印象で、その貴重性にも共感できます。
 
麺を噛むと、少し固ゆでに思えるゴワッとした質感。
噛んで、表面にいくらか乾いた張りと、内に肉の強さを感じる様な、二層の食感を楽しませる麺です。
そして一番嬉しいのは、固茹でめいたゴワッとした舌触りながら、その舌触りから麺の味わいがすっと溶けだす様な印象があり、その味のクオリティーが高いんです。
 
これ、醤油ダレのラーメンでは気付けませんでしたね~。
塩ダレ故に麺の味わいが素直に感じられるようになったのか、もしかしたらすこーしだけ水分量や何やらが変わっているのかも。
 
私の舌では違って感じられたとしか言えませんが、まあそういうこと。
少なくともイメージは大変良い方向に向かっているという意味での「違い」です。
 
麺形状も平打ちで短いものであるために、比較的すするよりもハムハム食わせる麺になっています。
その個性をきっちり活かせる味わいが内包されていますね。
 
塩ダレというだけでも家系のアレンジとしては面白みがあるのに、麺の個性の強さが明快で、さらには調味料ではなくスープで味わお作る温かい味わいという路線・・・、これは素晴らしい作品だと思います。
 
 
静岡県東部では、ゆき坊がお店を構える地域は、比較的激戦化が進んでいない方になると思いますが、当然この地域のラヲタとしては、ゆき坊さんにリードオフマンとしての役割を期待しちゃうわけです。
変化しないことでも十分に評価されているお店でありながら、そこから更なる進化を新しいコンセプトによって主張しています。
変化には勇気もいると思いますが、その進化が実を結び、ゆき坊イズムが飛躍していくことを期待しちゃいますよね。
 
今回は、大変素晴らしいものを頂きました。
家系の塩、それも穏やかな味わいの路線・・・、これは皆さん、要チェックですよ!!!


めんりすと非公式ファンクラブ

麺やくろもん たんたんめん

めんりすと非公式ファンクラブ

 
feat 2011/December/xx 19:47:02
 
これはもうねぇ、くろもんイズムの濃縮度高い作品ですよ。
たんたんめんって、基本的に辛いんですよ。
それはもう年配者や子供にとって、すっごく排他的なジャンルなんですよ。
 
ところが麺やくろもんさんは、いつものようにそういった客層をも頭に置いたたんたんめんを出してきたんですね。
 
なる程です、流石です。
ここまで貫いてくれると格好良すぎます。
 
で、この作品、辛さよりも柔らかさの出し方に特徴を感じます。
 
トッピングの挽肉の味つけは甘め。
多分、今まで食べた中では一番甘いです。
 
ニンニクのチップが少し加えられ、甘味に生姜をきかせています。
香味野菜の高揚感を隠しながら、基本は甘味で食べやすく仕上げています。
さらにはスープの中でもその甘みが輪郭をぼかさず、味わいのアクセントになっていますね。
 
スープはもちろん辛味をしっかり感じさせ、辛味噌ダレっていうのか、豆板醤&胡麻味噌っていうのか、そんな味わいを軸にします。興味深いのは、口当たりの辛味から、中盤にミルキーなトロミとこってりやわらか味噌ダレ感があり、そこから胡麻の個性が続きます。
胡麻の風合い、味噌の風合いに何故かミルクを思わす風味が加わることで、どこかピーナッツバターやきな粉系の味わいを錯覚します。
 
辛いのですが、豊満な舌触りや味わいを持つ個性が十分であり、辛さに一切の尖りがなく、激辛どころかピリ辛という雰囲気でもないポヨ辛い味わい。
 
う~ん、これはラヲタには、刺激をわざわざ抑え過ぎって思われそうですw。
 
麺はストレートの中太麺。
しなやかで、舌触りも良く、かん水が少ないのかプリプリシコシコ感は極めて控えめ。
うどん的かと聞かれたら、全くその通りというところ。
それでも小麦の個性が明るく鮮やかでぽっこりした旨味を持っているために、うどんの味わいとは異なります。
 
これは徹底して年配者や家族連れ(このお店は他のお店より、この手の客層が多いのですね)への意識のあるたんたんめんですね。
 
個人の好みからすると、もうちょっと尖ったスープでもいいし、もうちょっと塩気が張って、固くゴワッとさせた麺でもいいのです。ズシッとくる辛味を加えても、このスープなら全然支えちゃう感じがしますし、麺の柔らかい表情がスープの柔らかい表情の中で馴染み過ぎて埋もれているようにも思えます。
 
うまいスープにうまい麺、しかもうまいトッピングであるために、個々を否定しようがありませんが、全体を見渡すとやや柔らかすぎるし、甘過ぎるかなあと。
 
すいません、生意気なレビューが過ぎました。
恐らくヒットする味わいだと思いますが、このブログの読者層のニーズとは違ったかなあって思うんです。
これベースに、激辛たんたんめんって、出てこないかなあ???
 
相当に辛くしても、この麺とこのトッピングとこの胡麻味噌ダレは支えきれちゃうと思うんですけどね。
 
 
というわけで、生意気すいませんでした。
ラヲタではなく、ご家族連れの皆様にこそお楽しみいただきたい味わいです!!
 
くろもんさんのメニューって、ラヲタ向けと一般向けとがあると思いません?
 
ざるそばはラヲタ向けだと思うし、つけ麺もしかり。
油そばは一般向けだと思うなあ。
 
というわけで、ラヲタはつけ麺を食べるべし。
あれ、ハートとらえる美味さです!!
麺が六厘舎と同じ小麦だからという以上に旨いんです。
 
そして限定だったら、とまとらぁめんもおすすめ!!
あれが500円で提供されったりすることがあるんだから、くろもんさんのサービスってほとんど暴力的ですよ! 
 

めんりすと非公式ファンクラブ


この煮干感、ハマった時の爆発力は凄まじいです。

換気扇の前に立つと、その日の凄さがわかります。

 

豚か煮干か悩んだら、まずは換気扇。

 

ちなみに換気扇はNAKAMURA屋の方が素晴らしい。

でも、味で勝ってる。

 

 

ENさんより美味かった。

煮干の個性が複雑で、良い意味での賑やかさが美しかった。

叉焼で負けてる気はするけど、他はすべて勝っていると思った。

60+9さんより美味かった。

だって美味いんだもん。

 

さて、このラーメン、どこのお店の何でしょうか?

中村屋 だしかけ 塩

めんりすと非公式ファンクラブ

 
FEAT 2011/XX/XX 20:48:03
 
表面のオイルは、麺之房五轍程にはスープとの分離感がなく、スープとの境界にいくらかの淡さを残します。
そのオイルはスープから甘味をとくっと吸い込んだ印象でありつつ、ニンニクチップや多量の刻み葱によって、その個性をふっくらさせすぎず、甘美味いけどもたれないバランスを作っています。
この辺がやたらに上質感出しています。
他店と比較するとスープ(もしくはタレ)は、旨味調味料を減らした分だけ甘味調味料を足しているようにも思えます。
 
旨味調味料に大きくよらないが故に、持っている素材の個性が細やかない感じられ、流石は中村屋という印象。
 
それこそ鶏油一つだけでも、鶏の全ての部位の個性を感じさせられているかのように味わいの個性が豊かにして複雑、それこそめんりすとさんの鶏100塩に感じたあの凄さを、オイル単体でも表現しちゃうような凄みを覚えます。
ロースト時の苦味や、皮の渋みすらも感じちゃうかのようでありつつ、キメは荒れることなく、終始味わいを立体的に構築します。
 
まあ、実際には脂分の多い部位単体からなるオイルな気はするのですが(だって味に濁りなさすぎなんだもの)、私はラーメンの作り方を基本すら知っているわけではないので、まあこれは味から出た予想の類。
 
何かそんな気になっちゃうんだよね~っていう味わいだってことなのさ。
 
それにしてもオイルが持つ甘味が実にいい!!
鶏から出た甘味だけではないとは思いつつも、そうとしか思えないくらい馴染んでます。
実際はそうなのかもしれないけどね。
 
スープは、オイルとタレの個性によって、その存在感をやや示せずにはいますが、上質さだけは伝わるという感じ。
探れば探る程に素晴らしさが見えそう・・・、だけど私にはそこまでの舌はないよって感じ。
 
塩ダレは、塩のべたつきや重さを強く出すことはなく、それでいて上質で上品。
岩塩岩塩しすぎた個性ではないために余韻がタレに頼らない旨味を表現できています。
 
フィニッシュにおける煮干し、カツオ?の個性がすくっと立つ感じは最高!!
カツオっぽい魚介系のテイストは甘すぎず、しっとりしながら熟しすぎず、煮干しっぽい魚介の味わいはざらつく渋みを出さずに苦味を感じさせるために、圧倒的に美しい!!
 
麺は細麺。
コシもあります。
表面をプルッとさせつつ、中はややドライな感じをすこーしだけみせるのは、昔のめん処藤堂さんで感じたあの風合い。
 
スパスパした歯切れと、噛んだときの強さもいい!
さらには低加水麺であるも、のびても美味さがだれないのは素晴らしいですね。
 
麺の持つ穀物感はなぜか外国産的なドライな渋みを僅かに含み、もちっとした甘味は出しませんが、それがスープの味わいが持つ甘旨味を引き立てている様な印象も。
さらにはゆっくり頂いても、スープの味を大きく濁すこともないようにも感じられます。
 
いい麺だ!!
 
これぞ中村屋の凄さと言うべき、絶品ラーメン・・・、これが美味くないはずはないよね!!!
 
 
+++++++++++++++
中村屋 (なかむらや)
TEL 046-233-7278
住所 神奈川県海老名市中央2-5-41 サティ立体駐車場 1F
交通手段 JR相模線 海老名駅 徒歩10分

営業時間 [木~火] 11:00~14:30 18:00~21:00 (スープが無くなり次第閉店)
土曜 17:30~
定休日 水曜日
+++++++++++++++
 

一匹の鯨 山葵が香るR35ラーメン

めんりすと非公式ファンクラブ


 
FEAT 2011/XX/XX 20:12:00
 
R30に似ていますが、こちらは何とワサビ味。
通常ワサビを温かいスープに入れると、良質の香りが全て排他的な表情となって揮発してしまい、どうにもならないのでありますが、この作品はそれを克服。
 
う~ん、この店にしかできない味わいだ~。
 
正直ワサビの味わいは、ワサビ塩やその他に通じる様なドライなテイストのものを敢えて使用していると思われ、これによって、HOTにして鼻をつかないという『ありえない』わさびテイストを表現しています。
 
やはり創造性豊かな進化系作品ならではのものと唸らせられますね。
 
魔法のワサビ味の芳香が、鼻を突かずに胸を突きます。
ワサビと言いつつ、辛さそのものは殆どなく、香ばしさや甘じょっぱさが美味さを放出します。
 
特に表面の鶏油に魔法のワサビ味がきっちり吸い込まれているため、一口目の「うまーっ」なインパクトは十二分!!
魚介出汁や鶏白湯スープとの相性もいい!!
 
ワサビって、そこまで人づきあい良いキャラだったのかと驚く驚く。
 
麺のセレクトもばっちり!
細麺のキレの良さが光ります。
 
細麺ながら噛めばコリコリした旨味があり、スナッキーな旨味がこのワサビ味のスープにどはまりです。
 
これぞ大人のスナッキーですね。
 
ちなみに私、一匹の鯨さんのラーメンの汁完目前のラスト一口のざらざらっとしたところが大好物。
R30の場合には、少し生姜がザラと残って、そこに愛おしさがあるんですね。
でもR35は、そこだけが、ちょっと魅力弱めだったかも。
R30よりも調味料が多いためか、少しピーナッツっぽい味がしました。
 
・・・と、美味い物を美味いと素直に褒めて終わらず、文句言って終わるのがこのブログのルール。
 
今日も、つまらない所に勝手に拘って文句言ってるよ、嫌なやつだね~と思われながら、レビューを終了するのでした。。。
 
好みのところは好みという、好みじゃないところは好みじゃないという・・・、ってしとくと、読者の方も私の趣向が見えてくるから参考にしやすいでしょ?
っていうか、何でもかんでも褒めていると思われるの嫌だからね。
一流店しか紹介しないから褒めることが多いのであって、基本的に食べ物文句ばかり言うすっげーっ嫌な人です。
 
で、この作品・・・、そんな私でももちろん・・・、好みに決まってるじゃないですか!!
 
R30、R40、R50を食べ終えてしまったという君!!
次はレギュラーに昇格したR35が待っているんだぜ!!
 

卓朗商店裏メニュー 背脂こってり塩くんたまラーメン 麺固

めんりすと非公式ファンクラブ


 
FEAT 2011/XX/XX 20:41:07

 

裏メニュー① 背脂こってり塩くんたまつけ麺濃い目!!

裏メニュー② 背脂こってり醤油にたまごラーメン堅め!!・・・の塩ver,

裏メニュー③ つけ麺の麺を細麺にチェンジさらに堅めで!!

 

 
これが最高に好き!!
背脂入れて麺固め、もしくは背脂入れずに麺普通のどっちかかな?
でも、背脂入りには、淡麗系塩ラーメンの魅力と、芳醇系塩ラーメンの魅力が完膚なきまでに凝縮されているからね。
今回は、背脂こってりで勝負!!
 
ってか、以前からあれほど美味かった塩くんたまが、2011ファイナルシーズン…、御主人様帰還の影響があるのか否か、ますますっていうか、超絶的に美味くなっているんですけど、どうしましょ?
 
以前から魅力に溢れ切っていた塩くんたまラーメンが、ついに非の打ちどころがない塩くんたまラーメンに!!
加点要素の多さそのままに、もはや減点するところがまるで見当たらないくらいに美味い。
 
しかも巧い!!
 
卓朗商店らしいユーモアとレトロ感も満たしながら、最前線のナチュラル系キレもの旨味成分が満ち満ちちゃってます。
 
まずはスープ。
口当たりに、パッと魚介系の風味が感じられつつ、中盤に鶏の個性がぽこっと現れ立体的な旨味を感じさせつつ、後味でスッと入り込む豚の個性が躍動感ある風味の展開を最後にすっとその表情を柔らかな手で撫で上げる様に落ち着かせる感じ。
 
超のつく狙い澄まし度高い風味の展開美!! 
 
背脂により口当たりに豚のインパクトでそうに思えつつ、以外と魚介の味わいが先行してくるあたりは醤油との違いなのかも。
魚介の味わいが先行してくれるためにスタートがとても上品。
そしてそれがあるからこそ、そこからの展開にふくよかさを存分に感じられるという始末。 
 
けっ、できすぎだよ!!
 
塩ダレの風合いも最高。
中盤頃に塩ダレが細やかにその表情を前に出し、後味でその塩気がパラパラっと紐解けるように感じられ、超感情鷲掴み。
 
そしてここまで繊細でデリケートで、計画的な味わいを楽しませつつ、トップの背脂やオイルによって、綺麗なこってり感を演出。
こんなに綺麗で整った背脂ってどうやって作るんですかと小一時間質問攻めしたい程に綺麗な背脂は、いくらか無機質であることにより、むしろスープの緻密な表情を妨げることがありません。
またオイル自信はその味わいを展開させず持続性もあるために、スープの豊かな表情の変化を、ボトムできっちり支え、スープに安定感を生み出しています。
 
一見すると、淡麗系に濃厚スープといったバランスの悪さが生まれそうですが、まったくそれを感じる由もなし。
スープは淡麗系の様に繊細な柄も濃厚で、オイルは濃厚でありつつも洗練されているのです。
オイルに独立感を与えずに、スープを緻密に味あわせるってのは、ちょっとヤバ過ぎるクオリティー!!
 
卓朗さん、すごすぎんですけど!!!、
 
それにしても綺麗系でありつつも、旨味の密度が強いスープです。
化学調味料を使用していないとは信じられない程に味わいが濃密で、化学調味料が使われているとはとても疑えない程に風味に躍動的な生命感が宿っています。
 
スープの味わいの強さから言えば、日本一の塩ラーメン…神奈川県の本丸亭さんを思い出しもしますが、スープの貫禄というかモノホン故の主張の重さが圧倒的!!
 
醤油ラーメンのこれまた肉弾的な旨味の強さも魅力ですが、個人的には塩ラーメンの緻密の積み上げによる風味のミルフィーユ的な個性に大満足です!!
 
おっと、書き損じるとこでした。
麺も固めでビンゴでした!!
 
背脂こってりが麺にコーティングされてもなお、麺の胸を張った強さは健在。
固めといってもドライっぽさはまるでなく、むしろ食感と締まりのある穀物の風合いが調和しているように感じられる程。
 
これぞ"非の打ちどころのない"ラーメンでしょ!!
 
 
生意気なブロガーも完全降伏しちゃう、幸福の一杯ですぜ!
 
 
≪追伸:卓朗商店さんのラーメンは、使われている素材がメニュー表に載っているわけでもなく、何より創造性豊かな作りを感じさせるお店でありますが故に、私の舌が感じた素材が実際に使われているかどうかは不明です。でも漠然と書いちゃうとそれはそれで私の成長もないし、レビューの危うさもまた読者の方からみれば、レビュアーのスキルを判断する材料でありましょう。そんなわけで、素材などの情報には何ら根拠はないってことを理解して読んでくださいね、≫



煮干25gを400ccのお湯で15分煮た。思った以上のエグ味。ラーメン諦めてネギ油(サラダ油がないのでしぶしぶ)に味の素5ccとアゴ出汁醤油4㏄に角砂糖1個、胡椒、七味を加えたものに御飯入れて雑炊。家族は美味いと言ってくれた。本当は僕自身が全然好みと違う味と思っているんだけど…w
12/12 0:16

やっぱり煮干50gを400ccの水に18時間つけるってのがいいね。煮干が水吸って250ccになるけど、味がいいし、ラーメン一人分には量もちょうどいいです。
12/12 0:18

ツイッターでタイムライン荒らしすぎたから、なうに一時的に引っ越し。こちらはフォローしている人が少ないから連投へっちゃらだぜ~。フォローしてくださっている方、すいません<m(__)m>
12/12 22:03

めんりすとのか・き・ら・あ、これ最強。続編が楽しみ。
12/12 22:45

そのジャンルでは最高だと思っている、尊敬する料理人の方からメール貰った。恐縮すぎて恐縮すぎて、かなりビビってます。
12/13 1:48

2011年の当ブログの予定は、奇数日に卓朗商店様と同系とCP最強のラーメン特集。偶数日には一匹の鯨様、それと中村屋様。基本的に連日めんりすと様。そして『お前、めんりすとよりろたすと海練の記事の方が多いじゃねーか』という批判を回避できる程度にそれらお店。で、来年もラヲタやるつもり?
12/15 1:18

めんりすとさんの伝説の一杯 4杯目
 
☆めんりすと ぽ・も・ど・ろ

めんりすと非公式ファンクラブ

 
ぽ・も・ど・ろです。
世の中に多くのトマトのラーメンがあり、その多くが優れた料理人のチャレンジ精神と才能の高さを強く表わすものでありますが、この作品もしかり。
いや、むしろこの作品こそその最たるものかもしれません。
 
めんりすとさんにおいて最も問い合わせの多い限定メニューというのもなるほど納得。
その味は「変わりもんメニュー」のレベルにありません。
白湯スープにこっくり交わるトマトの味わい・・・といえば、その表現があまりに安いと思えるほど。
トマトの持つ酸味を塩ラーメンににじませた程度の内容に終わるものではありません。
トマトの甘みや酸味はもちろん、その青苦い味わいまでもが表現されながらも、その味わいによって上質さ、さらには大人びた表情を出していることに驚かされます。
レモンや粉チーズといったテイストの変化を楽しめるという遊び心も魅力ではありますが、やはりその凄みはこのトマトの素材然とした味わいがきっちり白湯スープの中で意味を持っているということ。
トマトの持つ様々な風味が独立して白湯スープの味わいに加わったかのように、それぞれの要素をより強いものにしたスープが完成します。
それにもかかわらず味わいは尖らず、むしろ穏やかに酸味や苦み、甘みといった個性を舌に転がし続け、その風味の持続力と、ダレることのないフレッシュ感には驚かされます。
 
大葉のアクセントも秀逸です。
このラーメンをイタリアンとはせず、あくまでラーメンという日本人にとって気張らずその味を体にしみ渡らせる料理であることに終始します。
 
作り手の明確な狙いが細かなところまでしっかりと行きわたった秀作ですよ!