FEAT 2011/XX/XX 20:41:05
トッピングが少ない上に、オイルがしっかりしていて熱々です。
ラーメンは熱々でなければと思う方は、どうぞお試しを。
ってか、私はもうちっとぬるくても良い気がしますけどね。
熱で、旨みがしっとり響いてこない気がします。
とはいえ極上スープの名店中村屋、その実力半端無し。
醤油ダレの個性はしっかりとした熟成感があり、熱々具合に良くあう香ばしさも重厚です。
良い醤油をベースに寝かす過程で旨みをしっかり強めたタレ・・・、って、タレの作り方とか知らないのですが、そういう印象を持っちゃう程に、素材の良さと作りこみの上手さを感じさせられます。
しかし一方ではタレがやや強く、スープの個性にタレの個性が確実に勝っています。
鶏油の量もしっかりとしているため、オイルとタレのバランスは良いのですが、スープが含む繊細な表情はややおざなりになっているという印象を持ったことは事実です。
スープには鶏、煮干、そしてカツオも入っているのかなって感じでもありますが、タレが強くそれが食べる側に伝わりにくいように思えます。
タレ自体は優れているのですが、その量や個性の強さがやや私の好みとは違うかも。
さらにはタレの熟成感に深みがあり、重厚であるがゆえに、一週回って本来は真逆のキャラクターであろう富山ブラック系にも通じる風合いが醸し出され、勝手に思い入れていた端麗雅やかな世界とずれを覚えます。
オイルもしかり。
ちょっとスープに対して量が多い・・・。
しかしそのオイル、鶏油だと思いますが、その品質自体は実にすばらしいんですね。
味わいを複雑にして、醤油の味わいをすっと内包し、甘みや酸味、塩気で飾られます。
スープはオイルの個性の強さの反動で、鶏感薄く感じられますが、基本的にはタレとオイルが作るローストチキンめいた鶏の味わいと香気が、スープの鶏感が出せない旨みを演出し、これが喜ばれるところなのでしょう。
スープにはカツオも入っているように感じられました。
その個性は華やか過ぎず、じゅっと染みる熟成感ある味わいで、この個性が煮干と相まって醤油ダレに更なるコクを生み出します。
旨みが随所にしっかりと存在しているスープです。
一方では飲み進めていくと、酸味が増す印象があり、最後の一口ではややにごりも感じます。
ここは惜しいなあと。
トッピングとしては、葱が大量に敷かれています。
この葱も、ちょっと不要だなと思いつつも、このスープとの相性はばっちり。
フライドガーリックがいくらか散らされています。
これがスープの口当たりにアタックを作るも、スープにその味をすーっと溶け込ませるため、結果的には強さの割にはキレを出さず、よく言えば影響しすぎないのは醤油との相性からでしょう。
麺は基本の細麺です。
スープに対して、少し独立的になるも、強さを出せないでいるところが気になりますね。
塩に比べると、圧倒的にスープに馴染みきれていません。
とはいえ今回は、だしかけです。
チャーシューなどのトッピングが加われば、よりタレの個性は優しくなります。
一番ソリッドに風味を立てるメニューを頂いているので、このバランスも仕方ないですかね。
で、このメニュー、タイプとしては麺之坊五轍さん(中村屋に血脈あるめん処藤堂さんの別ブランド)に近い個性がありますね。
正直言うと五轍さんの方がバランス的には整っている印象を受けますが、一方では中村屋さんのラーメンが持つ優れたパーツだけで構築したリッチ感もまた魅力であり悩ましいところ。
逆にめん処藤堂さんの繊細さや、タレの淡い表現などは、この作品と比較してしまうと、すでに中村屋さんの影響よりも別の端麗系のお店の個性を覚えてしまうほど。
とかなんとか言っちゃいましたが、すっげー美味しいです。
機会があれば、平内麺でトッピングののった醤油ラーメンをお試しあれ。
藤堂さんとはまた違った、力強い醤油ラーメンを楽しめるはずです!!
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中村屋 (なかむらや)
TEL 046-233-7278
住所 神奈川県海老名市中央2-5-41 サティ立体駐車場 1F
交通手段 JR相模線 海老名駅 徒歩10分
営業時間 [木~火] 11:00~14:30 18:00~21:00 (スープが無くなり次第閉店)
土曜 17:30~
定休日 水曜日
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