FEAT 2011/XX/XX 20:32:02
裏メニュー① 背脂こってり塩くんたまつけ麺濃い目!!
裏メニュー② 背脂こってり醤油にたまごラーメン堅め!!
裏メニュー③ つけ麺の麺を細麺にチェンジさらに堅めで!!
やばいね、卓朗商店レベルたけーよ。
スープを味わい、つくづくそう思った次第。
このお店の凄さってのは、無化調ってこともあるんだけど、やっぱり淡麗系のファンの期待に応える繊細なアプローチや綺麗な出汁のとり方をしながら、そこに肉食系のラーメンファンの期待に応える様なアプローチも施されていること。
さらにはラーメン以外の料理を多く学んできたことが明快な、斬新な調味料の使い方を、嫌味でない形でサラリとこなす知性を伴いながら、やはりそれが嫌味にならずに、自然体ままに提供されているということ。
完全にオリジナルのスタンスだし、完全にハイレベル。
系列店であるラーメンJACKさんや、超とんこつさんが、よりラーメンらしさや、また日本有数の名店のテイストをいくらかリスペクトした作品を提供する器用さをみせながら、本店である卓朗商店ブランドでは、よりアーティスト然とした世界観を香らせてくれるのが嬉しいですね。
本日のメニューは卓朗通①ということで、常連さんが楽しむ裏メニュー。
正直、私には「濃いめ」である必要はなかったんだけど、やっぱり卓朗商店の常連さんが、卓朗商店さんとどう向き合っているかと感じたかったんでね。
で、すげー美味いし。
う~ん、気のせいじゃなく麺も良くなっている・・・。
恥ずかしながら、つけ麺は今年初めて食べたのですが、これが2011年バージョンなのか、2011年冬バージョンなのかはわからないのですが、あそこからまだ伸び代あったのかって感じで美味しくなっています。
玉子の香りが少し控えめになり、麺の舌触りにつるつる感が増している感じ。
麺そのものが持つ旨味が、以前からハイレベルなわけで、それを残しつつ他をより親しみやすい方向に変化させてきた感じ。
流石にこれは、去年あたりと一緒じゃないよね。
にじゅうまるです。
つけ汁は、口当たりからじゅるっと塩気に満ち、なるほど濃いめ。
タレ感が上がったためか、バルサミコ酢の個性はちょっと抑え目に感じ、逆に肉食度はマシマシな印象。
豚の油脂感が塩気でギスッと押し出され、その豚の味わいが滑らかさに傾倒させないのに臭みがないってのは、このお店以外では感じられない個性かも。
中盤には、バルサミコ酢の淡い個性に、とろ~んとした甘味が感じられ、この甘味の正体を伝えられないもどかしさを覚える次第。
後味は塩気にニンニクとネギっぽい味わいが豚の個性に絡み、これが胡麻とバツグンに相性「良」。
胡麻のジャンク差に合わすのではなく、もっと本質的な部分の旨味に調和していく感じ。
タレや調味料、香味野菜の個性故に、後味はいくらかジャンクにキレを重視してくるも、根本の部分でつけ汁が持つ旨味が「ホンモノ」であるために、一切の軽薄さをみせず、むしろ知性を感じさせるから驚き。。。
そして背脂の存在は神がかり的。
こんなに美味い・・・、ってか、美味さで語れる背脂はこの店だけ。
背脂に上品さを覚えるって、どういうことでしょう。
もちろん単体で味わえば脂でしかないのですが、そこから染みだす味わいがグズグズせず、メリハリのある旨味なんだから参っちゃいますよ。
遠方からこのお店に初訪問されるという方がいたら、絶対に背脂はチェックしてくださいませね。
と、こんなにどんなに無茶苦茶美味しいこの作品、それでも個人の好みとしては絶対に「濃いめ」でない方が美味しいし、数字で評価するなら間違いなく「濃いめ」でない方が上にくるのは間違いないと思ってます。
それでもこのアレンジには圧倒的な凄みがあることは間違いないし、その存在理由も強く示されていることも間違いなし。
そんな、なんとも痛快な一杯なのです。
それは、これだけの知性と芸術性を主題に持ちながら、どこまでラーメンらしいがっつり感を出せるかという限界に挑戦しているところ。
これをオーダーした常連さん、狙いどころがいいっすね!!
やっぱ、店のクオリティーが高いと、常連さんのクオリティーも高い!!。
ってことで、一応めんりすとファンを自称する私としては、プレッシャー感じる次第・・・
客のレベル低いよって思われない様に努めますんで、どうかもう少し見守ってくださいませ。
≪追伸:卓朗商店さんのラーメンは、使われている素材がメニュー表に載っているわけでもなく、何より創造性豊かな作りを感じさせるお店でありますが故に、私の舌が感じた素材が実際に使われているかどうかは不明です。でも漠然と書いちゃうとそれはそれで私の成長もないし、レビューの危うさもまた読者の方からみれば、レビュアーのスキルを判断する材料でありましょう。そんなわけで、素材などの情報には何ら根拠はないってことを理解して読んでくださいね、≫








