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めんりすと非公式ファンクラブ ~静岡県東部の美味しいラーメン店だらけのブログ

静岡県の有名ラーメン店の名作500杯をレビュー。今はめんりすと(三島市)のラーメンに感動しまくった結果、勝手にファンブログを名乗ってます。紹介店舗を徹底して厳選しているのが自慢で拘り。ラーメンが唯一の恋人だから許してねw。

卓朗商店 背脂こってり塩くん玉つけ麺

めんりすと非公式ファンクラブ

 
FEAT 2011/XX/XX 20:32:02

 

裏メニュー① 背脂こってり塩くんたまつけ麺濃い目!!

裏メニュー② 背脂こってり醤油にたまごラーメン堅め!!

裏メニュー③ つけ麺の麺を細麺にチェンジさらに堅めで!!

 

 
やばいね、卓朗商店レベルたけーよ。
スープを味わい、つくづくそう思った次第。
 
このお店の凄さってのは、無化調ってこともあるんだけど、やっぱり淡麗系のファンの期待に応える繊細なアプローチや綺麗な出汁のとり方をしながら、そこに肉食系のラーメンファンの期待に応える様なアプローチも施されていること。
 
さらにはラーメン以外の料理を多く学んできたことが明快な、斬新な調味料の使い方を、嫌味でない形でサラリとこなす知性を伴いながら、やはりそれが嫌味にならずに、自然体ままに提供されているということ。
 
完全にオリジナルのスタンスだし、完全にハイレベル。
系列店であるラーメンJACKさんや、超とんこつさんが、よりラーメンらしさや、また日本有数の名店のテイストをいくらかリスペクトした作品を提供する器用さをみせながら、本店である卓朗商店ブランドでは、よりアーティスト然とした世界観を香らせてくれるのが嬉しいですね。
 
本日のメニューは卓朗通①ということで、常連さんが楽しむ裏メニュー。
 
正直、私には「濃いめ」である必要はなかったんだけど、やっぱり卓朗商店の常連さんが、卓朗商店さんとどう向き合っているかと感じたかったんでね。
 
で、すげー美味いし。
 
う~ん、気のせいじゃなく麺も良くなっている・・・。
 
恥ずかしながら、つけ麺は今年初めて食べたのですが、これが2011年バージョンなのか、2011年冬バージョンなのかはわからないのですが、あそこからまだ伸び代あったのかって感じで美味しくなっています。
 
玉子の香りが少し控えめになり、麺の舌触りにつるつる感が増している感じ。
麺そのものが持つ旨味が、以前からハイレベルなわけで、それを残しつつ他をより親しみやすい方向に変化させてきた感じ。
 
流石にこれは、去年あたりと一緒じゃないよね。
 
にじゅうまるです。
 
つけ汁は、口当たりからじゅるっと塩気に満ち、なるほど濃いめ。
タレ感が上がったためか、バルサミコ酢の個性はちょっと抑え目に感じ、逆に肉食度はマシマシな印象。
 
豚の油脂感が塩気でギスッと押し出され、その豚の味わいが滑らかさに傾倒させないのに臭みがないってのは、このお店以外では感じられない個性かも。
 
中盤には、バルサミコ酢の淡い個性に、とろ~んとした甘味が感じられ、この甘味の正体を伝えられないもどかしさを覚える次第。
 
後味は塩気にニンニクとネギっぽい味わいが豚の個性に絡み、これが胡麻とバツグンに相性「良」。
 
胡麻のジャンク差に合わすのではなく、もっと本質的な部分の旨味に調和していく感じ。
 
タレや調味料、香味野菜の個性故に、後味はいくらかジャンクにキレを重視してくるも、根本の部分でつけ汁が持つ旨味が「ホンモノ」であるために、一切の軽薄さをみせず、むしろ知性を感じさせるから驚き。。。
 
そして背脂の存在は神がかり的。
こんなに美味い・・・、ってか、美味さで語れる背脂はこの店だけ。
背脂に上品さを覚えるって、どういうことでしょう。
もちろん単体で味わえば脂でしかないのですが、そこから染みだす味わいがグズグズせず、メリハリのある旨味なんだから参っちゃいますよ。
 
遠方からこのお店に初訪問されるという方がいたら、絶対に背脂はチェックしてくださいませね。
 
 
と、こんなにどんなに無茶苦茶美味しいこの作品、それでも個人の好みとしては絶対に「濃いめ」でない方が美味しいし、数字で評価するなら間違いなく「濃いめ」でない方が上にくるのは間違いないと思ってます。
それでもこのアレンジには圧倒的な凄みがあることは間違いないし、その存在理由も強く示されていることも間違いなし。
そんな、なんとも痛快な一杯なのです。
それは、これだけの知性と芸術性を主題に持ちながら、どこまでラーメンらしいがっつり感を出せるかという限界に挑戦しているところ。
 
これをオーダーした常連さん、狙いどころがいいっすね!!
やっぱ、店のクオリティーが高いと、常連さんのクオリティーも高い!!。
 
ってことで、一応めんりすとファンを自称する私としては、プレッシャー感じる次第・・・
客のレベル低いよって思われない様に努めますんで、どうかもう少し見守ってくださいませ。
 
 
≪追伸:卓朗商店さんのラーメンは、使われている素材がメニュー表に載っているわけでもなく、何より創造性豊かな作りを感じさせるお店でありますが故に、私の舌が感じた素材が実際に使われているかどうかは不明です。でも漠然と書いちゃうとそれはそれで私の成長もないし、レビューの危うさもまた読者の方からみれば、レビュアーのスキルを判断する材料でありましょう。そんなわけで、素材などの情報には何ら根拠はないってことを理解して読んでくださいね、≫
 

中村屋 だしかけ塩のネギ抜き

めんりすと非公式ファンクラブ

 
feat 2011/xx/xx 20:46:04
 
かけと言いつつ、多量の刻み葱をトッピングしてしまう中村屋さん。
やめろ、葱は入れるなよといいたい。
で、ネギ抜きでお願いした。
 
でも、葱抜いてなお、フライドガーリックは入れやがった。
客の気持ち、伝わってな~い!!
そんな馬鹿な、君たちがどれほど美しいものを描いているかを、作り手が理解していないんじゃないだろうかと、今すぐにでも説教たれたい気分。
なんて、愚痴をこぼしたくなるほどに美味しい名作です。
 
スープは口当たりから、甘味をぐっと感じさせ、鶏の個性がどっと溢れます。
繊細な鶏感を予想するとむしろ逆。
豊満で圧力のある鶏の風合いです。
鶏皮を思わすはっきりした油脂感とその味わいは、インパクトはっきり。
照りっと艶やかに鶏の旨味を持ち上げます。
 
背後に淡くさらっと流す魚介の風合いはセンスあり。
鶏の個性を妨げず、しかし鶏の華やかでふくよかな表情に対して、枯れた繊細な味わいでもって全体の風味の幅を広げます。
 
個性を出しすぎずに塩が、全体の味わいを引き締め、最後までボケることない味わい。
塩を強く出さなくても、塩気の出るポジションが用意されているために、強くなくても存在感がぼけません。
 
美味いし、巧いよね。
 
正直オリジナルの塩や、デフォルトのだしかけの方が、風味の個性がややアバウトになることでまとまりを感じさせた気はしないでもないので、数字で評すればやや落ちるも、私が食べたいのはむしろこれ。
 
もちろん、本当は胡椒とフライドガーリックは不要だね。
フライドガーリックの男性的な香ばしさは、いらんでしょ!!。
 
 
+++++++++++++++
中村屋 (なかむらや)
TEL 046-233-7278
住所 神奈川県海老名市中央2-5-41 サティ立体駐車場 1F
交通手段 JR相模線 海老名駅 徒歩10分

営業時間 [木~火] 11:00~14:30 18:00~21:00 (スープが無くなり次第閉店)
土曜 17:30~
定休日 水曜日
+++++++++++++++
 


CP最強ラーメン選手権は、年始からのスタートに変更しました。もうほぼできているけど、年末はUPするネタが十分に溜まっているから、それでしのぎますw。今日は一匹の鯨さんで、限定豆乳豚骨と味噌つけが食べられますよ。どっちもMY鯨TOPO5に入るすげー美味さなんで、どうぞ。
12/19 7:34

一匹の鯨さんの台湾らーめん・改が、いい!! 改の方が断然好き!! 次は辛いバージョンも食べたい。でも、遠過ぎるんだよ!!
12/20 7:48

麺やくろもんさんのコストパフォーマンスが狂ったように凄い。今なら坦々麺もトマトラーメンもワンコインですよ。個人的には子供用のラーメンもいつか食べてみたい。その本気度を子供用で感じてみたいよね。お勧めはつけ麺です。
12/21 22:44

何だかんだ言っても、めんりすとさんは凄いね。味噌ラーメン用の新麺が日本のラーメンを変えるかも…って言ったら言い過ぎ???
12/21 22:45


めんりすと非公式ファンクラブ




これぞ、本物のコンソメ。


これを作れるラーメン屋さんって、まずはいないだろうと思う。


 


野菜を亜麻色になるまで加熱した時に現れる深い味わいを支えに、牛の捻りのある色気強い肉の風味、そして鶏のすくっと立ち上がる素直な味わい、そしてさらっと頂けば謙虚でありながら、ゆったり舌にスープを転がすと、これでもかと主張的に存在するオマールの超上質かつふくよかな味わい。


スープの色彩から、完璧なまでにコンソメの凄味が伝わります。


後味に覚える野菜由来の酸味もフィニッシュに色気を残し、肉の味わいにだけ頼らない風味の展開美を楽しませる作品。




フォアグラのソテーのトッピングもパーフェクト。


店主さんからすれば、まだまだ素材そのものクオリティーを上げたかったということですが、正直十分だと思います。


世の中で一番好きな食べ物がフォアグラな私ですが、2000円台でフォアグラのソテーを出すお店って、このクラスの素材が来ることってないですよ。で、この作品はあくまでもトッピングとしての使用でありつつ、しかも1225円ですからね!


しかもフォアグラの焼き方が上手!!


フォアグラって、意外と焼き加減一つで凄く哀しい料理にもなるのですが、きっちり火を通しつつも、表面と内側の食感のコントラストの美しさ!


そして火はしっかり通っていながらも、超レアが魅せる旨味とローストによる香ばしさを十二分すぎる柔らかさの中に内包させるテク・・・。


 


なに、この人・・・、ちょっと凄すぎるし・・・。


  


さらにはこのトッピングに、オマールのコンソメとくれば、ちょっと1225円は有り得なさすぎる安さ。


ある程度フレンチや、少なくともイタリアンを味わっている人には、笑っちゃうくらいに凄まじいコストパフォーマンス。


フレンチのプロにこの作品作らせて、1225円は、ちょっと考えにくい程に安すぎ。


 


本物のコンソメと、本物のフォアグラの焼き方を堪能させつつ、この価格はありえませんね。


 


  


原価割れしているとのことですが、そりゃそーだ!!


 


もしこれ食べた人がね、ここいら界隈でそこそこ名の通ったカジュアルなフレンチの某お店でフォアグラをオーダーしてみたらね…



びっくりするよ、そのレベルの差に。。。


 


とりあえず、きっちりレビューする前に、さらっとレビューしとこっと思って、記載。








でも、よくよく考えてみると、さらっと書いたつもりでも、世のブログの文字数からすると全然さらっとではないんですね。


 


なるほど、長くて読む気がしないという意見があるはずです。


でもね、この作品を味わっておきながら、短い文章でレビューできませんよ、私には。


 


ぶっちゃけこのラーメンで3日は語れますw。








では、そのうちあげる、ちゃーんとしたレビューも宜しければお楽しみくださいませ。




では~!!





めんりすと非公式ファンクラブ

ラーメンろたすの鶏白湯ラーメンです。


素晴らしいですね。


親方が麺屋中川時代に生みだしたメニューの復刻版です。


でもオリジナルを食べてはいない私です。


でも、これって中川テイストじゃないな~。。。。


 


どちらかというと海練さんやめんりすとさんの世界観に寄っている感じかも。

 

海練さんの豆乳ラーメンをゲーシー流鶏白湯でって感じにも思えます。



でも、実際には何年も前に作っているレシピなんですよね。


それもまた凄い話だなあと。
 

で、親方の作った鶏白湯を食べていない私も、濃厚中華そばというベジポタ系の作品は食べています。

その時のベジポタ系のラーメンって、胡椒やニンニクといったインパクトあるものをスープに加えることでインパクトやキレ、パンチを作ろうとしていたように記憶しています。




でもこの作品は調味料の堅い刺激は感じさせようとはせず、むしろオイルが含む辛味や酸味をアクセントにしてベジポタ風の鶏白湯ラーメンを味あわせるところ。


 


つくねも見事、いくらかのロースト感や、中に入った香味野菜の味わいによってスープにアクセントと表情を作っています。




スープにはジャガイモが含まれているのでしょうか?でんぷん質の旨味を感じます。


わさらびさんの鶏白湯と比べると野菜の味わいに癖がなく、それでいて心さんの鶏白湯に比べるとどっぷり濃厚なスープですね。これは旨いです!


 


まいぽ~でした!!



とりあえず、改めてもう一回レビューします。


とりあえず、とりあえず、情報の賞味期限が切れて間もないくらいまでにはUPしたかったので、さささっと書いてみたです。



美味しいコーヒーをいれてから、ゆっくりレビューすることにしますよ。。。

 



ラーメンろたす つけ麺 具なしの麺少なめ


めんりすと非公式ファンクラブ


feat 2011/November/xx 20:32:08

  
具なしの麺少なめです。
 
実はこれが食べたかった!!
つけ汁の圧倒的な美味しいさを邪魔するネギを取っ払いたかったのです。
 
つけ汁を蓮華でしっとり味わいたいから、麺は少なめ。
だって、つけ汁飲んじゃうから足りなくなるんだもの。
 
で、つけ汁を味わう。
 
おーっ!!
辛味と塩気と渋みの過激さが、下品というかジャンクな感じを出してくれて、やたらに美味い!!
 
親方が麺屋中川時代に生み出した無題ど煮干しつけ麺(2011年4月末)を、つけ麺の最高傑作と評している私ですが、あの時の辛味と塩気と渋みの調和感が、がーんと脳によみがえります。
 
・・・と、書きつつ、個人的にはあの日の無題ど煮干しつけ麺の方がどっちかといえば好きだったりしてw。
どっちも美味いし、何より同じ料理人の作品で、今回の作品の方が進化しているわけですが、個人的には・・・ね。
 
酸味の色気がやや違うのかも?
酢が違うのかな?
 
 
全く同じレシピっていう可能性が高いと知りつつ、強気のレビューをしてみる。
酸味の出し方は、無題ど煮干しつけ麺のタッチの方が好みだった気がする。
 
(とはいっても、半年以上前の味の記憶など、あてになるはずもないのですが、凄く美味かったので割と正確に記憶されているんじゃないかと自分では思っているのですが・・・、当てにならないかな?)
 
無題ど煮干しつけ麺では、煮干しのドライな味わいとウエットな味わいが共存していて、それをやや無機質な麺の個性がすぱっと切れ味鋭く強調する印象があり、そこが好みでした。
 
 
現在のろたすさんの味わいは、もっとウエットで、ナチュラルな優しさがあって、ふくよかで、弾力的な性格を持っています。
特に麺はこの方向性が強い性格です。
 
そのため、ほっこりしたいと願う汁そばでは抜群に美味さを発揮するのですが、風味をソリッドに突きつけて欲しいと願ってのつけ麺オーダーになるとやや甘過ぎるんですね。
 
最初から、ほっこりするつけ麺を期待すれば全く異なる感想になると思うのですが、個人的には無駄のバージョンがはまった時の爆発力が恋しくってね・・・、ごめんなさい。
 
で、今回の私のミスは、ネギ抜きにしたことかなと。
ネギが邪魔と思いつつ、でもネギから染みだすざっくりした辛味が、煮干しの味わいにキレを生み出していたんですね。
 
ネギ、必要でした(笑)。
 
 
ちなみに勝手オーダーしない、デフォルトのつけ麺は、めちゃ美味いですよ。
麺の美味さが圧倒的で、それをしっかり支えるつけ汁も美味!!
 
スープ割りもいらないね。
煮干しの美味さを堪能しましょうって感じです。
 
 
あっ、そうそう、ろたすの看板娘様にお礼言わなくっちゃ。
こんなに丁寧に麺洗ってくれる人、見たことないですよ!!
 
スープの良質さを麺が汚さない配慮・・・、ご主人とその作品への愛情も感じましたよ。
ありがとうございました!!
 

中村屋 柚子塩らーめん(塩)

めんりすと非公式ファンクラブ

 
FEAT 2011/XX/XX 20:46:07
 
ぶっちゃけ柚子なしで食いたい。
葱なしで食いたい。
すげー勿体ない感じもいくらか。
でも美味いんだから仕方ないよね。
 
トッピングは自慢の炙り焼豚に味玉、メンマに三つ葉に刻み海苔、そして・・・本日のメインである柚子!!
 
880円という価格は、結構リッチではあるけれど、内容はもっとリッチだからしかたないよね。
 
まずは香りが良。
温かなスープにおいても、焼き柑橘系のロースト感はでず。
それでいて柚子の香気はソフトに漂います。
 
口当たりも雅やか。
三つ葉の味わいが、香気とともにすっと口に入り、次の瞬間に鶏の味わいが明るく浮かび上がります。
鶏油が邪魔をせずに、すっとスープの鶏感が浮かぶのは、やはり中村屋の魅力。
鶏油いらないよねって、これ以上なく素晴らしい鶏油を持ちながらも、思わせてしまうクォリティーって凄いかも。
これ、素晴らしいです。
 
また序盤では、これと同時に、煮干し系の魚介出汁と鶏の個性が重なるためか、カツオを思わす華やかな風味も立ち上がります。
流石にリッチなスープの貫禄です。
 
中盤には煮干しの味わいが重なるも、ここに湿り気を覚える様な色気があるために、終始風味を潤わせたままの優しい風味の展開。
煮干しの個性によって、一気に「和」の美意識が表現され、やっぱり実力高いなと。
 
柚子の個性は後味に。
三つ葉の味わいが柚子と共に前に押し出されるため、HOT柑橘特有の曇り気や強引さはなく、上品で繊細なタッチをい維持。
 
トップの鶏油とスープの鶏感に境界をまるで見せることなく、スープが持つ油脂感があわーく浮き上がって鶏の風味を立てて行く感じは、神がかり的。
いくつかの邪魔な飾りトッピングに不満はあるも、綺麗に華麗なスープであることは間違いなし。
 
不思議とオリジナルの塩らーめんよりも、塩ダレの量も少なく感じられます。
最後まで柔らかな味わいであらんとします。
 
藤堂さんの冬月がいくらか柚子のきらめく高揚感で、立体的な華やかさを彩るのに対し、こちらはむしろ上品に三つ葉を効かせたお吸い物の様な穏やかさと、親しみやすい上質さを思わせます。
 
炙り焼豚は当然美味。
立派なトッピングです。
 
個人的にはめん処藤堂さんの昔の焼豚の方が薄いけど美味かったかも。
もうちょとキリッと炙ってもらった方が、スープは汚れたとしても、全体のリッチ感が増して喜ばれそう。
まあ、私はこれでも十分いいいんだけどね。
ってか、本当はいらないんだけどw。
いずれにしても肉感出しながら、スープは殆ど色目を変えられない印象ではあったので、その辺はスープに対して誠実な焼豚であると評します。
 
麺は細麺がお勧め。
写真は欲張って平打ち麺・・・、めん処藤堂さんや麺之房五轍さん(中村屋さんの系譜のお店ね)が平打ち麺だから(または変更予定だから)、比べてみた。
で、平打ち麺と柚子スープの相性は、五轍さんの方が上でした。
あの麺、柚子とかピリ辛になると光るんだよね~。
 
というわけでこのお店では、やっぱり細麺だよ、細麺。
 
やっぱこの複雑で繊細で上質なスープは細麺が生きるはず!
このセレクトでOKっしょ!!
 
で、やっぱり中村屋の実力は半端なかったです。
美味い!!
 
追伸:ちなみにこの作品、細麺のつもりで評しているけど、平打ち麺バージョンでスコアを付けるなら、もう0.23ポイントくらい下がちゃうかな。
 
 
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中村屋 (なかむらや)
TEL 046-233-7278
住所 神奈川県海老名市中央2-5-41 サティ立体駐車場 1F
交通手段 JR相模線 海老名駅 徒歩10分

営業時間 [木~火] 11:00~14:30 18:00~21:00 (スープが無くなり次第閉店)
土曜 17:30~
定休日 水曜日
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一匹の鯨 大人の時間薬味たっぷりR30らーめん 細麺ハーフサイズ

めんりすと非公式ファンクラブ

<写真は噂の進化系拉麺と噂のエリエール。ハーフサイズ590円(レギュラーサイズ750円)とは安すぎ!>
 

 
FEAT 2011/DECEMBER/xx 20:40:03
 
御存じ一匹の鯨さんのR30ラーメンです。
静岡県東部(本当は伊豆地区だと思うけど、おまけしてね)のラーメンの作品名としては、ひょっとしたら一番有名なのかもしれないという、一匹の鯨さんの代表作です。
 
麺は細麺と太麺が選べるのですが、メニューにははっきり太麺がおすすめと書いてあります。
で、私も太麺バージョンしか食べたことがないのですが、
 
『が、』だよ!!
 
某スタッフの方の一推しはR30の細麺バージョンなんだという情報をネットで入手してしまったのです。
こりゃ、頼むしかないでしょって、感じで、超ワクワクモードでお店に訪問です。
 
で、ハーフサイズでR30の細麺をオーダーします(ハーフ推しとは書いてなかったけどね)。
 
で、ここで読者の皆さまからの突っ込みが聞こえてきそう。
『ハーフでのレビューは邪道』ってね。
きっとそういう声もあるのかもしれませんが、そこは何とかご容赦を。
だって一匹の鯨さんって、私には遠すぎなんですもの。
 
マジでめんりすとさんへの訪問が、距離的に心理的に自己限界です。
相当な興味と覚悟がないと一匹の鯨さんまで行けません。
 
そしてやはりわざわざ訪問するならば、ここは連食したいわけですよ。
1杯じゃ終われないでしょ?
 
私、レギュラーサイズを1杯食べるなら、ハーフを2杯食べたい派です。
 
と、言い訳をしながらハーフを食べてみました。
 
(ちなみに当たり前ですが、レギュラーサイズが正しいレシピであり、ハーフでの感動や味わいの評価はレギュラーで得られるものを確実に下回ってしまうはずです。その辺の評価の補正は読者の方にお願いするとして、私が勝手に補正することはありませんのでご注意くださいませ。)
 
 
で、再びレビューに復帰します。
そんなこんなのこの作品・・・、これぶっちゃけるまでもなく美味すぎです!!
正直、あるべきレギュラーサイズに比べるとトッピングがスープに与える影響が強かったり、麺がスープに与える影響が弱かったりするかもしれません。
きっとするかもしれません。
でもいいんです。
今回はハーフだからこその凄みが見えたから。
このオーダーに悔いなし・・・どころか、これが正解と断言しちゃいましょう!!
 
ちなみに一匹の鯨さんの太麺メニューはやはりレギュラーサイズの方がハマると思います。
でも細麺のメニューはハーフサイズでもいいね。
これは全メニューに通じる真理だねって、思いますがどうでしょうか?
 
で、そんなハーフサイズの凄みは後で語るとして、まずはその味を。
 
麺は細麺、当然だけど。
歯触りに存在感を出しつつ、口の中で重さを出さない、スープ主役論者なその個性。
軽い舌触りに、軽快な食感、そのリズムに足並みそろえたパリッとした味わいに、バランスの良さと小気味良さを覚えます。
 
スープはやはり代表作ならではの説得力。
 
魚介をやや表面的に、鶏でボディーを作ったその味わいは、風味の立ち上がりを持たせつつ、厚みある旨味で深みとふくよかさを感じさせるWスープの方程式ってこれだったの的な味わい。
 
しかしこれで終わらないのがR30。
何よりも語るべきはここからの展開。
まさにR30のハイライトにして真骨頂。
 
ミョウガと生姜がスープに加える余韻の長さと、そのエレガントな味わいが、マジ『光りモン』です。
 
ミョウガ、生姜がみせる草系の枯れた酸味やザラッとした渋みを感じさせつつ、味わいの軸を辛味としているために、スープに明瞭な個性を加えつつも、スープのきめを荒げません。
一方でそれら個性をスープに溶け込み切らさずに適度に独立させて存在させることで、スープの質感に深みが宿るというニクすぎる演出。
 
辛味も素材の個性を明らかにさせつつも、尖りを覚えさせないのは、スープに含ませた甘味故。
甘味の存在を意識的には殆ど感じさせず、しかし疑ってかかればやはりしっかり存在しているところがテクニカル。
甘味が辛味に先行して立ち上がればくどくどしい味になろうものの、甘味は鶏のボディーをこっそり支えつつ、後味では辛味の後ろで辛味の角をなだめる性格俳優的ポジショニング。
これ故に、ミョウガや生姜のハービーな個性を多分に有する後味ながら、まるでスープの中の素材を重視した素直な味わいのものと錯覚させられます。
 
さらにはこの後味が実に実に余韻豊か。
重量感ないままに、香気で引っ張る感じで、しかも終始エレガント。
薬草じみた陰湿さがなく、色鮮やかさを感じさせる風合いは、素直にその美しさを楽しませるもの。
これはいい!!
体を高速で清らかに導く、この爽快感って何っ!!
 
しかも生姜の粒子がスープの底で軽く舞い上がると、これが舌先で軽くザラッと転がるのですが、その質感がまるで高級薬膳料理だかでも頂いているかのように雅やか。
そして次の瞬間、そのザラツキの一つ一つに魚介の個性が絡むと、これはもうR30だけが持つ一撃必殺の官能テイスト。
これには参った!!
 
さらにはここに、あえてくったくったになるまで沈めておいた春菊も登場。
カプリと頂くことで、舌の中にはよりアダルトな舞台装置が築かれ、スープにより大人びた表情が誇張されます。
 
てへっ、こりゃ美味いぜ。
 
 
で、それもこれもハーフサイズだからこその『光』の強さだと確信します。
ハーフサイズという、絶対的な腹八分目感が生み出す、スープへの圧倒的な愛おしさが、この魅力を誇張します。
 
そして細麺という、スープ偏重のバランスが、ここでは何とも高バランス!!
これはもはや、麺料理ではなくスープ料理と割り切ってOKでしょ?
 
麺がスープの色やボディーの強さを妨げず、素直に感じさせるばかりか、麺の個性がハーブ咲き乱れる畑における太陽の光のように、実体を強く感じさせないまま、そこに温かみを宿します。
 
これ、ハーフサイズとかミニサイズのラーメンとして宇宙一美味しいかもしれませんよ。
複雑にして旨味のインパクトが豊富に存在するスープです。
小さな枠の中で密度高くその個性を存在させることで、より丁寧に味あわせようと導く作品です。
 
カクテルで例えるならば、世のラーメンがロングカクテルであり、このR30ハーフサイズはショートカクテル!!
ロングカクテルにはない、一口ごとの絶対的な主張と演出が確実に脳に刻まれるかのようです。

後味の魅力とその爽快感から蓮華を止められず、ハーフサイズという限られた内容を、気付けば完食。
食べ終えて感じる、何とも心地よい喪失感。
 
食べ終えてしまったショックよりも、失うことで気付かされた魅力になぜか酔える時間帯。
 
美しい・・・。ぽっ。
 
 
ラーメンの椀は、しばしば宇宙に例えられたりもします。
でもこのR30細麺ハーフサイズの椀は、宇宙ではなく地球ですね。
 
宇宙のような自然の奇跡という偶然ではなく、地球という人間の知性とセンスで彩られた世界・・・。
狙い澄ました高度な必然性が存在します。
 
 
これ、冗談抜きで完璧です。
R35のスナッキーさや、R40、R50の個人技の走らせ方とも違います。
さらにはレギュラーR30太麺バージョンの、知的センスを意図的に前面に配したラーメンとしては変化球的なアプローチのものとも異なります。
進化系ラーメン店などという言葉がまるで相応しくない程に、あるべき料理の原理原則に軸足を投じた、この充実度の高さと主張の安定性は、理想の与党イズム、ブレない保守性をもった逸品とすら思えます。
 
太麺レギュラーが基本であることは百も承知ですが、敢えてめんりすとファン(←このブログの読者さんのほとんどですよねw)のようなアーティスライクな作風を好む読者には、このハーフサイズ細麺を推したいと思います!
 
正直言うと、私にはハーフサイズの細麺で試食を繰り返して作った作品だったとしか思えないくらいの、理路整然とした表情が感じられましたね。
このサイズでこの味だから伝わるものが、必ず感じ取れるはずです。
 

というわけで、クリスマスイブという聖なる日を、特にイベントもなく過ごされるという貴方のために私からだい~ぶ素敵な情報でした。

 
宇宙一美味しいミニラーメンを、とくと味わうべしっ!!
 

卓朗商店裏メニュー 背脂こってり醤油にたまごラーメン 麺固

めんりすと非公式ファンクラブ

 
FEAT 2011/XX/XX 20:42:03

裏メニュー① 背脂こってり塩くんたまつけ麺濃い目!!

裏メニュー② 背脂こってり醤油にたまごラーメン堅め!!

裏メニュー③ つけ麺の麺を細麺にチェンジさらに堅めで!!

 

 
迷った。
神がかって美味い塩くんたまラーメンよりも、実はこちらを高く評価してみた。
個人の好みは塩です。
素材の持つ風味が凛と保たれ、丁寧に複雑に仕立てられた淡麗ならではの魅力を、背脂のこってり感とともに堪能させる名作だと思います。
さらには麺の味わいも、塩ダレの中でキリッと姿勢をただし、スープの個性に馴染みます。
さらにはその締まりある食感から、同じく締まりを感じさせる穀物感が完全調和。
素晴らしい作品だと、断言できます。
 
が、
 
醤油もやっぱり美味いんだ。
醤油の方が、少し素材の複雑さは感じにくく、ラヲタ的には残念にも思えるのですが、このまとまりある個性は多くの方にとって親しみを覚える味わいに思えます。
知性や芸術性を強く感じる塩ラーメンよりも、より社交性と快活さを見せる醤油ラーメンの方が、その美味しさが伝わりやすく感じますし、逆にそのような味わいを「知性や芸術性に長けた料理人」が作為的に導いてきたという心地よい「してやられた感」もまた痛快であります。
 
というわけで、今回はそんな、ニッポンの醤油ラーメンの見本ともいえる名作を紹介です。
 
口当たりには豚の生命感ある旨味に溢れた油脂感を覚え、同時にトッピングされた背脂の持つ理路整然としたいくらか無機質な油脂感が舌の上にじわっと感じられます。
背脂の味わいを上空で後味まで持続させつつ、中域では豚の味わいの直後に一瞬魚介の個性を感じさせつつも、すぐに醤油の甘い味わいが支配的に。
醤油ダレの量が多いわけではないのですが、甘味が醤油の辛味を引き出すために、尖らないままタレの旨味でボディーが築かれます。醤油の個性からふわっと膨れ上がるのが鶏。
醤油ダレの味わいに絡むことで、鶏の照りを感じる甘い肉の味わいが、プリプリと張りをもって感じられます。
その鶏の個性は、香ばしさを出しすぎず、醤油の個性に染まりすぎないながらも、密度ある鶏の肉感を奏で、この旨味の圧力が無化調によって成されていることに驚きを覚えます。
後味では醤油がコクリと響き、締まりあるフィニッシュを、タレが導くキレのある旨味が示します。
美味かった~・・・、と、気を抜いた次の瞬間、真のフィニッシュはまだ先にあったことを思い知ります。
鶏の甘醤油仕上げな、全日本人が好む味わいがじわ~んと舌に溢れます。
なんつー、ジューシーな旨味!!
 
ネギの個性が鶏の味わいをすくっと立てています。
ネギだけでなく、いくらかニンニクか生姜も感じられるかも。
 
香味野菜が鶏の肉感からブヨブヨとした性格を排除し、鶏の密度ある旨味部分だけを滲ませてくる感じ・・・、堪らんです!!
 
醤油ダレが濃いという印象はまるでないのに、醤油ダレの主張がきっちり行き届き、さらには脂っぽい印象でもないのにきっちり芳醇系の味わいに仕上がっています。
 
塩に比べると、確かに細やかさや素材の豊富さをきっちり感じさせるものではありませんが、その整い方は秀逸。
けして濁ったり混沌としたりといった印象を見せず、いくつもの風味が一つのゴールに向かってまとまった味わいです。
それ故に、口当たりからフィニッシュまで、終始その味わいに厚みが感じられるのです。
 
大変失礼な例えをするならば、がっつり味の素を入れたスープかのようであり、しかし無化調という出汁となる素材が本物故に、その旨味がべたつかず、ヒリつかず、躍動感や快活さに溢れ、さらには若々しさと熟成されたコクを両有します。
 
鶏のぽこっとした圧力と弾力のある味わいを主体とするこの性格・・・、これは塩がみせる知的パズルの風合いとは全く異なるものでありました。
タレが違うと、ここまで味は変わるんですね。
ラヲタ的には、知識欲求的にも唸りに値するスープでありました。。
 
そして、麺!!
 
麺は塩ダレにより馴染むタイプと思えるものの、醤油ダレにおいてもその実力は十二分。
 
噛めば穀物の味わいを感じ、そこから甘味が零れる様に感じさせるのは、圧倒的魅力。
麺の甘味は塩よりも、むしろ醤油でこその個性でしょう。
 
煮玉子の個性もこれに馴染みます。
醤油ラーメンにおいては、くんたまよりもにたまご!!
煮玉子の持つ黄身の濃厚なコクを持つ甘味がどっとスープに絡むと、これが実に美味い!!
一方では、普通ならばスープの味わいを玉子が濁してしまうように思えるその展開、しかしこれが麺が持つ穀物の甘みによって実に整って感じられるから、あら不思議。
 
プロだ、プロフェッショナルなラーメンだ・・・。
 
トッピングのチャーシューも美味しいです。
タレによる味つけを強くせず、締まりある肉質から、肉のシンプルな味わいを覚えさせます。
そこに味が強いわけではないものの、濃厚さを印象付けるラーメンスープが、まるでチャーシューのソースであるかのように着飾ります。
 
きっちり食えるチャーシューです!!
 
この醤油ラーメンのクオリティーは格別ですね!!
これはもう、ガテン系にも、ジャンク派にも美味いと言わせる内容でありつつ、しっかり淡麗系や素材主義系のラーメン愛好家も唸る内容です。
 
鶏の味わいと醤油の味わいを軸としたニッポン人が愛する典型的性格のラーメンのゴール的な作品です。
 
以前にも食べているものの、2011ファイナルシーズンのクオリティーは驚きのバツグン具合じゃないですか??
特にラーメンにおいても、つけ麺においても、醤油系のレベルアップ・・・といいますか、最後の最後における味の調和具合が無敵の仕上がりです。
 
大変失礼ながら、以前にはちょっと不安定感を覚えるという印象を持ったこともありますし、醤油ラーメン、醤油つけ麺はバランスがちょっとなあ・・・とすこーしだけ思ったこともありましたが、ここにきて老舗名店がさらにブラッシュアップという印象です。
 
 
神奈川県の名店69さんと同様に、鶏と醤油の個性鮮やかにしながら、使われる素材の華やかさで彩るラーメンという印象を受けましたが、正直凄いぞ、卓朗商店。
旨味の洪水と評するに値するべき、天下一の醤油ラーメンだと思います!!
 
 
≪追伸:卓朗商店さんのラーメンは、使われている素材がメニュー表に載っているわけでもなく、何より創造性豊かな作りを感じさせるお店でありますが故に、私の舌が感じた素材が実際に使われているかどうかは不明です。でも漠然と書いちゃうとそれはそれで私の成長もないし、レビューの危うさもまた読者の方からみれば、レビュアーのスキルを判断する材料でありましょう。そんなわけで、素材などの情報には何ら根拠はないってことを理解して読んでくださいね、≫