色は私たちの日常生活を彩っています

被災地で使える色の心理効果の記事でも少しお伝えしましたが、
色には人に与える印象効果や心理的効果があります。
それぞれの色が持つ特徴や心身への作用を理解すれば
色を自在に使い分けることができます

凡例 +:プラスイメージ -:マイナスイメージ
赤 行動力と決断力のある活動的な人が好む

+アドレナリンの分泌を促し、元気になれる
-感情の起伏が激しく落ち着きがない印象
-感情的になりがちで支配力が強く表れる
橙 サービス精神が豊かで社交的な人が好む

+暖かみや親しみやすさ、若々しさをアピールできる
-使いすぎると下品でうるさいイメージ
-落ち着きがなく安っぽい印象
黄 冒険好きで天真爛漫な人が好む

+明るく外交的で陽気なイメージ
-幼児が好む色で甘えや依存心も表す
-子供っぽいイメージになりがち
緑 協調性とバランス感覚に優れた誠実な人が好む

+リラックス効果が高く、ストレスを和らげる癒しの色
-人との衝突を避けたい気持ちから周囲に合わせがち
-自己主張が弱く優柔不断な印象
青 理性的で自制心があり我慢強い人が好む

+誠実、冷静、思慮深さなど内省的な精神を表す
-常識的で堅苦しいイメージ
-孤独感、寂しさを表し、憂鬱な印象がある
紫 直感力に優れ感受性豊かで美意識の高い人が好む

+精神的な疲労を軽減するヒーリング効果もある
-情緒不安定、嫉妬、憂鬱などの心理状態を表す
-個性的な色なので使い方によっては下品で安っぽくなる
ピンク 愛情深く献身的で柔軟性のある人が好む

+女性ホルモンの分泌を高め美容効果が高い
-甘く優しいイメージで使い方によっては飽きが早い
-癒しの力を持っているため集中力の妨げになる
茶 慎重で堅実、頼りがいのある人が好む

+穏やかで安定した雰囲気がある
-自己表現が苦手で冒険心に欠ける一面も
-地味でありきたりな印象になりがち
グレー 控えめで用心深く、受け身なタイプの人が好む

+色みを持たないため意識の邪魔にならない
-あいまいで無個性、優柔不断
-機能的な反面、不安、不信、疑惑の印象がある
白 気高く、理想が高く、自己主張に欠ける人が好む

+色みを持たないため他の色を引き立てる
-汚れがないことから、不安や緊張を感じる
-人を寄せ付けない孤独な雰囲気や距離感を持っている
黒 意志が強く周囲に流されない自立心旺盛な人が好む

+威厳や力強さ、重厚感のあるフォーマルな色
-すべての色を覆い隠す保護色的な意味合いがある
-負のイメージが強く他を寄せ付けない雰囲気がある
※画像はお借りしています
上記を踏まえ、次回はシーンに応じた色の活用術をご紹介します
